JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

「民主離れ」「菅離れ」 尖閣・小沢が祟り 内閣支持率急落

2010-11-08 13:22:26 | 政治
2010年11月8日(月)

 尖閣問題では、海上保安庁自らが被疑者不詳のまま、

刑事告発する事態になったようだ。

流出ビデオ「海保の映像と同一」…刑事告発(読売新聞)

 自らの内部に被疑者が居る可能性もあるのに、

結果的には仲間を売る行為と成りかねない。

 もっとも、この映像をリークした「勇者」は、当然のことながら

処分覚悟でやっていることとは思われるが・・・

 今日の国会質問では、菅首相はいまだに「その映像」の原版を

確認もしていないし、「YouTube」も見ていないと答弁した。

 無責任極まりないと言わなければならない。

尖閣ビデオ  中国漁船が衝突の映像 (2分28秒)

  こちらは、今のところ見ることができそうです。(11/9 追加)


 ちょっと前の話になるが、事業仕分けの際、枝野幸男氏は、

自らの「年金定期便」をゴミ箱に直行させていると妄語した。

 「年金定期便」を無駄だと決めつける、とんでもない話である。

 このような、無責任かつテイタラクへな対応で国民の失望は

極限になっている。

 

 その尖閣問題や小沢問題が直撃して民主党政府への支持率が急落し、

菅内閣への支持離れがいよいよ凄まじい勢いで広がっている。


      支持率       不支持率
讀賣 35.0 (-18.0)% / 55.0(+18.0)%
産経 36.4 (-12.1)% / 46.5(+11.7)%
共同 36.6 (-14.9)% / 48.6(+12.0)%

 当然のことであろう!


菅内閣支持率急落35%、尖閣・経済など響く (11/8 讀賣)

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

菅内閣支持率32・7%に急落 共同通信世論調査(共同通信)
      

内閣支持急落36.4% 本社・FNN合同世論調査 外交・カネ、7割評価せず(産経新聞)  

      2010年11月2日(火)08:00
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が10月30、31両日に実施した合同世論調査で、菅直人内閣の支持率は前回調査(9月30日実施)の48・5%から12・1ポイント急落、政権発足後最低の36・4%となった。不支持率は46・5%(11・7ポイント増)。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や「政治とカネ」の問題での政権の対応に対する厳しい視線を反映した。

 首相の指導力を「評価しない」が77・3%。「外交・安全保障政策」(71・8%)「政治とカネの問題」(71・0%)「景気対策」(75・2%)-と評価しないが7割を超えた。

 衝突事件の対応を73・5%が「不適切」と答え87・5%が「政権は真実を明らかにしていない」とした。78・4%が衝突時のビデオを「全面公開すべきだ」、81・5%が尖閣諸島の警備を「強化すべきだ」と答えた。

 民主党の小沢一郎元代表の強制起訴決定に78・8%が「納得できる」、小沢氏が離党や議員辞職を否定したことに66・1%が「不適切」とし、55・8%が「証人喚問すべきだ」と答えた。仙谷由人官房長官については64・7%が「国会答弁は適切でない」とした。 

   
      

「民主離れ」「菅離れ」同時に加速…支持急落(読売新聞)  

     読売新聞 2010年11月8日(月)09:04

 読売新聞社の全国世論調査で、菅内閣の支持率が急落したのは、「民主離れ」と「菅離れ」が同時に加速したことが大きな原因だ。



 民主の政党支持率は、内閣支持率が最高の66%を記録した9月の改造直後調査(17~18日)では36%に上った。内閣支持率が53%まで下がった前回調査(10月1~3日)でも横ばいの36%だったが、今回は28%まで落ち込んだ。

 民主支持層に限って菅内閣の支持率を見ると、改造直後調査では85%、前回も88%と高い水準を維持してきた。それが今回は77%まで下がった。

 民主支持層がやせ細った上に、支持層内の内閣支持も目減りする「負の相乗効果」が働いたわけだ。

 さらに今回は「支持政党なし」の無党派層(37%)で、菅内閣の支持率は、前回からほぼ半減の20%に下落し、拍車をかけた。

 菅内閣の支持率は、発足直後の調査(6月8~9日)では「脱小沢人事」効果で64%を記録し、その後の下落は、民主代表選の「対小沢」で上昇に転じた。高支持率のかぎは常に小沢一郎元代表で、菅首相と菅内閣の実績が評価されたとは言えないのが実情だ。

 実際、内閣を支持しない理由を聞くと、今回、最も多かったのは「首相に指導力がない」43%だった。発足直後調査は13%で、首相の指導力を疑問視する世論は拡大している。支持する理由で、「非自民の政権だから」が発足直後の21%から今回は41%にほぼ倍増していることは、実績のなさの裏返しだ。

 菅内閣の政策対応については、足元の民主支持層でも厳しい。特に「不手際」が目立つ外交・安全保障政策に不安を感じるという人は、民主支持層でも86%に達し、内閣支持率の下落を招いている。
(世論調査部 川崎英輝)