全ての成長は積み重ね、を児童が一瞬の内に。 読解力に驚いた。９５５話目

‪学童講演で「ある国に愚かな国王が。隣国に招待されお城の最上階へ。その眺めに感動し家来に『我が国にも建てよ』と。数ヶ月後築城視察に来た国王は不機嫌になり『誰が１階を、と。わしは最上階を建てよと言ったんだ』と。これどう思う」と児童に。「１階、２階は僕達子供、３階は大人って事だろ」と。‬

這えば立て、立てば歩めの親心、わが身に積もる老いを忘れて。（写真は法要参拝の檀家子供達） ９５４話目

‪PTA講演で「カワセミなる鳥は巣立ち時期を見据え急流河川添いの枝に巣を作り、その日が来たら親鳥は餌をくわえ川向こうの枝に。『食べたいなら飛べ』と、如何に雛が鳴こうと与えようとは。遂に耐え切れず勇気を出して親鳥の元へ。これで巣立ち。見て見ぬ振りが出来る親こそ、本当の親の姿かな」と。‬

知人キリスト教篤信者が「この国がこうなったは、親や先祖に心を向けん様になってから」と。 ９５３話目。

‪順番待ち椅子上に子供が土足、何度注意しても。その椅子から子供が落ちて怪我、父親が「椅子を置いとくからだ」と。他諸々理由で飲食店が小学生以下来店禁止を。後日嫌がらせ電話や店先ゴミ放置が。小中生に意見を聞くと「恥ずかしい。僕の親じゃなくてよかった。親バカじゃなくて、バカな親だね」と。‬

そうするからには、そうするだけの理由が。そうされない為には。９５２話目

‪和風カフェの子連れ入店拒否に対し賛否が。子供が障子をビリビリに。それを保護者が店に報告もせず退店。小中生に意見を聞くと「妥当じゃないの。店側も客が減るリスクを。選ぶ権利は両方にあっていいでしょ。店内禁煙、ペット持込禁止も同じ事でしょ。唯、この問題は子供の方ではなく、親だよね」と。‬

人間は頼れる者があれば、いつまでも頼る。一刻も早く、親離れ、子離れを。（写真は金剛寺より見た皿倉山） ９５１話目

‪他寺後継者に「秀忠公が『上様、上様とわしを。が皆な心は駿府（父家康）に向いておる。だが１０年も言われ続ければそれなりの姿に』と。世代交代は親が元気な内にするが正解。従う人達も後方に先代の存在があれば安心出来る。後継者はその間に大いに失敗し、恥をかき、本物に仕上げていく努力を」と。‬