JUNSKY blog 2015

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投稿者のコメントから紹介します。

2006-07-07 17:51:16 | 事件・事故
拘留理由開示請求などについて
“御常連さん”のコメントを紹介します。

田原 さんから (7/6)
【一応、「拘留を解いてくれ」とは言ったそうですが、殺人事件で“自白”している容疑者の場合、普通に考えてそんなことは頼んでも無駄なのでは、と思ってしまいまうのですが、違うのでしょうか?拘留に抗議するならまずは、容疑者は無実であるという訴えをするのが筋かと・・・素人考えですが。】

布引洋 さんから (7/6)
【秋田県藤里町のような元々弁護士が居なかった地域(田舎)では名前を売る必要が有りません。
弁護士が町へ来た時点で全町民が知っています。
こういった過疎の共同体では、共同体の秩序が最優先されます。
秩序を乱す事件の被告母親は共同体にとって最も忌み嫌われる存在です。
田舎では宣伝、広告は必要有りませんが、住民(共同体)の意向を無視して商売は出来ないのです。
あの二人の弁護士は其のことを良く知っているのでしょう。】

shoga さんから (7/6)
【この弁護士は、共同体というより、権力にこびている姿しか見えませんね。
共同体は、警察がおかしい、何かがおかしい、ということに気づいているのでしょう。
前にも言いましたが、**さんは共同体の一員です。
学級文集などに対する攻撃も、権力による脅迫そのものでしょう。
小さな町ですから、おかしいことはクチコミで広がります。たとえば、遺体遺棄の途中で、商店に顔を出すなど、殺人犯としては言語道断です。そんなことがあるのか、というような疑問から
その商店の女性の評判など、一気に不信感が広がっている可能性があります。
毎日新聞の地元通信員の方の文章を見ても、彼女が浮いた存在であったとは書いてありません。むしろ逆のことを伝えようとしているのではないか?】

kitsune さんから(7/6)
【被疑者の身柄は、結局、能代署に戻されていたようですね。未だに代用監獄での取調べが続いているのなら、まだまだ立件は困難な状態なのでしょう。明日で、一応拘置期限のようですが、また延長かしら・・・

あの弁護士がまた会見を開いたそうですね。彼らの異常な弁護活動は、いつまで続くのかしら。

拘留理由開示請求で、被害者への謝罪を読み上げたそうですが、この法廷では、通常、取り調べ官が、同席しているので、代用監獄で自白強要をされている場合には、供述内容にそった発言しか出来ないそうです。(本で読んだ知識ですが・・・)なので、まだ自白はあやしいと、私は考えています。
弁護士があやしいのは言うまでもなく・・・

 裁判になるまで、本当のことは言えない上に、供述調書は、証拠となってしまうという、悲惨な現実。意外と、本当に犯罪を犯している人の方が、きっちり黙秘を貫いたり出来るみたいで、やってない人ほど、虚偽自白をしてしまうようです。
いずれ、裁判で本当のことがわかるはず・・と思ってしまうんでしょうね。でも、それが命取りになってしまう事も多いので、司法ってなんなんだろう?と思います。

やはり、私は、この事件、冤罪の可能性が限りなく高いという認識です。明らかに不当な取り調べが続いている点が、なによりあやしいです。】

再び田原さんより (7/7)
【初めにマスコミが広めたひどい噂によって、容疑者は世間から「めったにないほどに悪い女」という印象を持たれてしまいました。今も彼女についての世間の評価にはこの時の印象が付いて回っているようです。
 母さんの手元には容疑者が逮捕される直前に秋田の弁護士会に当てて書いたという便箋八枚もの手書きの手紙が残っていた。内容は事件とは無関係であることを訴えて「噂や憶測だらけの週刊誌の記事でとても傷けられた」というものだったったそうですが、結局、手紙は投函されなかったということです。
 娘さんに掛けていた保険金のことでも2千万、3千万ということさえ言われていたのが、実際には「出産した人が誰でも掛けるような子供保険で今まで掛けていた掛金が返って来た程度」だったという。(「週刊新潮」警察関係者の話)】

これらのコメントの全文は、ここをクリック して、記事の下にあるコメント欄を御参照ください。

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開設者より (7/7)
 先日の拘留理由開示請求の際の記者会見も異常なものだったようですが(済みません、相変わらず映像で確認できていなくて。誰かリンクを教えてください。)、昨日のニュースの時間でも、それとは別に弁護人が記者会見を開いたとのニュースを流していました。
それが、また「被疑者が殺害を認め、謝罪している」ということを念押しするような会見で、被疑者の人権を守る姿勢の全く無いものでした。記者会見する意味が無い、という空疎なものでした。
弁護人が率先して殺人犯に仕立て上げている状況では、本当のことを言うのは益々困難になるでしょう。
おそらく、『否認し続けると罪がもっと重くなりますよ。早めに認めて情状酌量を求めましょう』なんて、TVドラマでよくやっているような筋書きではないかと、私は思います。
普通、TVドラマでは、二人の取調べ刑事が居て、一人が強行に自白させようとすると、温和な刑事の方が“助け舟”を出して自白を誘導するという形ですが(これは、実際の取調べでも、そのような役割分担で、誘導するらしいですよ)、今回はその役回りを弁護士がやっているように思えます。
やりきれませんね。

秋田小1児童殺害事件-29   【連載第1回目から読む】
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