JUNSKY blog 2015

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秋田県警の嘘つき体質が暴露され始めた

2006-07-21 09:14:42 | 事件・事故
「秋田事件の捜査、検証を」 警察庁長官
 この警察庁長官の発言は、被疑者の女性を真犯人とした上で、『小1男児が殺害される前に、その女性の情報を何故見落としたのか』 という立場からのようではありますが、
「県議会などで結果を明らかにすることも必要だろう」と述べたということですから、県議会が『見込み捜査による冤罪』解明の一つの機会になることに期待しましょう。(なかなか、難しいというのが実情でしょうが) 
 県議会で取り上げられることになったら、秋田県議会議員にメールやFAXを送る運動をしましょうか? 

以下、引用
 【警察庁の漆間巌長官は20日の会見で、秋田県の連続児童殺害事件での県警の初動捜査について「聞き込みの範囲や能力が十分だったのか。事件の全貌(ぜんぼう)を解明した上で、検証しなければならない」と述べた。

 漆間長官は、H容疑者(33)が犯行当日の4月9日、橋に長女と一緒にいたとする目撃情報について、「1人が目撃していたが、捜査員は同日の聞き込みで情報を取れず、H容疑者の聴取を契機に、再度聞き込みした5月18日に事実を把握した」と説明。その上で、「県警で検証し、県議会などで結果を明らかにすることも必要だろう」と述べた。 】 (時事)

捜査陣縮小は解剖の翌日と訂正
いよいよ、警察の発表も「くるくる変わる」&しどろもどろになっています。
『被疑者の発言が「くるくる変わって」信用できない』 としてきた警察の発表自体が「くるくる変わって信用できない」 を、地で行っています。

【捜査陣縮小は解剖の翌日と訂正 H容疑者を送検
2006年 7月20日 (木) 12:13 asahi.com
 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、Aさん(当時9)の死因が「水死」と司法解剖で判明した翌日の4月12日には、捜査人員を80人から20人に縮小していたと 20日、能代署が発表した。19日には、司法解剖から10日後までは、80人態勢を維持していたとする趣旨の説明をしていたが、この説明を訂正した。
 県警捜査本部は20日、同町粕毛、無職H容疑者(33)を、長女彩香さん(9)に対する殺人容疑で秋田地検に送検した。】asahi.com

いよいよ嘘で塗り固めた警察のストーリーが浮かび上がってきました。

朝日新聞が、検証記事掲載
 7月20日付けの朝日新聞が、この秋田の事件についての報道のあり方について、これまでの自社を中心にした報道姿勢を検証する、2面見開きの記事を載せていました。
 朝日新聞が自社に対して下した『結論』はともかく、『あのひどかった朝日新聞の決め付け報道(私の感想)』 を見直して見ようと、裁判前にこの記事を掲載した努力は認めます。

 時間切れで充分に読み直せていませんが、斜め読みした感じでは、報道姿勢の問題点を現場の記者は感じつつも、全体としては、この事件での朝日新聞の取材姿勢を 『正当化』 しているように思えました。
 良く読まれた方のコメントをお願いします。

G君の父親が怒りのコメント 
 上に書いたような、秋田県警の初動捜査の杜撰さに、被害者の父が怒りのコメントを行った。
 【Aさん殺害事件で県警が18日に行ったH被告再逮捕の記者会見に疑問を感じたため、取材に応じることにしたという。】 YOMIURI ONLINE

 このコメントのベースには、被疑者の女性を真犯人と断定しているという点はあるが、
秋田県警の初動捜査の杜撰さや、聞き込みのいい加減さを厳しく批判している。
 聞いていると、どうも今回の事態が発覚するよりもずっと以前から(Aちゃんが水死したとされる頃から)、秋田県警の捜査には疑問を持っていたようで、これはこの地域の少なからぬ関係者が持っていた、警察に対する不信感のように思える。

秋田小1児童殺害事件-32   【連載第1回目から読む】
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