JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

結局、犠牲になるのはいつも従業員 比内鶏社

2007-11-11 13:05:06 | 社会
 前にも書きましたが、内部告発によって企業による犯罪が次々と明るみに出される中で、暴利をあげていた創業者は私物化した財産・利得を吐き出すことなく、結局犠牲になるのは、内部告発をした人も含む従業員です。

 NOVA事件でも、英会話講師達は路頭に迷う事態となっていますが、ミートホープ社や比内鶏社でも、従業員全員解雇の憂き目に合っています。
 こういう人々を救済する方法は無いのでしょうか?

 内部告発 ⇒ 会社摘発 ⇒ 会社倒産 ⇒ 従業員解雇

という流れが定着してしまうと、法律改正もあって折角活発になりかけた「内部告発」の芽が摘まれてしまうような危惧を感じます。

 それにしても「比内鶏社」はひどい。
さきがけOnTheWebによれば、「卵」も偽装されていたものだとのこと。
どこまで、偽装が計画的にされていたのか?

*******************************************
今日も御覧頂きありがとうございます。
このブログを応援して頂ける方ははクリックを!

*******************************************

【さきがけOnTheWeb・特集「比内地鶏」表示偽装】
卵も偽装、原価の3倍超で販売
比内鶏社関連の2社も卵を偽装
13時間半、330箱分を押収 比内鶏社への家宅捜索
比内鶏社、週明けにも破産申し立て 全員に退職金支給へ
社長の立件視野に 偽装問題

【河北新報・特集「比内地鶏」偽装問題】 では
「1日も早く沈静化を」 偽装表示の比内鶏社捜索
比内鶏社を捜索 社長立件も視野
比内鶏社を捜索 虚偽全容解明へ

*********************************
比内鶏社社長の立件で捜査
   元従業員には最後の給料

             (共同通信)  2007年11月10日(土)20:24

 秋田県大館市の食肉加工製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長)による地元特産「比内地鶏」の偽装問題で、県警生活環境課などは10日午後も、比内鶏社や関連会社への家宅捜索を続けた。県警は押収した資料などの解明を進め、偽装主導を認めている藤原社長の立件も視野に捜査を続ける。一方、比内鶏社は同日午後、解雇した元従業員に対し、10月分の給料と解雇予告手当などを支払った。

比内鶏社社長の立件で捜査 元従業員には最後の給料(共同通信) - goo ニュース