赤旗(7/13) より引用
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【 「金正日に感謝」麻生外相発言 】
麻生外相発言は、日本国内では九日付のスポーツ紙各紙が「『金正日総書記に感謝』 失言また 麻生外相やっちゃった」(スポーツ報知)、「麻生外相 『金正日総書記に感謝』」(スポーツニッポン)などの見出しで報道しました。
「金正日総書記に感謝」との発言については「(外相は)すぐ冗談と否定も」としながらも「外相としてはあまりに軽率な“失言”に、専門家からは『言葉が独り歩きして、諸外国から批判されかねない』との声も噴出」(スポーツ報知)と指摘しました。
麻生発言について全国紙は報道していません。
【韓国政界・メディアが批判】 クリック
「金正日(朝鮮労働党総書記)に感謝しないといけないのかもしれない」――。麻生太郎外相の発言に対し、韓国の政界、メディアで批判が起こっています。麻生外相の発言は八日、広島市内の講演で飛び出したもの。「北朝鮮の核・ミサイル開発が日本の軍備増強の口実になっていることを、これほどあからさまに表したことはない」(東亜日報十一日付社説)といった指摘が相次いでいます。
与党「開かれたウリ党」の崔宰誠議員は十一日のラジオ番組で、日本は一九九八年の北朝鮮のミサイル発射を軍拡に利用したと指摘、「いま日本は再びそういう方向に悪用している」と批判しました。
中央日報十一日付は、「日本政府はミサイル発射を北東アジアで軍事・外交的影響力を拡大する絶好の機会にしている」とし、麻生発言は「日本の内心を出したもの」だと警戒感を示しています。
国民日報十一日付社説は「朝鮮半島に破局をもたらす状況まで辞さず、軍事大国化を図ることが果たして正しいことなのか、国際社会の警戒心を強めるだけではないのか、日本は猛省すべきだ」と求めています。
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昨日書いた「敵基地攻撃」論に関する、7/13付け「赤旗・主張」
【危険な道への踏み込みやめよ】 も読んでみてください。
★(私の意見)
これを言った張本人が、先日は「敵基地攻撃」を唱えていた人物である。
ミサイル発射は、自衛隊の一層の強化を期待している、この種の人士たちにとっては、「もっけの幸い」「千載一遇のチャンス」と言う訳だ。
結局ミサイルの無通告発射は、北朝鮮の国際的立場をますます不安定なものにするだけではなく、米軍基地の移転強化に反対する地元の運動や、憲法9条改悪に反対する国民運動に否定的な影響を与え、軍拡論者を喜ばすだけのものであった。
とんでもないことをしてくれたものである。
一方では、アメリカの『ミサイル迎撃体制』なるものが使い物にならないこと。
日米安保条約が、何の支えにも、防御にもならないこと。
日本外交が世界から相手にされていないことを
国民の前に明らかにしたという側面はあった。
私たちは、日米安保条約を第10条に規定された通告により、一方的に解消し、真の日米国民の友好連帯の条約に置き換えなければならない。
そしてアジア諸国や世界各国との対等平等な国際関係を、“新たに”創り上げなければならない。
そのための国民への情報提供の場としてインターネットやブログを、より一層活用し、ネットワークを広げてゆかなければならないと思います。
みなさんのコメントやTBでネットワークと声が広がって行くことを期待します。
北朝鮮によるミサイル発射事件-5 【連載第1回目から読む】
前のページ(4)へ
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【 「金正日に感謝」麻生外相発言 】
麻生外相発言は、日本国内では九日付のスポーツ紙各紙が「『金正日総書記に感謝』 失言また 麻生外相やっちゃった」(スポーツ報知)、「麻生外相 『金正日総書記に感謝』」(スポーツニッポン)などの見出しで報道しました。
「金正日総書記に感謝」との発言については「(外相は)すぐ冗談と否定も」としながらも「外相としてはあまりに軽率な“失言”に、専門家からは『言葉が独り歩きして、諸外国から批判されかねない』との声も噴出」(スポーツ報知)と指摘しました。
麻生発言について全国紙は報道していません。
【韓国政界・メディアが批判】 クリック
「金正日(朝鮮労働党総書記)に感謝しないといけないのかもしれない」――。麻生太郎外相の発言に対し、韓国の政界、メディアで批判が起こっています。麻生外相の発言は八日、広島市内の講演で飛び出したもの。「北朝鮮の核・ミサイル開発が日本の軍備増強の口実になっていることを、これほどあからさまに表したことはない」(東亜日報十一日付社説)といった指摘が相次いでいます。
与党「開かれたウリ党」の崔宰誠議員は十一日のラジオ番組で、日本は一九九八年の北朝鮮のミサイル発射を軍拡に利用したと指摘、「いま日本は再びそういう方向に悪用している」と批判しました。
中央日報十一日付は、「日本政府はミサイル発射を北東アジアで軍事・外交的影響力を拡大する絶好の機会にしている」とし、麻生発言は「日本の内心を出したもの」だと警戒感を示しています。
国民日報十一日付社説は「朝鮮半島に破局をもたらす状況まで辞さず、軍事大国化を図ることが果たして正しいことなのか、国際社会の警戒心を強めるだけではないのか、日本は猛省すべきだ」と求めています。
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昨日書いた「敵基地攻撃」論に関する、7/13付け「赤旗・主張」
【危険な道への踏み込みやめよ】 も読んでみてください。
★(私の意見)
これを言った張本人が、先日は「敵基地攻撃」を唱えていた人物である。
ミサイル発射は、自衛隊の一層の強化を期待している、この種の人士たちにとっては、「もっけの幸い」「千載一遇のチャンス」と言う訳だ。
結局ミサイルの無通告発射は、北朝鮮の国際的立場をますます不安定なものにするだけではなく、米軍基地の移転強化に反対する地元の運動や、憲法9条改悪に反対する国民運動に否定的な影響を与え、軍拡論者を喜ばすだけのものであった。
とんでもないことをしてくれたものである。
一方では、アメリカの『ミサイル迎撃体制』なるものが使い物にならないこと。
日米安保条約が、何の支えにも、防御にもならないこと。
日本外交が世界から相手にされていないことを
国民の前に明らかにしたという側面はあった。
私たちは、日米安保条約を第10条に規定された通告により、一方的に解消し、真の日米国民の友好連帯の条約に置き換えなければならない。
そしてアジア諸国や世界各国との対等平等な国際関係を、“新たに”創り上げなければならない。
そのための国民への情報提供の場としてインターネットやブログを、より一層活用し、ネットワークを広げてゆかなければならないと思います。
みなさんのコメントやTBでネットワークと声が広がって行くことを期待します。
北朝鮮によるミサイル発射事件-5 【連載第1回目から読む】
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