インストールしたいんだけど・・

　火曜日、塾のPCが壊れてしまった。買ってまだ２年ほどしか経っていないのに、電源を入れたら真っ黒。FUJITSUのロゴもWindowsのマークも何も出てこない。データのバックアップが取ってあったから、少しは安心だったが、それでもPCが壊れてしまうと二進も三進も行かなくなる。困ったなあ、どうしよう・・。
　結局は修理に出すか、新しい物を買うかのどちらかだが、こんな壊れ方じゃ、修理費もかなりかかるだろう。それならいっそ新しい物を買うか。でも、いったいいくらくらいで買えるんだろう、と思って、スマホで「富士通　わけありパソコン」と検索してみた。すると、「カールシステムズ」という会社が一番上に出てきた。

FUJITSU
【日本製】【大容量HDD】【マウス付】【テンキー付きキーボード】
富士通 LIFEBOOK A561/DX FMVXN4LO2Z
販売価格 ￥34,800 (税込)
スペック
　【CPU】Celeron B710(1.60GHz)
　【メモリ】2GB
　【HDD】320GB
　【ドライブ】DVDスーパーマルチ
　【液晶】15.6型(1360×768)
　【OS】Windows 7 Professional
　【Office】なし

なに？34,800円？？？嘘だろう・・。
余りの安さに目を疑ってしまったが、何度見直しても34,800円・・。しかも送料無料・・。これじゃあ修理に出すよりもきっと安いだろう。もう買うしかない！！
　
　というわけで、すぐに【購入】をクリックしてしまったが、水曜にはもう届いた。


　初期設定は自分でしなければならなかったが、何も難しくなく、あっという間に終わった。Windows7が入っているだけで、後は全くの空っぽ。ネットに繋がって、ワープロが出来れば十分だから、必要最小限のソフトを入れるだけでいい。Officeは2007年版があったのでインストールしたが、一番の問題は、虎の子とも言える「一太郎」のソフトが見つからないことだ。パッケージで買った物だから、CDがあるはずなのに、どこにもない。自室から塾舎の事務所まで、虱潰しに探してみたが、どうしても見つからない。また、「花子」のCDは箱の中に入っていたが、シリアルナンバーの書かれた用紙が見つからない。シリアルナンバーが分からないと、インストールができない。買った時点で、ユーザー登録がしてあればシリアルナンバーも分かっただろうに、横着なことに登録してないから、シリアルナンバーを教えてもらうこともできない。困った・・。「三四郎」だけはダウンロードでインストールしたものだから、シリアルナンバーも登録してあって、スムーズに新しいPCにインストールできた。よかった・・。

　折角PCが新しくなっても、「一太郎」で作った文章ばかりだから、このままソフトが見つからなかったら訂正や印刷ができない。それでは宝の持ち腐れになってしまう・・。本当に困った・・。困りすぎて苦しいくらいだ。

　なんとしてでも「一太郎」のCD、「花子」のシリアルナンバーを見つけ出さねばいけない。絶対に見つけるぞ！！

「春が来た」

　水曜の夜、塾生を送っていった帰り道、NHKラジオを聞いていたら、「春が来た」の演奏が流れてきた。聞くともなしに聞いていたら、いつの間にか歌詞を口ずさんでいた。

「春が来た　春が来た　どこに来た
　山に来た　里に来た　野にも来た」

そう言えばたしかに春がやって来た。今週になって日中はポカポカして気持ちがいい。春にはこの歌が一番だ。などと思いながら聞いていたら、まだまだ曲が続いていった。ということは、この歌には２番、３番があるということなのだろう。だけど、どんな歌詞だったっけ？思い出せない・・。
　このままでは気持ちが悪いので、塾に着いたらすぐにスマホで検索してみた。すると・・、

「春が来た　春が来た　どこに来た
　山に来た　里に来た　野にも来た

　花がさく　花がさく　どこにさく
　山にさく　里にさく　野にもさく

　鳥がなく　鳥がなく　どこでなく
　山でなく　里でなく　野でもなく」

ほお、こういう歌詞だったのか・・。春の訪れを最も象徴するのが、いろんな花の開花だろう。桜や桃、菜の花はこのブログにも載せたが、塾の入り口の花壇に植えたチューリップも今が盛りだ。

　
　そうそう、随分前からウグイスが「ホーホケキョ」とさえずっている。今年のウグイスは鳴くのが上手で、谷渡りまで披露してくれている。ゆったりした気持ちでウグイスの鳴き声を聞いていると、心が大きく広くなるような気がする。

　私もウグイスに負けないよう、「春が来た」を上手に歌えるようになりたい。練習してみよう。



　

レゴ・タウンホール

　タウンホールを作った。


　もうちょっと我慢しようかと思っていたが、こんな商品説明を読んでは、とても我慢できなかった。

「LEGOモジュラー・ビルディング・シリーズから最新作「タウンホール」の登場です。この古典的な3階建ての市庁舎の建物は、紋章の付いた大きな入口、時計台、建物内を見渡せる大きな天窓、背の高い鐘塔を備えています。
　1階は大ホール、税務署と講堂があり、町の住民にサービスを提供するのに最適です。エレベーターに乗り、2階にあがると市長のオフィスがあり、机、椅子、絵画、カエルの彫刻が机の上に飾られていてバルコニーも付いています。
　3階には広々とした会議室、大規模な会議用テーブル、椅子、地球儀と観葉植物が飾られています。市長、秘書、新郎新婦、新聞記者、管理人、子供×2人、合計8体のミニフィギュアが含まれています」

　この立派なタウンホールをここまでコンパクトに纏められる能力は大したものだと思う。組み立てている間は、どこがどんな部屋なのか、意識せずにいたので、こうやって建物の構造を教えられると、「ああ、そうなのか・・」と改めてディテールに凝った造りに驚くばかりだ・・。

　これで、歴代のモジュールハウスは７棟すべて揃ったことになる。廃盤になったものが多くて集めるのにかなり苦労したが、こうやって眺めていると、そんな苦労も吹き飛んでしまうほど、嬉しくなってくる。




「いいなあ、本当に・・」
しみじみ思う。

　これからもずっとモジュールハウスは発表されていくだろうが、それを待ちきれない私は、自作のモジュールハウスを組み立ててみたいと思うようになった。さすがに一から設計するのは私の能力を超えているので、市販されている建物をベースにして自分のオリジナルを加えていきたいと思う。果たしてそんなことが私にできるかどうか、心配なところであるが、少しずつ実現していきたいと思っている。

　

桃と梨（２）

　日曜日に伯母の家に行ったら、「桃を見に行こう」と誘われた。「ええ？今頃だったっけ、去年行ったのは？」「そうだよ。ちょうど一年前」「へえ・・、もう一年経つのか・・」
　調べてみたら、このブログの記事にしたのが去年の４月１９日。花の咲く時期は決まっているから、季節が巡ってくれば咲くに決まっている。今年は寒い時期が長かったから、桜が一段と綺麗だが、桃や梨の花はどうだろう。楽しみにしながら、去年と全く同じ場所に行った。

　着く早々、桃のピンクと梨の白が一面に広がっている光景に圧倒されてしまった。去年も同じ光景を見た筈なのに、今年の方が遙かに艶やかだ。

　

　


　伯母が言い出さなかったら、この壮観を見落としていたことだろう。大正１５年生まれの伯母だが、全く矍鑠としていて、この先何年もこの桃と梨の一大パノラマを見ることができそうだ。ずっと元気でいてほしい・・。

　昼ご飯を食べた帰り道、菜の花が咲き誇った畑を見つけた。


　

　黄色も春らしくていい。

やっぱりこの桜！

　日曜日、なんとか晴れてくれたので、先週行った公園へまた出掛けた。先週は妻と二人だったが、昨日は愛犬・太郎も一緒。最近妻が「暴れん坊の犬もこれを装着すれば大人しく歩くようになる」という優れ物のハーネスをネットで買ったので、以前と比べれば格段にお利口な犬との散歩になった。人間で言えば、拘束着のような役目を果たすのか、嘘のように散歩が楽になった。

　
　それでもやっぱり気を使う。公園には小さな子どもたちがたくさんいたので、妻と私のどちらかが常に太郎の近くにいた。

　風が吹くと花びらが舞ったが、花見のできる最後の日曜とあって、私も妻もビールの缶を片手に持って、心ゆくまで桜を味わった。

　
　ああ、春なんだな・・という実感で嬉しくてたまらなかったが、やっぱりこの桜を愛でなければ、過ぎゆく春を送るわけにはいかない。


　素晴らしい！！！！！

お願い！！

　レゴの魅力に取り憑かれて、身動きがとれなくなっている私であるが、ますます深みにはまりそうなサイトを見つけてしまった・・。
　「LEGO LEAKS－－レゴの情報を一気に報告。レゴの新製品やニュース・作品・レビュー・Amazonの安売り情報などを載せています」
　そこに載っていた一枚の写真が私を虜にしてしまった・・。


　sonicstarlightという人の『 Bricklyn Borough Courthouse 』というモジュール作品だ。内装も素晴らしく、見ていてうっとりしてしまった。こんな素敵な建物を自力で作れたらいいなあ・・、と思いながら、何枚かの写真を見ていたら、この作品がCUUSOOに出品してあるとの記述があった。でも、CUUSOって何だ？・・・調べてみた。

「CUUSOOって何？」
1.投稿してみよう
　プロジェクトを作って、みんなの意見を聞いてみよう。
2.サポーターを１万人集めよう
　サポーターを1万人集めると、LEGO があなたのプロジェクトの商品化を検討します。あなたのアイデアが発売されるかも？
3.ロイヤリティーをもらおう
商品化が決まったプロジェクトの提案者は販売の正味売上の1%ロイヤリティーがもらえます。

　ＨＰにはこんな説明があった。実際商品化された作品も幾つかあるようだ。それなら、このCourthouseも商品化されればいい。早速サポーターになってみた。
　だが、まだまだサポーターの数は少数で、私が１８０人目だった。これでは野望達成までかなりの時間がかかってしまう。そこで、このブログの訪問者の方々にサポーターになって頂けないか、お願いすることにした。

１．ここをクリックする。
２．「新規登録」または、「sign in」をクリックして登録画面にいく。
３．必要事項を記入して、サポーターになる。

難しい手順は何もないので、是非ともサポーターになって頂くよう、切にお願いいたします。このブログを訪問されたのが運の尽きだと思って、何卒よろしくお願いいたしまする。

観桜

　土曜は天気が崩れ、満開の桜は木曜が見納めになる、そんなことを妻が教えてくれたので、ならば、と定光寺へと出掛けた。紅葉の名所としては名高いが、果たして桜はどうなんだろう、と少し心配しながら出掛けたが、そこそこ見応えがあって楽しめた。

　
　
　
　
　
　
　
　

　今年の桜は一気に咲いて、一気に散ろうとするのか・・。まあ、それも潔いかもしれないが、散るのは日曜まで待ってくれないかなあ・・・。

掃除機（３）

　火曜日、塾の教室の掃除をしていたら、突然掃除機の音量が大きくなった。と、同時に白煙が掃除機からわき上がってきた。
「わっ！！」
と叫びながら、慌ててスイッチを切ったが、焦げついたような臭いがしてきて、掃除機のモーターが焼けてしまったのは明らかだった・・。
「ダメだな、こりゃあ・・」
直感的に掃除機の終わりを悟ったが、思えばもう１０年以上も使っている掃除機だけに、これまでよく頑張ってくれた、と労をねぎらう気持ちが胸に広がった。
　だが、そんな感傷も束の間、この掃除機の代わりをどうにかして見つけなければならない、と切羽詰まった気持ちになった。教室の掃除は毎日しなければならない。その日の掃除はほとんど終わっていたからいいものの、代わりがなければ翌日の掃除から困ってしまう。どうしよう・・。
　いつもの電器店は、翌日の水曜日は定休日だ。ヤマダ電機とか量販店に行っても、今まで使ってきた日立の「ＣＶ－Ｇ１」が在庫としてあるかどうかも分からない。塾の掃除機はこれから先もずっと「ＣＶ－Ｇ１」にしていきたいから、現物が置いてないと困ってしまう。どうしよう・・。量販店のいくつかに電話して訊いてみようか・・。
　「そうか、アマゾンで調べてみるか」
と突然思いついたので、スマホで調べてみた。すると・・。
　何と２万円ちょっとで在庫があり、注文すれば木曜日には着くことが分かった。一日くらいなら、家の掃除機を借りれば凌げる・・・、そう思ってすぐに注文した。送料無料だし・・。


　さすが、アマゾン、約束は必ず守る。木曜日の夕方、届いた。梱包を開けてみたら、今まで使ってきたのと寸分違わぬ物が出てきた。



　実は家の掃除機もこの「ＣＶ－Ｇ１」。耐久性に優れているのを見た妻が、家用に買ったのだ。そこで、この新しい物を家に持っていき、家の物を塾で使うことにした。せっかく新品で綺麗な掃除機に、チョークの粉を吸わせるのは忍びないと思ったからだ・・。
　早速家の物と交換してきて使ってみたが、やはり吸引力が違う。家の物も５年以上使っているものだが、それでも１０年以上使った物とは比べものにはならないくらいよく吸う。これでしばらくは掃除をするのが楽しくなるかもしれない・・。



　

雨の「情」

　昨日の朝、目が覚めたら雨が降っていた。しかもかなりきつく・・。
「満開の桜にとっては無情の雨だな・・」
などと思った瞬間、
「いや、非情の雨なのかな・・」
と寝起きの頭で混乱してしまった。
「こんなときは広辞苑だろう」
と、調べてみた。

『無情』・・①なさけ心のないこと。情愛のないこと。「－の雨」

こんな用例が書いてあっては、「無情の雨」という言い方が正しいのは分かるが、では、「非情」とはどういう意味なのだろう。

『非情』・・①喜怒哀楽の情がないこと。また人間味や思いやりのないこと。「－な仕打ち」　
　　　　
なるほど、程度の強さで言えば、『無情』＜『非情』なんだな。ジャンバルジャンが「ああ、無情！！」と天を仰いだかもしれないが、「ああ、非情！！」とまでは言わなかったような気もする。この辺りが２つの言葉の意味することの境目かもしれない・・。

　では『薄情』は、どうだろう。これも、正確にはどういう意味なのか調べてみた。

『薄情』・・義理・人情にうすいこと。愛情の薄いこと。心の冷たいこと。

つまり、『薄情』＜『無情』＜『非情』なのかな・・。でも、「薄情な雨」とは言わないよな・・。
(因みに『酷薄』というのは、「むごく薄情なこと」らしい・・）

と言うことで、「無情の雨」に晒された桜の木の写真を撮ってみた。

　
　急に暖かくなって一気に咲いただけあって、一回の雨くらいじゃ簡単に散りはしないようだ。それとも雨にも『情』があるのかな・・。

ダルビッシュを見ながら考えたこと

　昨日の朝、目覚めて、ダルビッシュのデビュー戦を録画予約しようと思って、番組表を開いて驚いた。てっきりＮＨＫ・ＢＳで放送するものだと思っていたら、総合テレビで生中継の予定・・、ＮＨＫも気合いが入っているな、と感心した。まあ、あれだけ鳴り物入りでメジャーに移籍したのだから、デビュー戦が衆目を集めるのは当然のことだから、「皆様のＮＨＫ」としては当然の処置なのかもしれない・・。

　だが、ダルビッシュの予想外の大乱調で、試合としては随分大味な展開になってしまった。初回と２回に計５失点したものの、味方の打線が爆発して結局は勝利投手・・。何と評価したらいいのか分からない結果になってしまった。

　もちろん、イチローとの対戦、川崎との対戦、といった興味深いシーンも多々あったが、どうしてだろう、思ったほどワクワクしなかった・・。

　
　シーズンが開幕して、メジャーの試合ももう何試合か見たが、ただただ傍観しているだけで、まったく身が入らない。それなりに面白い試合が多かったが、グッと身を乗り出して見入ってしまう、などということはなかった。
　言うまでもなく、それは松井がいないからだ。確かに松井がいなくても、メジャーリーグには何らの影響もない。シーズンが始まってからは、松井の動向などまるで報道されていない。もう完全に過去の選手のようだ・・。メジャーのどの球団からもお呼びがかからないのだから、それも仕方のないことだろう。しかし・・

　どうにかして松井にピリピリする緊張感をもう一度味あわせてやりたい。ダルビッシュの球を打たせてやりたい。昨日の試合でも、イチローじゃなくて松井が打席に立っていたら、私の頬は引きつっていたことだろう。松井とともに打席に立ち、松井とともにピッチャーを見据え、投げられる球に集中する・・・、あああああ！！！もう一度あの高ぶりを味わいたい。

　私にそれを可能にする力があったらなあ・・。