1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

亡くなった人の時間は止まるが、残った人の時間は止まらん。 1108話目

2018-01-26 08:04:40 | 法話
‪交通事故で一度に両親を失った失意の中学生に「信長公が好んで舞った『人間五十年、下天は夢幻の如く』は、あの世の1日この世の50年の意、だそうだ。それが本当なら1日も経たん内にまた親に会えるわい。だとしたら、天から見ると人間の拘った生き方は滑稽だろうな。くよくよする暇などなかぞ」と。‬

自分以外のものに責任を転嫁しても、何の解決にも。(写真は、一昨日の北九州八幡) 1107話目

2018-01-25 07:05:44 | 法話
‪見知らぬ女性が電話で「心の中に得体の知れん者3人が入り込み苦しんでます。11年間祈祷師に数百万円払ってお祓いを。が、結局」と。「人には言えん隠し事や目を背け逃げているものを3つ搾り出し、勇気を持って片付けてごらん」と。「そんなのない」と立腹。1年後「解決しました」とお礼の電話が。‬

人を見かけで判断したら、後々恥をかくは我が身かも。(写真は、鳴門海峡) 1106話目

2018-01-24 07:04:39 | 法話
‪今でも鮮明に記憶が。中学時代、港で釣りを。横で麦藁帽のどう見てもパッとしない初老男性が釣りを。何とその方が港に入る大型船に乗り込み水先案内(安全に運航する様に導く案内人)を。仕事が終わるとまた私の横に座り覇気のない顔で釣りを。『人を見かけで判断したらあかん』と衝撃的な教訓だった。‬

家康公が「勝つ事ばかりを知り、負ける事を知らずば、その害自らに及ぶ」と。

2018-01-23 07:09:18 | 法話
‪檀家青年が「中学時代、身長180㎝、空手3段の友人が不良に絡まれ一目散に逃げ出した。後方から『噂ほどでもないな』とせせら笑う声が。街外れまで来た時『どうしたんだ』と聞くと『怪我させたらまずいだろ』と友人が。その時初めて逃げるにも様々な理由があるを。この教訓は大人になった今も」と。‬

人がそう動くからには、そう動くだけの理由がある。(写真は、女房殿。遠出は常に同伴。お疲れ様) 1104話目

2018-01-22 06:58:42 | 法話
‪夫の死後、同じ墓は後免と死後離婚の奥様が急増。理由の一つに夫の家族から姑を押し付けられ不満が頂点に。結果、姻族関係を他人に戻す『姻族関係終了届』を提出。その日から効力があり、相手側の同意も不要。が、夫婦関係はそのままにより、遺産、遺族年金は受給出来ると。根が深そうだね、この問題。‬