2010年11月1日(月)
私は事件そのものには特に関心は無かったが、裁判員裁判ネタとして
このニュースを取り上げたい。
初の「死刑求刑」裁判員裁判で、 裁判員の判断は「無期懲役」となった。
裁判員としては苦渋の決断というか判定であったと思う。
もし、私が裁判員であったとしても「死刑」は要求できなかったと思う。
しかし、以前から言っているが、このような凶悪事件の判定を
一般の裁判員に判定させることに私は反対だ。
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【裁判員制度開始まで いよいよ あと1年】
2008-05-21 23:48:14
【「クジ引き」で選任は ウソ! 【裁判員制度】 は 憲法違反】
2009-05-20 19:00:06
【裁判員制度開始 本日起訴分より適用 当ブログは絶対反対!】
2009-05-21 18:40:14
【裁判員の「守秘義務」が緩和されても私は制度に反対!】
2009-07-23 19:23:31
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反対する理由は、裁判員の判断を信用できないという訳ではない。
むしろ、このような将来にまで記憶の奥底に残るであろう苦渋の選択を
一般の人々に強要することになるという点で反対するのである。
裁判官は、自ら望んでその職に付いたのであるから、死刑を含む判決を
下すことは、自らの職責であるから致し方ない。
しかし、自らそのような職を望んでいない一般の人々が精神的な負担
を負わされるというのは、ある意味精神的拷問である。
これは、「苦役に服することは無い」という憲法の規定にも反する。
裁判員裁判は、このような凶悪事件に対してではなく、
選挙違反や贈収賄事件や労働事件など政治的・経済的事件に対して
参政権の一つとして参加するという範囲に限るべきであると思う。
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耳かき店員殺害事件、林被告に無期懲役判決(読売新聞)
東京地裁、2女性殺害に無期懲役 裁判員ら、死刑を回避(共同通信)
裁判員、死刑適用せず=耳かき店員殺害で無期懲役―東京地裁(時事通信)
「公正に判断」「頭悩ませた」=負担感も、判決に納得―初の死刑求刑事件で裁判員(時事通信)
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私は事件そのものには特に関心は無かったが、裁判員裁判ネタとして
このニュースを取り上げたい。
初の「死刑求刑」裁判員裁判で、 裁判員の判断は「無期懲役」となった。
裁判員としては苦渋の決断というか判定であったと思う。
もし、私が裁判員であったとしても「死刑」は要求できなかったと思う。
しかし、以前から言っているが、このような凶悪事件の判定を
一般の裁判員に判定させることに私は反対だ。
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【裁判員制度開始まで いよいよ あと1年】
2008-05-21 23:48:14
【「クジ引き」で選任は ウソ! 【裁判員制度】 は 憲法違反】
2009-05-20 19:00:06
【裁判員制度開始 本日起訴分より適用 当ブログは絶対反対!】
2009-05-21 18:40:14
【裁判員の「守秘義務」が緩和されても私は制度に反対!】
2009-07-23 19:23:31
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反対する理由は、裁判員の判断を信用できないという訳ではない。
むしろ、このような将来にまで記憶の奥底に残るであろう苦渋の選択を
一般の人々に強要することになるという点で反対するのである。
裁判官は、自ら望んでその職に付いたのであるから、死刑を含む判決を
下すことは、自らの職責であるから致し方ない。
しかし、自らそのような職を望んでいない一般の人々が精神的な負担
を負わされるというのは、ある意味精神的拷問である。
これは、「苦役に服することは無い」という憲法の規定にも反する。
日本国憲法 第十八条
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
裁判員裁判は、このような凶悪事件に対してではなく、
選挙違反や贈収賄事件や労働事件など政治的・経済的事件に対して
参政権の一つとして参加するという範囲に限るべきであると思う。
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耳かき店員殺害事件、林被告に無期懲役判決(読売新聞)
2010年11月1日(月)19:40
東京都港区で昨年8月、耳かきサービス店従業員江尻美保さん(当時21歳)と祖母の鈴木芳江さん(同78歳)が殺害された事件で殺人罪などに問われ、裁判員裁判で初めて死刑を求刑された千葉市美浜区、元会社員林貢二被告(42)の判決が1日、東京地裁であった。
若園敦雄裁判長は「落ち度のない2人を惨殺した責任は重大だが、動機は極刑にするほど悪質ではなく、被告なりに反省している」と述べ、無期懲役を言い渡した。
判決は、最高裁が1983年の「永山事件」判決で示した死刑選択基準に照らし、情状を検討。江尻さん殺害については、昨年4月に来店を拒まれた理由を理解できず抑うつ状態に陥り、強い愛情が憎しみに変化して殺害を決意したとし、「動機は極刑に値するほど悪質とは言えない」とした。
また鈴木さんの殺害については「計画性がなかった」と認定。林被告に前科がなく、まじめに働いてきた点も極刑を避けた事情に挙げ、「人生最後の瞬間まで、なぜ事件を起こしたかを苦しみながら考え抜くことを期待すべきだ」と述べた。
判決によると、林被告は昨年8月3日朝、江尻さん宅に侵入。1階に居合わせた鈴木さんの首などをナイフで刺して殺害した後、2階に上がって就寝中だった江尻さんの首などを刺し、同9月7日に死亡させた。
東京地裁、2女性殺害に無期懲役 裁判員ら、死刑を回避(共同通信)
裁判員、死刑適用せず=耳かき店員殺害で無期懲役―東京地裁(時事通信)
「公正に判断」「頭悩ませた」=負担感も、判決に納得―初の死刑求刑事件で裁判員(時事通信)
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