親も、先生も、子供達の将来の為、心に鬼一匹を。 950話目 2017-08-21 07:17:54 | 法話 今日だけは、と奥様の懇願で主人、会社を休み学校へ。教室では授業中なのに生徒は席を離れ勝手放題、参観母親達は井戸端会議。見兼ねた主人廊下から「こんな授業見に来た訳じゃなかぞ」と一喝。頭を下げに来た先生に「モンスターは弱者にしか文句は言わん。親の顔色伺うよりも子供の将来を第一に」と。
10年経てば人の考え方は変わる。一度失った物は二度と。よくよく熟考を。 949話目 2017-08-20 07:05:38 | 法話 檀家女性が「周囲が止めるも聞かず友人が世間風潮、他人助言で親の骨を散骨。現在後悔を」と。「浄土真宗親鸞さんは『わが遺骨は鴨川に捨てよ』と。が、弟子は出来ず京都東山大谷に。そこが現在本願寺。恐らく親鸞さんは『拘りを捨てよ』が本意だったのではないかと。遺骨があるから故人を偲びに墓へ。
若者達には常に「やってもみん内から出来んと言うな」と。 948話目 2017-08-19 07:24:36 | 法話 江戸期上杉家中興祖、鷹山公が「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」と。この教訓の原点は関ヶ原で豊臣につき領地を削られた折、上杉家老直江兼続公は自らの領地を返上、家臣も禄を減らし1人もリストラを。さらに家臣に百姓をさせ石高を倍に。今の日本に欠けてる心かな。
何が哀しゅうして、子孫を祟る先祖がおりまっかいな。失礼な。 947話目 2017-08-18 07:26:17 | 法話 初参拝の老女が「知人の紹介で家に僧侶が来て『仏壇横に不動明王を祀っているから先祖が家の中に入れんと玄関先で怒っとる。祟りがあるからどけろ』と。「ほう、そりゃ大変だ。で、外へ出たら玄関先のその怒れる先祖とご対面だが、何か祟られたね」「いえ、何も」「であれば、この話は終わりだね」と。
瀬戸物同士がぶつかれば・・。片方柔らかければ、割れることは。(写真は金剛寺本堂内より見える北九州皿倉山) 946話目 2017-08-17 07:31:36 | 法話 歴史上超有名信仰者が何十万信者の前で「遥かにしれる山を引き寄せる」と念力を。1度目、2度目までは信者達も「そう簡単には」と。が、3度目の挑戦でも動かず。すると尊師に不信感を抱く者が続出。そこで尊師が一言「山が動かんなら、私が山の方へ歩いて行こう」と。柔軟な人間関係構築の教訓だね。