「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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(タイ王国,中進国の罠、

2024-10-10 | ●北條語録
🔵 アジア諸国が、大東亜戦後直後、独立を果たしてから、80年になる。 戦争中からの独立国は、タイ王国1国だけ。当時のアジア地域は、アフリカと並ぶ欧米列強の大植民地だつた。 日本は、不幸にも前の世界大戦(大東亜戦争)に敗れたが、この敗戦を契機に、アジアの諸国が、相次いで独立する。 🔵そして、民族国家として発展を目指すが、57年前の1967年,東南アジア諸国10カ国によるASEAN(東南アジア諸国連合)を結成、経済の発展は当然の事ながら、平和を維持してきた功績は大きい。 国際協力銀行の調査によると、現在の東南アジア日系企業の最も有望な地域は、1位ベトナム、次点がインドネシアとタイだと言う。 🔵戦後のタイは、早くから多くの日本企業が進出,東南アジア最大の自動車生産,輸出国になったが、政治不信による相次ぐクーデターで、産業の首位をベトナムに譲る。しかしアジアでは、巨大な覇権国家中国が台頭、「一帯一路」と言う経済戦略で、東南アジア諸国に近づき、時にAseanの足並みも崩れがちだ。加えて中国の台湾侵略による米中の衝突気配、巨大人口国家インドの台頭、加えてロシアのウクライナ侵略などで、東南アジア諸国による戦後の自由経済構想が、またまた危機にある。戦後80年に及ぶアジアの平和と経済の歴史は、極めて貴重なだけに残念でならない。(Yama) ⚫️表題の写真は,タイの代表的な遺跡「スコータイ」から、(撮影,Yama) . . . 本文を読む
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