「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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(果たして日本は落ち目か?

2024-10-17 | ●中西語録
🔵「難しい時代になった。内に外に圧力や制約ばかり強まり,夢は次々に消されて行く。 しなやかに流れに任せるだけでは生きられない。よほど確かで、タフなモノがないと, 生き延びられないのではないか。(生き残りの条件,「人生の流儀」作家,城山三郎著) 🔵私が知る限り、タイ王国は、2000年以降でも、相次ぐ軍部のクーデターで、民主政治が阻害されて来た。タクシン前首相(現首相の父)は、2003年に首相に就任、2006年の国軍クーデターで政権を追われる。以来、軍事政権が続いた。 折しも国際NPO活動で、チェンマイ滞在中の私は、軍事クーデターで政権が一挙に崩壊する様子を具に体験した。 海外追放中のタクシン前首相や次女に よる長期にわたる苦闘で、やっと政治の覇権が民間に戻ってきた。 この間、政治家親子の雌伏の葛藤は如何だったか、推測するに余りある。 🔵南国タイは、戦後、ASEANの中枢メンバーとして、多くの日本企業を取り込み、アジア の自動車生産国として、経済的に台頭した。しかしこの15年間、軍事政権による 覇権的な外交で、時に中国傾斜も伺え、後進のベトナムに追随を許す事になる。 この度のタクシン親子の復帰で、今後いかに軍勢を駆逐し、民主的な王国支配と経済を取 り戻すのか、日本をはじめ自由世界は、注目している。 🔵いま日本では,予想外の総選挙で、核心なき政治家の独りよがりな行動が、多くの 国民を愚弄している。海外亡命を含め、雌伏15年、再起を果たしたタクシン親子の ような気骨ある国民政治家の出現が望まれる。来る27日の開票結果に期待を寄せたい。 (Yama) ●表題の写真、京都の名刹,醍醐寺の外門 (撮影・Yama) . . . 本文を読む
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