goo

タイヤ交換のトラブル!

 雪に備えて昨日一台の車をスタッドレスに交換したのに続いて、今朝もう一台交換しようとしたら、なんとハブが折れてしまった!





 慌てて車屋に電話したら部品交換にしばらくかかるとのこと。
 続けて保険屋にも電話したら、レッカーを頼んで車屋まで運んでもらい、レンタカーを借りるまで保険で面倒を見てくれるらしい。一安心。
 
 少し待ったら、レッカー車が来て車を持って行ってくれた。



 車屋も保険会社も迅速な対応をしてくれて本当に助かった。でも、朝からバタバタして疲れた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAF

 一昨日、生徒を迎えに行くためにバスを運転していて、方向を変えようと空き地にバックで入った。何度かやっていることなので、何気なく前に出ようとしたら、後輪がスリップして出ない。えっ??と思ってもう一度アクセルを踏み直しても空回りするだけで、どうにもならない。おかしいなあ、と思いながらバスを下りて確認したところ、前輪が浅い溝にはまっていて、それを乗り越えられないでいるのが分かった。「何でこれくらいの溝を乗り越えられないのか?」と訝しく思いながらも、動かないものはどうしようもない。すぐに電話を取りだして、妻を救援に呼ぶことにした。
 電話を終え、もう一度バスに乗り込んだら、後ろに乗っていた小学生の女子たちが大笑いしている。「参ったなあ・・」と私が言うと、さらに大爆笑。「迎えが来るから君らはそれに乗って塾に行って・・」と言いながら、もう一度アクセルをふかしてみたがやっぱりダメ・・。「仕方ない、JAFを呼ぶか・・」と会員証を取り出して電話してみた。
 状況を説明し、場所を告げたところ、「あいにく今日は混み合ってまして、そちらに着くには40~50分かかります」といオペレーターの人が教えてくれた。「分かりました、待ってます」と言って電話を切って少し待ったら、妻が別の車でやって来た。
 「悪いね・・。JAFに電話したら、40~50分で来てくれるって」
 「そう。じゃあ、私がここに残って、JAFの人が来たら電話する」
 「そうしてもらえると有り難い、すまない」
と、妻が乗ってきた車に生徒を乗せて、塾に向かった。

 何とかいつも通り授業を行っていたら、6時少し前に妻からJAFの人が来てくれたと電話があった。そこで、生徒たちには「10分くらいで戻ってくるから、その間しっかり勉強しているように」と言っておいて、現場に向かった。
 もう日が暮れていたので、JAFの車の明かりがまぶしいくらいだったが、これで車が出せると思ったら、ほっと一安心した。すぐに妻と交代して、先に塾に戻ってもらった。


 JAFの人がウィンチを使って簡単に出してくれたから、あっけないほどだったが、その時ほどJAFに入っていてよかったと思ったことはなかった。
 「今回は無料です。また何かあったらいつでも連絡して下さい」と言われたが、もう二度と迷惑をかけないようにしようと心に念じた。「本当にありがとうございました」と深々とお礼をしてその場を去った。

 塾に戻って、生徒たちに、「迷惑かけたけど、無事バスは戻ってきたよ」と告げたら、全員がにこやかにしてくれたので嬉しかった。子供たちにも迷惑をかけたから、二度とこうしたことを起こさないよう、今までに増して安全運転に注意していこうと思う。

 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

接触事故

 7時から授業が始まる中3生をバスで迎えに行って、塾に戻ってきたところ、いつも自転車で来る一人の塾生(Aくん)が自転車置き場の辺りで自転車をかまっていた。
「どうした、もう授業だぞ」
と私が声を掛けると、
「僕、今そこで事故ったんすよ」
「なんだって?」
「車とぶつかったんです。吹っ飛びました」
「ケガは?」
「手が少し痛いだけで・・」
「他は?」
「他に痛いところはないス。でも、自転車がおかしくなったみたいで」
「ケガしてなきゃいいけど・・。相手は?」
「車から降りてきて『大丈夫?』って訊いてきたから、『大丈夫』って答えました。そしたら、ブーッと行っちゃいました」
「だめだよ、そんなの。相手の名前とか訊いたの?」
「訊いてないッス。でも、そこの工場の名前がついた仕事着着てたし、車のナンバーも覚えているから」
「それならいいけど・・。よし、オバさん呼ぶから、オバさんに状況を話してくれ」
と妻に電話で事情を手短に話して、すぐに来てもらった。
「もう授業だから教室に行くけど、この子の家に電話して、来てもらってくれ」
「それもそうだけど、警察に届けるべきだよ」
「う~~ん、そうだよなあ。きちんとしといた方がいいに決まってるよなあ。じゃあ、すぐに電話して。Aくん、伯母さんと警察の人が来たら、状況を話してくれよ」
と言い置いてから、私は教室に入った。教室ではAくんの友だちたちがガヤガヤと話していたが、取りあえず授業を始めた。

 10分ほど経ったら、パトカーが2台もやって来た。さらにもう一台警察のワゴンも・・。そしてAくんのお母さんも駆けつけてきた。
「何だかすごいなあ」
 生徒たちも気になるようで、いつもよりも勉強に身が入らない。ちょうど中間試験の終わったばかりの生徒が大半で、少し気が抜けているのも仕方のないとは思ったが、それではまだ試験が終わっていない生徒たちに迷惑がかかるから、いつも以上に気を引き締めて授業を行った。

 かなり事情聴取や実況見分に時間がかかったようで、Aくんが教室に戻ってきたのは、8時半過ぎだった。
「もう今日は帰れって、お母さんが言うから帰ります」
「そのほうがいいな。で、相手は見つかったのか?」
「僕の覚えていたナンバーが違ってたみたいで、今のところ見つかってないみたいです」
「そうか。もし、どこか痛くなったら、すぐに医者に行けよ」
「分かりました」
と言ってAくんは帰っていった。まずは、大きなケガがなくてよかった・・。

 後で、事情聴取に立ち会っていた妻から聞いたところ、道路の三叉路で出会い頭にぶつかったのだそうだ。Aくんも飛び出し気味だったようで、警察の人から注意されていたそうだが、それにしても、自転車と接触事故を起こして、簡単に様子を訊ねただけで、離れて行ってしまった運転手も、ちょっといい加減すぎる。いくら子供が「大丈夫」と言ったところで、親に連絡するとか、自分の連絡先を教えるとか、もう少し親身な対応をしなくてはいけないだろう。明日になればその運転手を警察が見つけてくれるだろうが、猛省してもらいたいと思う。

 しかし、私にもいつこうした場面が起こるかもしれない。その時に慌てないだけの心づもりはしておくべきだろうが、それよりもそうした事故を引き起こさないよう、今までにも増して交通安全に心掛けなければならない。


 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バカネコ

 昨日の朝、出掛けようと外に出たら、カラスがギャーギャー鳴いていた。うるさいなあ、と思いながら、鳴き声のする方向を見てみたら、何だか変なものが目に留まった。
「何だ、あれは??」


 崖に生えている枯れ木の枝に何か白い物が留まっている。じっと目を凝らしてみたが、何だかよく分からなかった。思わず写真は撮ったものの、正体が分からぬままだった。
 すると、そこへ先ほどから鳴いていたカラスが飛んできて、枝に止まった。やたらギャーギャー鳴き喚きながら、その白い物に近づいて行く。すると、その白い物が動いた!!
「えっ??ネコ??」


「おい、あれってネコだよな??」
ちょうどやって来た妻に向かって訊ねると、妻もじっと目を凝らして、
「そうだね、ネコだね」
「何やってるんだろう?」
「カラスが怒ってるよね」
その瞬間カラスがネコに向かって攻撃を仕掛けた。



 何度か連続攻撃をしかけるうちにもう一羽も飛来して、二羽で攻撃をしようとする。
「巣でもあるのかなあ・・」
妻はそう言ったけど、あんな所にカラスが巣をかけるとは思えない。何なんだろうなあ、と不思議に思いながら見守っていたら、案外淡泊にカラスは二羽ともそこから飛び立ってしまった。
「あのネコ、全然仕返しせずに、じっとしていたね」
「そうだな、動けないんじゃないのか、ひょっとしたら」
「木に登ったのはいいけど、下りられなくなったってこと?」
「そうかもね、ただのバカネコ・・」

 そう思ったら、情けなくなって、ネコのことなどどうでもよくなってしまい、妻と出かけたのだが、1時間ほど経って戻ったときにもまだ木の上にいた、ほぼ前のままの状態で。


「やっぱり下りられないんだね」
「ネコのくせになあ・・」

 そのままこのネコのことなど忘れてしまったが、夕方ふと思い出して、崖の方を見たら、ネコの姿はなくなっていた。
「腹が減りゃ、どうしたって下りるよなあ、やっぱり・・」

しかし、カラスはなぜあのネコを攻撃したんだろう。からかっただけなのかなあ・・。
  
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空中の靴

 パイナップルにやられた土曜日、午前中はまだ元気だった。その時に見つけた異様な物・・。


 いつも通っているのとは違う道を行ったところ、交差点で「??」と思った。
「何だ、あれ??何かがぶら下がっている・・」
 電線に何かがぶら下がっている。近づいていって、目をこらしてみて驚いた。
「靴だ!!」


 スニーカーのひもが結ばれて、電線にひっかっかっている。風に揺れている・・。
「先生、向こうにもあるよ!」
 乗っていた小学生が反対方向の電線を指さした。


 こちらも同じように靴紐が結ばれて電線にぶら下がっている。
「ダメだろ、こんなことしちゃ・・」
と思いながらもブロガーの浅ましさ、スマホをとりだして写真に収めてしまった・・。

 この交差点の近くには野球場があるから、そこを利用する人たちが戯れに使わなくなったスニーカーを投げ上げて電線に引っかける遊びでもしたのかな、と思ってもみたが、どんな理由にせよ、これはよくない。早めに撤去した方がいいだろうが、こういう場合はどこに連絡したらいいんだろう・・。

 などと心配したのものの、パイナップルにあたってしまって、今日の今までこの靴のことなど忘れていたのだから、やはり人間は健康が第一!!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当て逃げ・・

 当て逃げをされた・・。
 
 バスで生徒の送迎をしていたとき、緩いカーブの先にセンターラインをオーバーしてフラフラと走ってくる軽自動車が見えた。危ない!と思ってブレーキをかけて止まったが、その車はバスの横を通っていった。すぐに、ガガッという衝撃音とともにバスが揺れた。わあ!!ぶつかった!!と、振り返ってその車を見たところ、止まることなくゆるゆると走り続けていった。えっ?逃げるつもり??すると、その車を追いかけるようにして、一人の男の人が猛スピードで走って行った。
 何だこれは??と訳の分からぬまま、座席に座っていた生徒2人に「大丈夫?ケガしてない?」と訊いてみたところ、「何ともないです」という返事が返ってきて、ホッとした。で、すぐにバスを飛び降りて、ぶつかった箇所を調べてみた。あああ!!!右のテールランプが割れている・・。破片が道路に飛び散っている・・・。すぐに破片は拾い上げたものの、これから先どうしたら良いのだろう・・。警察には通報しなければならないが、今はそんな時間がない。2人を家まで送り届けねばならないし、バスを待っている生徒も何人かいる。グズグズしている時間はない、すぐにバスに戻って、生徒を迎えに行った。
 2人目を乗せた後はUターンし、もう一度事故現場を通ることになっていたので、何か新しい展開があるかもしれない、と思っていたところ、現場近くで先ほど走って行った男性らしい人がとぼとぼ歩いているのが見えた。
「さっき追いかけていった方ですよね」
窓を開けて話しかけた。
「ええ。でも、逃げられちゃいました・・」
「そうですか・・」
「どうされます?」
「私は生徒を送っていかなきゃいけないので、このまま行きます。何かあったら塾の方に連絡下さい」
「分かりました」
とだけ話して、バスを出発させた。
 途中、生徒が下りたところで妻に電話した。
「ぶつけられちゃった」
「ええ??大丈夫?」
「うん、みんな大丈夫」
「それは良かった」
「でも、逃げられた。当て逃げされた・・」
「えっ?何それ?」
「己も意味が分からん・・」
「塾に戻ったら警察に電話しなきゃ」
「うん、そうする」

 塾に戻って、授業の段取りを補助の先生に指示しておいてから、警察に電話した。一通りの状況を説明したら、塾の方まで警察官が出向いてきてくれることになった。ちょっと面倒なことだが、泣き寝入りをするのも癪に障るので、パトカーでやって来た警察官に自分の知る限りを全て話した。
「ナンバーが分かっていればすぐなんですけどね」
「気が動転していたのか、まったく見てないです。すみません」
「いえ、いえ、車の色は分かりませんか?」
「白かクリーム色だと思いますけど・・」
「そうですか?バスの車体に青い塗料が残っているし、ぶつけられたもう一人の人も青っぽかった、と言っているんですけどね・・」
「へえ・・、そうなのかな・・。そうかもしれませんね」
白っぽいのは別の車だったのかな、と段々自信がなくなってきた。あやふやだああ・・・。

 



 警察は、ぶつけた人を見つけ出すのは難しいと言っていた。やられ損なのかなあ・・。ああああ、腹が立つ!!!!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気をつけねば!!

 「ボーッとしながら運転しているからだわ」
と妻に怒られた昨日の顛末・・。

 一人の生徒を乗せて、次の生徒の所へ向かう途中、信号をまっすぐ行かねばならないのに、うっかりして右折してしまった。すぐに気づいて、細い道を左折して、いつもの道へ戻ろうとしたのだが、道が真っ直ぐで曲がれない。仕方なくどんどん走って行ったら、ちょっとした坂があって、上り切ったところで右か左に曲がるようになっていた。これで行けるかな、と思いながら上って行って、左に曲がろうとしたら、行き止まりになっていた。慌ててブレーキを踏んで、じゃあ、右か、と思って右折したところ、なんとそちらも行き止まり、何てことだ・・・。

 

 仕方なくバックして右に下りていこうと思った。


 しかし、いざ下りていこうと思ったら、道が狭い!!上ってきたんだから下りられる筈だと思ったが、どうも行けそうにない。しかもカドにポールが立っていて、それが微妙に邪魔・・。どうしよう?
 思いっきり左に寄せて、右折すれば行けるかな、と思ったが、さすがにマイクロバスは長い。左のバックミラーが石垣に摺りそうになるほど大きく曲がったはずなのに、右の後輪の辺りがポールに当たりそう・・。いや、もうくっついているのがバックミラーで分かった。

 

 普段は手足の延長のように乗りこなしているバスなのに、この時ばかりは巨大な鉄の塊に見えた。このまま行ったらポールに摺るだろう。かと言ってこんなにギリギリでは、バックしても同じようなことを繰り返すだけだろう。途中で摺るかもしれない。それならいっそのこと多少傷ついても、前進した方がここから抜け出せる可能性が高い。もう、一か八かだ、進め!!と度胸を決めてアクセルを踏んだ。
 

 ギギギギッ-といやな音がしたが、何とか抜け出せた。左のバックミラーも、石垣に押されてアサッテの方向を向いたものの、損傷していない。何とか助かった。乗っていた生徒も心配そうだったが、無事脱出できて、ホッとしたようだった。
「御免ね、心配かけて」
と言いながら全身から冷や汗が滲み出てくるのを感じた・・・。


 塾に戻って確かめたところ、後ろのバンパーから後輪の上辺りまで、細くて深い線が1.5m程刻まれていた。もっとへこんでいるかと思ったが、釘でひっかいたような傷だけだったから、安心した。これなら白色のペイントを買ってきて塗ればさほど目立たないだろう・・。先ずはよかった。

 この話を塾が終わってから妻にしたところ冒頭の叱責となったわけだが、妻の言うとおり、もっともっと集中して運転しなければいけない。今回はこれだけで済んだが、運がよかっただけだ。心から反省して、二度とこうした失敗をしないようにしなければいけない!!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外来種

 塾が終わって、ちょっと休憩した後、妻を誘って散歩に出掛けようとしたところ、塾舎の辺りに生徒が何人かいた。
「何やってるんだ。早く家に帰って試験勉強しろよ」
と言ったところ、一人が
「すごい物が捕まったんですよ。これ」
と言いながら、黄色いゴミ袋を差し出した。二重になっているのか、中身は見えないが、膨らんでいてなにか大きな物が入っているようだ・・。
「何だよ?」
「ほら、先生」
と袋を渡そうとするので、
「いらんわ」
と後ずさりしたら、みんなで大笑いする。
「先生、びびってる!」
「当たり前だ。正体の分からない物なんかいらんわ。何なんだ、それ」
「ヌートリアですよ」
「ヌートリア?」
「知ってますか?」
「ああ。ネズミの大きい奴だろう?」
「そんな感じですけど」
「お前らが捕まえたの?どこで?」
「その川です」
「どうやって?」
「タモですよ」
と言って、昆虫採集用のタモを見せた。
「そんな物でよく捕まえられたな」
「まあ・・」
捕り物の詳しい様子は聞かなかったが、やっぱりどんな生き物なのか、直に見たい。カメラをとってきて、袋の中のヌートリアを撮った。


観念したのか、袋の中でじっとしている。だが、油断はできない。なんと言っても野生の動物だから・・。

 生徒の一人の父兄が市役所に電話したところ、「外来種だから逃がさないで欲しい、月曜になったら係の者が取りに伺うから」というような返事をもらったそうだ。
 因みに、ヌートリアとは、
【南アメリカ大陸のブラジルからアルゼンチンに分布する大型のネズミの仲間。体長は50~70センチ(尾含む)、体重は5~15キロ、草食性で主に河川等の水辺に生息する。もともと日本列島に住んでいた動物ではなく、1930年頃から軍服用の毛皮獣として輸入、飼育されるようになり、その一部が逃げ出して現在のように西日本を中心とする各地で見られる様になった】

とのこと。環境省の「指定特定外来生物」なのだそうで、防除対象になっているらしいが、私が野生の物を見たのは初めてだった。こんな物が家の近くの川にいるなんて思ってもみなかったからビックリした。これからは注意してみよう・・・。(でも、私に捕まえられないだろうな・・)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破損!!

 父はこの一年で体重が10kgも増えた。退院後、畑仕事にも何故か身が入らず、あまり動くことの少ない毎日を送っていたが、長かった冬の間は特に一日中部屋でタバコを吸いながらテレビを見て過ごすことが多かった。それでいて、食欲は旺盛で三食ぺろりと平らげた上に、お菓子などをつまむことも多かったから、それくらい体重が増えても不思議ではない状態だった。だが、いくら何でも増えすぎだろうと心配した、ケアマネージャーさんが、強制的に運動させるよう、週に1回リハビリ施設に通うように手配して下さった。さすがに父も行けないと思ったのか、文句も言わずせっせと通うようになった。もちろん週1回では大した効果はないかもしれないが、これ以上体重を増やしてはいけないという意識を持つことは大切なので、このままずっと通って欲しいと私たちは思っている。
 それに伴って、家でも徐々に動くことが多くなってきた。先週末から、車庫のトタンを張り替えようと、コツコツ作業をし始めた。
「危ないから気をつけてよ」
と釘は刺しておいたが、自分ではまだまだやれるつもりがあるだろうから、適当なところで済ますことはたぶんできないだろう。張り切るのはいいが、ケガなどしないよう祈るばかりだ・・。

 そんな父の様子を見に、朝起きて車庫の所まで行ったら、父が作業を始めていた。すると私に気づいた父がニヤニヤしながら、車庫の横を指さした。
「?」
と思いながら指の差す方を見たら、何と・・。


 焼却炉が壊れている!!
 これは父が10年以上も前にレンガで作った焼却炉だが、少しばかりのゴミを燃やすのには重宝している。その焼却炉が何で?
まさか昨日の強い風が原因でもないだろうし・・。
「どうしたの?」
「空き缶集めの車がぶつかった」
「えっ?どうやって?」
「バックしてきて・・」
「で、謝った?」
「すみません、すみませんって何度も言ったぞ」
「それは当たり前だけど・・」
「余分な仕事が増えたなあ・・」
と言うものの、父はニコニコしている。ぶつけた相手のことなど全く気にしていない。ただ、どうやって焼却炉を建て直そうか、ということしか頭にないようだ。
「大仕事だな」
「そうだけど、ゆっくり直してよ。無理しちゃダメだよ」

 果たして私の言うことを聞くだろうか・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩酸

 学年末試験のために化学の勉強をしていた女子高生が、
「潮解と風解の違いは何ですか?」
と質問してきた。私は、
「潮解っていうのは、物質が空気中の水蒸気をとりこんで自発的に水溶液となる現象のことで、風解というのは、ある種の水和物から全部または一部の水が失われる現象のこと。簡単に言えば、潮解と反対の現象・・」
と答えたが、ふと思いついて、
「潮解を起こす代表的な物質は水酸化ナトリウムだけど、水酸化ナトリウム見たことある?」
と訊いてみた。それに、
「写真とかならありますけど、実物はないです」
と生徒が答えたものだから、
「じゃあ、見せてあげるよ。空気中に置いておくと、本当にドロって解けた感じがしてくるから・・」
そう言って、事務室にある流し台の奥にしまってあるはずの水酸化ナトリウムを探しに行った。
 昔、小学生と「酸とアルカリ」の勉強をするときに、アルカリの代表として薬局で買った物があるはずだが、と思いながら探してみたが、どういうわけか見つからなかった。捨てた記憶はないけどなあ・・とちょっと不思議だったが、その代わりに「塩酸」がしまってあったのを見つけた。そう言えば、これも勉強のために薬局で買ったものだった。


「水酸化ナトリウムはなかったけど、塩酸ならあったよ」
と見せたところ、ギョッとした顔をした。そりゃあ、塩酸だもの、強酸だもの、危険だもの・・。
「ずっと昔に薬局で買った物だけど、危ないよね。処分した方がいいよなあ・・」
 と言っても、こんな劇薬、勝手に処分してもいいのだろうか。授業が終わった後、ネットで検索してみた。 

「大量の水の中に塩酸を入れて流してしまえば,実用上の問題は生じないと思います」

あれこれ書いてあったが、結局は大量の水とともに流してしまえば大丈夫みたい。
そこで、トイレのにある洗面台の蛇口を開きっぱなしにしておいて、少しずつ塩酸を流していった。
「ひょっとすると危険かな」
とびびりながら、作業を進めたが、時々白い煙が微量出て来ただけで、案外楽に流し終えることが出来た。一安心・・。

 でも、後で塩酸の管理方法について、次の様な記述を見つけて少し驚いた。
「塩酸は保存に気をつけないといけませんね。容器からわずかに揮発する塩酸ガスによって、付近の金属製のものが全てさびてしまいます」
塩酸を長い間しまっておいた流しの中にあった金属物が、やたら錆びていたのは、そういう理由だったのか・・。さすが、「劇薬」だ・・。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ