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畠山鈴香被告への第3回被告人質問

2007-11-03 11:50:11 | 事件・事故
秋田小1児童殺害事件-77
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 今日、2007年11月2日も第7回公判が開かれ、一昨日に引続き、本人尋問が行われたようである。

 それを紹介した河北新報(Web)の記事を引用して御紹介する。
但し、当ブログは、このニュースの立場ではない。
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彩香さん事件被告人質問 核心部分は黙秘
   疎ましさ否定せず


 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた同町粕毛、無職畠山鈴香被告(34)の第7回公判が2日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、検察側が被告人質問を続行した。供述の矛盾を突く検察側に対し、畠山被告は犯行の核心部分で黙秘を繰り返した。

 10月29日の第5回公判で弁護側に対し、長女彩香さん=当時(9つ)=を「橋の欄干に乗せ、背中を押したらどうなるかと考えた」と述べた点について、検察側は「実際に落としたら死ぬとか思わなかったのか」と追及。畠山被告は「そこまで考えていなかった」と述べた。

 畠山被告は彩香さんを振り払い、川に落としたときの詳細な記憶がないことを繰り返し強調。欄干模型を使って彩香さんが上る様子を再現した検察側が「上るのを手伝ったのか」と尋ねると、「黙秘します」と述べた。第5回公判では「きつい口調で欄干に上がるように言ったら、上ったので驚いた」と供述していた。

 殺意の前提となる彩香さんへの疎ましい気持ちを聞かれた畠山被告は「なくはなかった」と供述。橋に向かう途中で彩香さんに対し、いら立ちを募らせていたことも認めた。

 さらに検察側は、畠山被告が米山豪憲君=当時(7つ)=を絞殺した経緯について質問。畠山被告は「手で殺そうと思い軍手をはめたが、生々しすぎて怖くなったので、彩香の部屋に目をやり、そこにあった腰ひもを使った」と説明した。

 冷静な判断で犯行に及んだとの供述を得た検察側は、畠山被告が、過失で彩香さんを橋から落とした状況を健忘したと主張していることに触れ、「故意に豪憲君を殺害したことの方がショックではないのか」と指摘した。この点について畠山被告は黙秘したが、豪憲君殺害の計画性と彩香さん殺害の隠ぺい目的は否定した。

 畠山被告は極刑を望む供述をした31日の第6回公判までとは異なり、髪を結わずに出廷した。模型を使った犯行の再現中には突然、「彩香の姿を思い出した」として涙を流した。
                     2007年11月02日金曜日

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秋田小1児童殺害事件-77

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