JUNSKY blog 2015

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で書いています

ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-24

2006-12-19 23:00:29 | 旅行記
Mozart Matinee つづき

第三ステージは、モーツァルトの交響曲ハ長調。

特に目新しいところの無いオーソドックスな上々の演奏。

熱狂的なアンコールの拍手に何度か応えて指揮者アニュ・タリ嬢はステージに戻ってきたが、「今から帰って飲んで寝る」というユーモアあふれたジェスチャーをしたので、場内爆笑となり、アンコール曲無しで終わった。

こういうユーモアもマチネ・コンサートならでは、というところでしょうか?
お昼の1時半頃終了。


モーツァルト小橋を亘り旧市街へ。
日陰の Café Tomasalli で昼食。Stiegl Bier とオムレツを食す。

デジカメのメディア容量がちょっと不足気味なので、写真データを整理し、映りの悪いデータを削除。
「下手な鉄砲も・・・」の方なので、結構削除できるデータもあった。
午後2時そこから移動。
レジデンツ(大司教邸宅跡)へ

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-24
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トラックバックの扱いを事前承認に変更しました。

2006-12-19 09:32:52 | ブログ保守管理
最近、海外のアダルトサイトから大量のトラックバックが手を代え品を変え送りつけられるという現象が目立っています。
皆さん方のブログでは如何でしょうか?
これらのTBがサイドカラムの「Recent Trackback」に表示され、みなさんの目に触れる結果となっていましたので、これを避けるため承認後掲載に変更することにしました。

まじめなTBをされる皆さまには、掲載遅れなどの御迷惑をお掛けしますが、御了承ください。
引き続き「観劇レビュー&旅行記と日記」をよろしく御願い致します。

ブログ開設者 JUNSKY

プラダを着た悪魔

2006-12-18 19:09:39 | 映画レビュー
 
 【写真左がアンディ(アン・ハサウェイ)右がミランダ(メリル・ストリープ)】


 昨日(12月17日)は、会議の後、同席した会議参加者を博多駅まで相当遠回りして送り届けたものだから、15分で帰れる自宅まで、小一時間掛かってしまい、帰り着いたのは午後8時を過ぎていた。

 今週も「硫黄島からの手紙」を見るつもりだったけれど、インターネットで確認すると上映開始が9時なので、晩飯を取っているとギリギリになりそう。
 他に見るべきものがないか上映プログラムをみたところ、「プラダを着た悪魔」の一日の上映回数が2回に減っているのがわかり、これは今週で終わるかもしれないと思い、こっちを見ることにした。

 晩飯後、シネコンに駆けつけ上映案内を見ると、先週見た「敬愛なるベートーヴェン」 も「プラダを着た悪魔」も今週金曜日でアップの予定ということで、判断に誤りはなかった。ついでに「父親たちの星条旗」 も今週終了予定。

 と言う訳で「プラダを着た悪魔」を見ることにしたのだが、普通ならこの手のタイトルの映画は見ない。
先だっての『スマステ』の稲垣・香取の映画ランキングで「期待していなかったが結構面白かった」と高いポイントを得ていたのが、見るきっかけとなったのだった。

 で、この映画 大御所メリル・ストリープ演ずる豪腕かつ我が儘丸出しの高級ファッション誌編集長?のミランダと、新任の第二秘書?アン・ハサウェイ演ずるアンディとが繰り広げる『パワーハラスメント』との格闘物語。
アンディの教育係兼辣腕の第一秘書?エミリーにはエミリーブラントが扮する。

 出だしからして凄い。ミランダが編集室に来るという情報に、みんな大慌てで準備をしたり片付けたりあれやこれやの大騒動!
ちょうどそこに採用面接にきていたのがアンディ。本当は作家かジャーナリストになりたいのだが、取敢えずの「腰掛け」に、この職場を尋ねたと言う訳だ。
高級ファッション誌に面接に来たのに、いわゆる「イケテナイ」服装(私のようなオジサンには、どう「イケテナイ」のか良く解らないのだが・・・)いわゆる普段着で来ている。

 いよいよミランダの登場。決定的瞬間まで顔を写さず、脚や後姿などで舐めるように写すのだが、見ているほうはメリル・ストリープだと、とうに解ってしまっている。
顔が映るや、第一秘書(Senior Assistant)メアリーに機関銃のように指示を連発する。それも一発撮りのようで、全く切れ目無くミランダの指示が発せられる。
さすがメリル・ストリープ様さまだ。キャリア・ウーマンの面目躍如である。
メアリーは、それを余すことなく聞き取り、仕事をこなす。アンディ唖然。

 デザイナーの新デザインにも間髪を入れずダメだしをしてゆく。
一秒単位の仕事ぶりと言うところを良く現している。

 メアリーは、アンディのダサさも見て、とても採用されるはずは無いと見くびるのだが、ミランダは直接面接する。
その理由は、
「あなた方スタッフに任せて採用した女は、美人でスリムかも知れないが、オツムが空っぽ(Silly)で役に立たず、すぐにやめていったじゃない」
と言うものだった。

 晴れて採用と成り、いきなり第二秘書(Junior Assistant)の大役(と言っても、ミランダの好みのコーヒーやステーキの準備や犬の散歩や何やかやの重要な“雑用”なのだが)をこなさざるを得なくなる。
ここからが、公私混同のミランダの我が儘放題、パワハラの始まりである。

 アンディは「イケテナイ」センスから、ミランダの右腕と言われるディレクタのナイジェルのコーディネイトで見る見る変身し、最先端ファッションを身に付けるようになる。
 この辺の所、それら衣装や靴・帽子などを新たに買うのではなく、倉庫にある使い古し(とは言っても写真撮影用に一回きりしか使っていないものや、没になったものらしい)を使ってコーディネイトするところが面白い。
 シンデレラ・ストーリーとマイ・フェア・レディを一緒にしたような急変身ぶり。

そこには、いろいろなエピソードが散りばめられているので見ていただくとして…

 メリル・ストリープの演技力にさらに注目させられるのは、
仕事では一秒単位の闊達さで捌いているが、自宅で気が抜けた場面では「老い」が顕わになり、見るからに老人というイメージを演じているところ。
失礼ながら、これが生のメリル・ストリープその人か?!と思わせるほど真に迫った「老いぼれ」ぶりである。
それでも、翌日仕事に出ているときは、やはり闊達なカリスマ編集長なのである。

 このギャップも監督が描きたかったことの主要テーマに違いない。
アンディは、そのいずれにも接する中で(ミランダは、そういう「老い」を見られたくはなかったのだが、偶然にも見てしまう羽目になるのだ)、ミランダが「悪魔」ではなく、一人の悩める人間であることを知るのである。

「パリ・コレ」への同行は、ダイエットも含めて準備万端のメアリーを押しのけて、アンディがミランダから指名された。

パリでもさまざまな出来事があるが、そこも見ていただくとして、
アンディは、帰国後自ら辞職(quit)する。パリで何かに気付いたのだ。

パワハラに一旦負けそうになりながらもそれを克服し、その後は元々の希望であったジャーナリストへの転進を図るのである。
(これは、原作者の「いきざま」の投影である)

最後に遠目にお互いを確認し「認め合う」ところでエンディングとなる。


では、映画の公式サイトの紹介文の一部を引用しよう。
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◆ INTRODUCTION ◆
2003年4月、20代の新人女性作家が書いた1冊の本が、刊行と同時にベストセラーになった。タイトルは、「プラダを着た悪魔」。作者は、ヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントをつとめた経験を持つローレン・ワイズバーガー。作者自身の実体験が多分に反映されているとおぼしきこの小説は、瞬く間に同世代の女性たちの間で評判を呼び、ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラー・リストに6カ月間ランク・イン。世界でも27カ国語に翻訳され、何百万人もの女性たちの熱い支持を集めた。本作は、その待望久しい映画化。華やかにして苛酷なファッション界の裏舞台を垣間見せながら、誰もが社会に出たときに痛感する驚きや迷いをユーモアあふれるタッチで描き出し、たっぷりの共感を味わわせてくれる新感覚のトレンディ・ムービーだ。

監督は、アメリカのTV史上最もファッショナブルな番組として、世界中で社会現象を巻き起こした「セックス・アンド・ザ・シティ」を手がけているデヴィッド・フランケル。衣裳デザインは、同番組のサラ・ジェシカ・パーカーの着こなしを通じて、様々なトレンドを作り上げてきたパトリシア・フィールド。お洒落のツボを心得た彼らは、タイトルのプラダはもとより、シャネル、ドルチェ&ガッバーナ、ジョン ガリアーノ、エルメスなど、まばゆいばかりのブランドのアイテムをふんだんに使い、モードの最前線を心ゆくまで楽しませてくれる。
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【The DEVIL Wears PRADA】公式サイトはここをクリック

この映画に限らず、画像も含めて極めて詳しく解説している
『映画とはずがたり』さんのブログはここをクリック

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嘉穂劇場「第九」其の参 本番

2006-12-17 00:30:50 | 音楽レビュー
今日は、「第九」の本番でした。

お誘いした方々は皆さん御来場頂けました。
ありがとうございます。

午後2時からゲネプロ(ジェネラル・プローベ)。
まずは九州交響楽団による第1楽章から3楽章までの演奏。
昨日のリハーサルよりは音が前に出ている感じ。

午後3時から合唱の通し演奏。

一通り通した後、一部注意事項あり。

4時過ぎから動きの練習。
コーラスの舞台への出入り、合唱開始時の立ちタイミングなど。
2階席組は、演奏開始前から着席。
立ちタイミングは、バリトン・ソロが立つ時に合わせることになった。

5時少し前に観客の入場開始。

定刻の6時には、舞台にコーラスが入り始め、続いてオーケストラ。
オケのチューニングが終わり、マエストロ・フォルカ・レニッケ氏が入場。
ひとしきりの拍手の後、オケ着席と伴に、合唱団も着席。

神秘的な第一楽章が始まった。

私は2階席組なので、2階最前列真ん中という演奏を聴くには最高の席。
第3楽章までは聴衆として参加していました。

第4楽章では、これまでの集大成をと全力投球。
たまには高い音がひっくり返ったりしましたが、無難に終わることができました。

演奏前と、演奏後に友人が写真を撮ってくれました。

冒頭の写真はゲネプロ中のものです。

演奏会終了後、会場客席でケーキパーティが行なわれ、指揮者やソリストから一言ありました。

レニッケ氏は、開口一番に「演奏が終わってすぐ、ベートーヴェンに電話して感想を聞いてきました」とユーモアのある一言。そして、多分にお世辞もあることとは思いますが「今日の演奏が一番良かった。おととしは、そこそこ、去年はまあまあでしたが、今日は一段と良くなっていました。来年もあるんでしょうか?」と場内に問うと、「もちろん」との共感の拍手が起こっていました。

また、そのあとNPO嘉穂劇場の伊藤英昭さんから挨拶がありました。


嘉穂劇場「第九」・9回目
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嘉穂劇場「第九」 リハーサル

2006-12-15 23:17:05 | 音楽レビュー
  (写真は嘉穂劇場での第九全体リハーサル)

今日12月15日は、嘉穂劇場「第九」 リハーサルでした。
今日は寒さも和らぎ、歌っていると暑いくらいでした。

これまでは、音楽室などあまり大きくない空間で、響きも結構ある会場で練習していましたから、この音響反射板のない、大きな響きの少ない空間で歌うのは全く勝手が違っていました。
まず、自分の声はあまり聞えず、背後で歌っている人の声が耳につきました。

配置は、男声全員がステージ背後中央に乗り、女声が50名ほど上手(かみて:向かって右)にアルト・下手(しもて:向かって左)にソプラノで男声を挟みました。
そして、客席2階・最前列に女声百名ほどが並ぶ形でした。(下の写真)


しかし、一通り終了後、バランスを聴いていた練習指揮者がフォルカ・レニッケ氏と相談し、男声も2階に上げることになりました。
男声全員が2階に上がるのかと思っていたところ、「2階にテナー・バスそれぞれ4名だけ上がって!」「暗譜で歌える人、さっと行って!」という志願兵募集だったので、私他8名が2階に上がりました。

2階は、天井が比較的近く、木板の格子天井羽目板となっているので、結構反射音が返ってきます。
舞台上で歌っているのとは全然違います。
私の歌っている位置から写したのが冒頭の写真。
若干下手よりの2階と言う訳です。

あすゲネプロが午後3時ごろからあり、6時の本番を迎えます。

練習指揮者の御評価では、
「去年よりは相当よい出来だから、自信を持って歌ってください」
と、励ましのエールを送ってくれました。

本番は12月16日午後5時開場、午後6時本番です。
まだ、当日券が幾らか残っているようです。
ぜひご来場ください。
写真は、嘉穂劇場前に掲示されている大看板です。

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嘉穂劇場「第九」・8回目
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三菱ふそう元会長ら無罪 判決後居直り会見

2006-12-14 22:19:51 | 事件・事故
昨日話題になった裁判の記事二つ。

ファイル交換ソフトを開発した元東大助手は有罪。

欠陥隠蔽とリコール隠しを意図的にやった三菱自動車は会社も役員も無罪。

驚いた裁判結果だ。
全く反対ではないのか?

ファイル交換ソフトは著作権を侵害する可能性があるから、そのソフトそのものを開発した人にも「共謀罪」のようなものが適用できる。故に有罪。

方や、実際に母子の死亡者が出ており、それ以外にも数多くの事故が発生し、なおかつ欠陥隠しやリコール隠しを品質保証部長が率先してやっていたという、故意の『人殺し』犯罪が無罪!
無罪判決を受け宇佐美被告は「法を的確に運用した裁判所に敬意を表する。我々を苦しめた警察、検察に猛省を求める」と弁護士を通じてコメント。
(下のFNNニュースを御覧ください)

記者会見した弁護団も「捜査に問題があった。初めからフレームが決まっていて、それにはめこむ形で取り調べたのでは」と強く捜査を批判した。
ここに、この事件を起こした三菱自動車や会社役員の反省はかけらも見られない。
まるまる居直っている。

どうなっているんだ!? 今の世の中は。

この件に関するFNNニュースの映像と遺族の怒りはここをクリック


これを詳しく伝えている毎日Web版の記事は
三菱自欠陥隠し:なぜ無罪…死傷事故の遺族はぼうぜんと


三菱ふそう元会長ら無罪 虚偽報告踏み込まず 横浜簡裁(朝日新聞) - goo ニュース

以下は、asahi.com 記事を引用
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三菱ふそう元会長ら無罪 虚偽報告踏み込まず 横浜簡裁
2006年12月14日(木)03:03

 三菱自動車製大型車の欠陥をめぐる道路運送車両法違反事件の13日の横浜簡裁判決で、小島裕史裁判官は、元三菱ふそうトラック・バス会長(当時、三菱自副社長)宇佐美隆被告(66)ら3人と法人としての三菱自をいずれも無罪とした理由について、同法に基づく国土交通相の報告要求が存在せず、犯罪は成立しないと説明した。検察側は控訴する方針。

 三菱自側の報告が虚偽の内容だったかどうかが焦点だったが、小島裁判官はこの部分の認定には踏み込まなかった。

 この件をめぐる民事訴訟では今年4月、横浜地裁が同社の欠陥隠しや虚偽報告を認定し、被害者側への慰謝料支払いを命令(原告側が控訴)。一連の欠陥車問題に絡む刑事裁判は3件あり、判決は今回が初めて。

 ほかに起訴されていたのは三菱自の元常務花輪亮男被告(65)と元執行役員越川忠被告(64)。

 母子死傷事故は02年1月10日に起きた。横浜市瀬谷区で、走行中の三菱自製大型車の「ハブ」が破損、外れた左前輪の直撃を受けた岡本紫穂さん(当時29)が死亡、子ども2人がけがを負った。

 検察側は、ハブ自体の欠陥が疑われたのに、三菱自側が02年2月1日、「破損は整備不良による摩耗が原因で0・8ミリ以上すり減ったハブを交換すれば安全だ」と国交省側に虚偽の説明をした、と主張。それぞれに罰金20万円を求刑していた。

 判決は、同年1月16日に三菱自の品質管理部門が不具合40件の一覧表を国交省に提出する際、0・8ミリ未満の摩耗で車輪が脱落した事例9件を削除したり摩耗量を多く書き換えたりして提出した、と認定した。

 ただ、うその説明だったかどうかについては「国交省に隠蔽(いん・ぺい)した9件については02年2月1日当時、三菱自が指摘する整備不良や過酷使用などを疑わせるデータはなかった」と客観的な事実を認定するにとどめ、判断を示さなかった。

 一方で、判決は道路運送車両法違反にあたるかどうかを検討。事実関係について「国交相が同法に基づいて三菱自に報告要求をすると意思決定したり、同省リコール対策室が国交相の名による報告を求めたりしたと認めるべき証拠はまったくない」と述べ、「報告要求が存在したとは証拠上認めがたい」と結論づけた。
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以下は毎日新聞の解説記事の一部
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◇データ改ざんに事実あえて指摘=解説

 横浜簡裁の判決は、道路運送車両法に定められた国土交通相による「報告要求」には、「外部的な通知書や告知」などが必要と判断。処罰を伴う行政命令の要件を、現在の実態より狭くとらえた。

 一連の三菱自動車の事件などを受けて、車のリコール件数は増加傾向にあり、国交省職員の電話やメールなどによる報告要求は実務上定着している。判決はこうした交通行政の流れに“逆行”した内容とも言え、「現場の実態にそぐわない」との声も同省内から上がる。検察側は控訴する方針で、無罪判決の可否は上級審に委ねられそうだ。

 一方で判決は、検察側の主張を門前払いはせず、三菱自による改ざんの事実をあえて指摘した。

 母子3人死傷事故では、公判中の業務上過失致死傷罪での逮捕、起訴に加え、この道路運送車両法違反罪事件で当時の同社幹部が逮捕、起訴される異例の展開を見せた。背景には「欠陥を会社ぐるみで隠していた三菱、幹部の責任を問わない限り、社会正義は全うされない」(当時の捜査幹部)という考えがあった。

 道路運送車両法は00年の同社のリコール隠し事件を機に厳罰化され、国交相にリコールの命令権が付与された。
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のだめ & シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団

2006-12-13 22:03:28 | 音楽レビュー
 今日12月13日、国会の会期終了を翌日に控え、「教育基本法改悪反対」緊急集会が、夕方福岡市天神ソラリア横の警固公園で開かれました。
 6時半開会だというのに、私が仕事を終えて駆けつけた6時50分には、警固公園に集会の人影は無く、クリスマス・イルミネーションを楽しむ若者達が群がっていました。
 周辺を歩き回り、ようやくキャンドル行進の隊列を見つけ、この列に参加して2・3分後には岩田屋広場で解散でした。
短時間集中という発想は悪くはないのですが、あまりにも早く終わりすぎで、サラリーマンには参加が難しいですね。
 で、集会や行進の写真を撮る間もなく、終わってしまいました。
上の写真は、緊急集会撤収後の警固公園のクリスマス・イルミネーションです。

 と言う事で、時間も持て余し気味かつ、せっかく天神まで出向いてきたことでもあり、このまま帰るのももったいないのでタワーレコードに行きました。

 色々と聴きたいディスクはあるのですが、まずは「フィガロの結婚」のDVD。
そしてNAXOSの日本人作曲家シリーズから山田耕筰の「長唄交響曲」と大木正夫の交響曲第5番「ヒロシマ」を選び、店内を見て歩いていると、先日このブログで紹介した ベネズエラのグスタヴォ・ドゥダメル指揮【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】が演奏するベートーヴェンの交響曲第5番・第7番のカップリングが見つかったのでこれをGET!

 ところで、このディスクどのコーナーにあったと思います?

 おもしろいことに、なんと「のだめ」コーナーに置いてあったのです。
「のだめカンタービレ」を見ている方は御存知のように、このドラマのテーマの一つがベートーヴェンの交響曲第7番なのですが、この第7番つながりで置いてあったんですね。ですから結構目立つように置いてありました。
 今、そのCDの第5番を聞き終わって7番が始まったところです。
若々しく、溌溂とした演奏です。
 音はと言うと、残念ながら今このブログを書きながら、パソコンのCDプレーヤー(DVD兼用)でイヤフォンで聴いているので、ちょっと薄っぺらな音です。明日通勤途上でカーオーディオで聴いて見ます。
 それでも、活気ある演奏の雰囲気は伝わってきます。
30ページに亘るCDケースサイズの冊子が付いているのですが、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語で日本語は無し。
 
と言う訳で、今日はCDのご紹介でした。

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-23

2006-12-12 23:40:08 | 旅行記
  (ちょっと手振れで見にくいですが、第2ステージのアンコール時)

 昨日12月11日、午後9時からの「のだめカンタービレ」も、面白かったし、音楽もショパンの練習曲やシューベルトのピアノ曲など、野田恵がコンクールで弾く曲を相当長く引用していて、堪能した。
 千秋真一の飛行機恐怖症のトラウマと、それを解消させようとする、のだめの(先週からつづく)献身が描かれていた。
賞金目当てのコンクールへの出場も、千秋真一を欧州に留学させる費用にという「金色夜叉」みたいな展開。
 奇想天外で面白く音楽ファンが見てもなかなかの新機軸のドラマである。

 その後10時からは、チャンネル変わってNHKで、山本耕史がモーツァルトを訪ねる旅を1時間半に亘ってやっていた。
 山本耕史は「毎日モーツァルト」という番組の案内役(ナビゲーター)をやってきたと言う。
 ここで紹介されたモーツァルトゆかりの場所は、この3年間に私が旅したところが殆どであった。もちろん、行っていないところも紹介されていたが。
 しかし、さすがNHKとあって、一般観光客が入れない特別な場所にも入り込んで撮影していた。

 さて、私の「ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて」は、
Mozart Matinee Koncert(お昼のモーツァルト演奏会)のつづき。

2曲目は現代音楽。指揮者は大きな譜面台に楽譜を広げていた。

 1974年生まれというから、まだ30歳そこそこのラインハルト・フーフスという若手作曲家の2006年(今年!)できたてホヤホヤの作品。おそらく世界初演(で最後だったりして・・・)。
 オケはモーツァルト専門のザルツブルグの広告塔的楽団かと思っていたが、この現代曲を良くこなして見事な演奏を行なってました(失礼しました。)
 現代音楽にしては、比較的解り易い音楽でした。
最近の日本の若手の現代音楽は、独りよがりが一人歩きをしているような、聴く人の気持ちを全く無視している曲が多いが(たとえば、FM放送で聴いた日本音楽コンクール・作曲部門へのエントリー曲など)、フーフスのこの曲は現代音楽らしい斬新性も持ち合わせながら、全体として納得のゆく曲でした。

ここで、第一ステージ終了。

 第二ステージは、ソプラノとオーケストラによる、モーツァルトのオペラナンバー。
ソプラノはポーランド人のアレキサンドラ・クルツァーク。
いわゆる、おなじみの聞かせどころのあるアリアメドレーという感じで、先ほどの現代音楽のように構えて聴くこともなく、気軽なマチネ・コンサートという本来の雰囲気です。

 第三ステージは、次回のお楽しみに! 


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「のだめカンタービレ」オフィシャルサイトは、ここをクリック
「毎日モーツァルト」(BS-2)は、ここをクリック

ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-23
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敬愛なるベートーヴェン 「第九」交響曲

2006-12-11 02:11:40 | 映画レビュー
  (写真は嘉穂劇場 第九練習・女声陣)

12月10日(日)午後1時から5時半まで
リハーサル前の最後の嘉穂劇場「第九」の練習があった。
今日も殆どフルメンバーが参集して、最後の細かい注意事項を復習する練習を行なった。
午後1時から男声の特別訓練。
午後2時から女声の特別訓練。
午後3時5分から5時25分まで合同練習。二重フーガを中心に。

リハーサルは12月15日午後6時半から。
本番は12月16日午後5時開場、午後6時本番です。
ぜひご来場ください。
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話し変わって・・・

しんぶん「赤旗」日曜版12月10日付けの映画・文化情報欄(28面)に
「敬愛なるベートーヴェン」の映画評が出ていたのだが、マイナーな映画のような感じで、いつも行っているシネコンでやっているとは思えなかったが、インターネットで調べてみると今週から上映のようだった。

「硫黄島からの手紙」も今週から公開なので、これに行くつもりではあったが、おそらく、「敬愛なるベートーヴェン」の方は、観客が少なくて1週間で終わるか、夜の上映がなくなりそうに思えたので、今日12月10日は、こちらを見ることにした。

原題は「Coping Beethoven」すなわち「ベートーヴェンの写譜」というような題だ。

 主人公は、音楽大学(コンセルヴァトワール)主席の成績で、教授の推薦によって写譜屋に派遣された、作曲家をめざす女性アンナ・ホルス(どこからみても美しい)。
 彼女が、ベートーヴェンの自筆譜の写譜担当となり、「第九交響曲」の合唱のパートの写譜を4日後の初演までにしなければならないという筋立てである。
ベートーヴェンの悪筆は有名であり、困難な作業が待っていそうである。
 もちろんコピー機などあるはずは無く、竹ペンにインクをつけての手作業である。
本来、コピーとはこういう作業のことを言うのだと理解した。

 この話は事実ではないと思うが、いかにも本当らしい話の展開で興味深く見た。
どうしても第九を自ら指揮したいベートーヴェンに対して、オーケストラに隠れて合図を送るアンナの指揮振りと表情が感動的。
特に、第4楽章の合唱がゆったり「星空のかなたに父はおわします」
Über Sternen muß er wohnen.
と歌うところの、陶酔したアンナの表情がゾクゾクする感じをよく現している。
カメラワークもうまく、美しい。

 全編ベートーヴェンの音楽が散りばめられている上、「第九」がエピソードの中心であり、また映画の始まりと終わりが弦楽四重奏曲「大フーガ」であることも特別な意味をもっている。

 この「大フーガ」によって、ベートーヴェンは、第九でかつて無い「合唱つき交響曲」という音楽の可能性を展開したことに満足せず、さらに新たな地平を切り拓こうとしていたことを象徴している。
この「大フーガ」は当時の人々には全く受け容れられなかたが、エンディング・クレジットの冒頭で、この曲は後世の多くの作曲家に示唆を与えていることが紹介されていた。

 その「大フーガ」を睡眠薬代わりに聞いて寝たのだが、確かにすごい曲だ。
もう“現代音楽”と言っても間違いではない。
叫びと言うか雄叫びと言うか激しいくり返しのリズムと不協和音の連続である。

これは、当時の貴族にはもちろん、一般民衆にも受け容れがたかったことだろう。

 この「大フーガ」初演の折は(映画の中では)、演奏中に次々と聴衆は去ってしまい、庇護者の大公までもが、「ますます耳が聴こえなくなったようだな」と捨て台詞を残して去って行くのだが、ただ一人残っていたアンナ・ホルスにベートーヴェンが、「君はどう思う?」と尋ねる。
アンナは「私の考えはあなたと違う」と不同意を表明する。
ベートーヴェンは、「それでいい」と、ベートーヴェンの模倣をしがちだった彼女の作曲家としての自立を喜ぶ。

 ちょっとネタバレ的にはなったが、おそらく見に行く人も少ないだろうから良しとしよう。

 エンディング・クレジットでは、アンナ役のダイアン・クルーガーがTOPであり、ベートーヴェン役のエド・ハリスは4番目であった。
すなわち主役はベートーヴェンでは無くてアンナであるということだ。

 イギリス・ハンガリー響作で、女性監督アニエスカ・ホランドのメガホンとのこと。

 なんで、セリフが英語なんだい?!という気持ちの悪いところはあったが、それはあったとしても、なかなか見ごたえと聴き応えのある映画だった。

トリアス久山の結構大きい方のスクリーンに観客は7人であった。
(12月10日午後9時45分開演・来週はもうやってないだろうな!)

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昼は第九の練習、夜は第九が鳴り響く映画を見て感動を新たにした一日であった。

嘉穂劇場「第九」・番外編(映画評)
このシリーズを最初から読む   第7回へ  第8回へ


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コメントありがとうございます。

2006-12-10 19:33:30 | 憲法
昨日の記事にコメント頂いたので、コメントを返しましたが、
これを記事にUPします。

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開催結果のお知らせありがとうございます。 (つの豊臣)
2006-12-09 23:44:21

参加できなくて申し訳ありません。街頭演説を2000回に到達させるためでした。この件はTBします。
藤井先生と榊山さんのお話は聴きたかったものです。

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つの豊臣さま
「日本国憲法は押し付けられたか?」では、お郷の坂本龍馬や植木枝盛が話題になり、つのさんにはたまらないお話だったと思います。


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日本国憲法擁護連合       2006-12-10 05:46:16

紅い扇子と赤と白のチャイナ服がなんともいえませんね。大極拳といえば、人民服というイメージがありますが、そのイメージを覆すような、扇子と赤と白いチャイナ服のいでたちしはびっくりさせられました。イメージはいかに歪んだものかはっとさせられました。扇子とあまりにも神々しい赤と白のチャイナドレスのせいで、大極拳というよりも、中国舞踏にみえてしまうのも、大極拳の風景のイメージを刷り込まされてきたものが吹き飛ばされたからでしょうか。話題を憲法に絞りますが、「憲法研究会」の案がもとになったのは事実ですので、「押し付けられた」などという反動どもの主張はデマであるのが重要です。彼ら反動の案がけられたことが憎しみになっているということではあるでしょう。私はちなみに、野坂氏が提出した、日本人民共和国案は嫌いではありませんが、自衛権を含んでいたり、吉田茂との論争で野坂氏は自衛権を主張した過去は批判的にみています。重要なのは、日本の国家権力者たちが、9条と99条を覆す策動をしてきたことです。つまり憲法違反を自らおかしてきた国家権力は、憲法遵守規定を自らやぶって改憲を主張してきたわけです。いわば、右翼クーデターを政権側がしかけているわけです。近代憲法概念では、憲法を守らない政権は主権者である市民が打倒して当然ですから、改憲を主張してきた政権は打倒されるべきだと考えます。参院選挙できっちりと審判をつけましょう。三分の一の改憲反対派を国会に送ると同時に、民主党には改憲賛成とはいわせない闘いをしたからつくっていきましょう!
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日本国憲法擁護連合さま
この集会に御参加頂いたようですね。
お名乗り頂ければ、色々とお話できたでしょうに。
残念でした。
 野坂氏の論争については、詳しくは論評できませんが、当時は国連もできたばかりで現在のように力が無く(今も力があるかどうかには論議がありますが)、自衛のための軍隊を持つことは、米国やソ連・中国からの独立を保つ上でも必要とされたのではないでしょうか?
 まやかしの非武装が現在のような米軍に支配された「核の傘」論を横行させたようにも思えます。

 私自身は、自衛のためと言っても、侵略者に軍隊で対抗することは、結果的に被害をますます拡大し、国際的に訴える上でも説得力に欠けると思います。
1968年のチェコ人民がソ連兵に花一輪をもって説得にあたったような抵抗こそが、侵略者の非道さを訴え、国際的な支援も得ることができるのではないかと考えています。
反対にイラクのようなテロによる抵抗は益々国民の犠牲者を増やすことになるのは、日々証明されているところです。
これらのテロが米軍の支配に口実を与えていることは自明です。

 また、この集会で藤井九大名誉教授も言っていましたが、軍隊が自国民を守ることなど殆どあり得ない、という事実を見ても武装自衛という論拠は崩れています。

 自公政権や民主党は、そういう事実を見ないで武装・自衛(自公政権では海外での米軍の支援が眼目)を声高に叫んでいるのです。
時代錯誤(60年間の発想)と言わざるを得ません。


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「本八日未明+1集会」

2006-12-09 22:53:06 | 憲法
   (ちょっとピンボケで済みませんが中国残留孤児のみなさまの太極拳の披露です)

昨日の記事にも書きましたが、今日午後1時から九州大学六本松キャンパスで、市内九条の会合同企画のイベント
「本八日未明+1集会」
が開催されました。

この集会には、中国残留孤児(みなさん70歳前後ですが)の皆さんも参加し、太極拳の数々を披露されると伴に、政府によって、敗戦時と帰国妨害で2度も棄てられた事実を短時間ながら切々と訴えられました。

これについては改めて別の機会に御紹介します。

続いて、九州大学名誉教授の藤井哲さんより「第2次世界大戦における日米の技術の違い」と題して、約1時間の講演がありました。
前半は、戦争当時の生活状況を思い出深く回顧。
中盤では、日本軍部の馬鹿げた戦い方をエピソードを交えて展開。
後半に日米の技術的相違についた説明されました。

最後に九州大学同窓生9条の会・事務局の榊山氏が、「日本国憲法は押し付けられたか?」と題して、1945年12月に鈴木安蔵を始めとする「憲法研究会」が、国民主権と象徴天皇制を明確に位置づけた「憲法要綱」を発表していたこと。
また、そのルーツが植木枝盛の「東洋大日本国国憲按」にあることを報告。
チャップリンの「独裁者」、ジョンレノンの「イマジン」、ベートーヴェンの「第九」交響曲と日本国憲法の共通性をさまざまなブログを紹介しながら指摘しました。
最後に憲法第12条の「国民の不断の努力によって」憲法は守られなければならないことを強調して終わりました。

教育基本法が国会で重大な局面を迎える中で、時機に叶ったイベントとなりました。

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本日「本八日未明+1集会」にご参加を

2006-12-09 00:30:42 | 憲法
福岡市内「九条の会」の共同企画である
「本八日未明+1集会」
は、本日12月9日行なわれます。

以前、掲載していますが再録します。

集会テーマの由来
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大本營陸海軍部發表 
昭和十六(1941)年十二月八日午前六時
帝國陸海軍は本八日未明
西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり

(国内では新聞統制のため、この日を最後に各社別の号外が出せなくなり、以後は「共同号外」の形を取るようになりました。)
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「9条の会」合同集会へのお誘い

「本八日未明!+1 集会」
(65年前の太平洋戦争開戦をふり返って)

と き:12月9日(土) 午後1時~4時
ところ:九州大学六本松キャンパス
3号館・320番講義室
次 第:「太極拳の披露とお話」
  中国残留孤児のみなさん
「第二次世界大戦における日米の技術の違い」
  藤井 哲 九大名誉教授(科学者会議)
「日本国憲法は押し付けられたか?」
  榊山 惇 (同窓生9条の会・事務局)

入場料:無料(幾らかカンパ頂ければ助かります)
主 催:九州大学9条の会
     日本科学者会議福岡支部
後 援:九州大学同窓生9条の会
     六本松九条の会

九州大学関係者以外の方も誰でも参加できます。
どうぞご来場ください。



1941年12月8日、日本が攻撃したのは、ハワイ真珠湾(Pearl Harbor)だけではなかった。
フィリピン、シンガポール、それにオーストラリアも含む太平洋全域に侵略を開始した。

 1945年8月6日広島(ウラニウム型)に、8月9日長崎(プルトニウム型)に原子爆弾が投下され、8月15日に敗戦を迎えるまで、無謀な侵略戦争で、アジア・太平洋の諸国民二千万人以上、日本国民三百万人を超える犠牲者を作りだした。
 日本国民は、この戦争の惨禍を二度と世界で起こさないために「日本国憲法」を、感動を持って制定した。 日本国憲法は占領軍の押しつけでは無く、日本の先人の智慧の結晶であることが歴史的に証明されている。
今、国会では教育基本法『改正』案の採決を与党(自民・公明)単独で強行し(11/16委員会、11/17衆議院本会議)、「義勇公に奉じる」人間作りを目指し、憲法9条改正により軍隊を憲法に位置づけ、戦争できる国に変えようとする策動が行われている。
このような事態を見過ごすことのできない私たちは、微力ながらも意思表示と、気持ちを伝える場を持とうと考え、この集会を計画した。

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以上、引用終わり

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ブログ開設1周年

2006-12-08 23:35:27 | 日記
本ブログ「観劇レビュー&旅行記と日記」
の最初の記事を書いたのが、2005年11月24日でした。

すでに、1周年を過ぎていたことになります。

最初の頃は、随分間を空けて書いていました。
このところは毎日書くように努力している次第です。

今後ともよろしく御願い致します。
JUNSKY

私が9・11の真相を疑う理由;フルフォード

2006-12-07 21:38:18 | 国際関係
昨日の 「ポラリス」 を見ていたら、きくち・ゆみさんが2001年の911事件の疑問を描いた映像を紹介していました。

今日、このブログのサイドバーの【BOOKMARK欄】にある
videonews.com
を見たら、そこにもこれに関する情報がありました。

こちらは、ベンジャミン・フルフォード氏の追究映像。
(実はまだ見ていないのですが)
その紹介記事の一部を引用すると
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1年にわたる取材の結果を「暴かれた9.11疑惑の真相」で著した、元「フォーブス」誌アジア・太平洋支局長でジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏は、イスラム原理主義者のテロリストたちが民間旅客機を乗っ取って9・11を実行したとする説には、あまりにも多くの疑問点や矛盾点があり、米政府はその疑問にほとんどまったくと言っていいほど答えていないと主張する。
 フルフォード氏の主張はこうだ。
 例えば、突っ込んだ飛行機の火災によって鉄骨が溶解し倒壊したとされているワールド・トレード・センター(WTC)については、ジェット燃料の炎では鉄の融点まで温度は上がらないという。ネジが溶解してフロアーのみが落下していくパンケーキ現象だったのであれば、鉄骨だけは残っていなければおかしい。しかし、WTCの後には粉々になった瓦礫しか残っていなかった。
 フルフォード氏は倒壊の映像を見ながら他にも不自然な部分を指摘し、これは爆発など何か別の力が加わって崩壊させられたとしか説明がつかないと主張する。
 また、WTCの瓦礫の中からは、突っ込んだとされるアメリカン航空11便のパーツもユナイテッド航空175便のパーツも何一つ発見されていない。にもかかわらず、米政府はその瓦礫を早晩廃棄処分にしてしまっている。しかも、飛行機の部品は全て火災で溶解したが、実行犯特定の決め手となったテロリストたちのパスポートだけは、瓦礫の中から判別可能な形で発見されているのだ。
 ペンタゴンに突っ込んだとされるアメリカン航空77便については、大型のボーイング757が突っ込んだにしては明らかに建物の損傷が小さ過ぎる上、実際にボーイング757が突っ込んだ瞬間を捉えた映像や写真が一つも公開されていない。ペンタゴン周辺には多数の防犯カメラがあり、当然そのカメラには飛行機突入の瞬間が写っていると思われるが、その映像は全て米政府が押収したまま公開していないため、ボーイング機が突っ込んだことを裏付ける証拠が何一つ無い状態が続いているというのだ。
 しかも、ペンタゴンに突っ込んだアメリカン航空のパイロットは、実は前年まで米空軍のパイロットを務めていて、国防総省がテロの前年に航空機がペンタゴンに突っ込むテロのシミレーションを行ったときのパイロット役を務めていた人物であることを、フルフォード氏は明らかにする。
 他にも疑問点をあげれば枚挙に暇がない。
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と、言う訳です。
そうして、80分に及ぶ映像を掲載しているのです。

ご興味のある方は、下記から御覧ください。

ここをクリック

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【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】

2006-12-06 21:14:55 | 音楽レビュー
先日の「のだめカンタービレ」の記事にオーケストラ繋がりというか、
「ポラリス」JCPmetalさんよりTBを頂きました。

ベネズエラの【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】についての記事でした。

『我が意を得たり』の思いだったので、コピペしてご紹介します。

以下、「ポラリス」の引用
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このベネズエラのオーケストラ

【シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団】

については、12月6日付けの、赤旗「潮流」欄で(私;引用者;も)初めて知りました。

 先日大統領選挙に圧勝し三度目の勝利を獲得したベネズエラのチャベス大統領が、力を入れている分野だそうです。

 貧困対策に力を入れ、豊かな石油収入を以前のように一部の大資本家とアメリカに持っていかれるのではなく、貧困対策や医療・教育に集中して投資し、大きな成果をあげているチャベス大統領は、文化面にも力を入れていることが良く解りました。

「潮流」は、一般紙で言えば「天声人語」のような一面下のコラムなのですが、結構文化に造詣の深い人が書いているようです。

 このコラムを私が解説するより、コラムそのものが良く考えて短くまとめていますので、そのまま引用します。残念ながら電子データが無いので、タイプ入力します。(タイプ入力はポラリス執筆者の方です;引用者)
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【潮流】2007年12月6日

▼ オーケストラの名門中の名門、ベルリン・フィルの前音楽監督クラウディオ・アバド、後を継いだサイモン・ラトル。二人が絶賛し、もっとも将来を期待する若者がいます。
▼ グスタヴォ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel;引用者追記)。20代半ばの彼は、ベネズエラの指揮者です。日本でも今秋、ベートーヴェンの第5・第7交響曲のCDが輸入販売され、覇気にみちた堂々の演奏で聴き手をうならせました。

▼ オーケストラは、シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団です。ユースだから、みんな青年です。写真を見ると、さまざまな肌の色の若者が集まっています。なかにはかつて路上でくらし、アルコールにおぼれていた人もいます。
▼ 社会の荒廃から青年を抜け出させ、貧しくても彼らが能力を生かせるように支える音楽活動は、かなり前に始まったようです。いまや全国に125のオーケストラがあります。貧困対策を約束して8年前に誕生したチャベス政権は、国をあげてとりくみます。
▼ CDで一躍ベネズエラの勢いを世界に知らせた楽団の名は、スペインとたたかった19世紀南米の独立運動の指導者にちなみます。チャベス政権は、国名も「ベネズエラ・ボリバル共和国」と定めました。チャベス大統領は先の選挙で、アメリカが後押しする候補を圧倒し、三選を果たしました。
▼ 「アメリカの裏庭」といわれた中南米に、続々と左派政権が生まれ、変革のうねりはやみません。自由で平和なラテン・アメリカの共同、連合は、ボリバルの夢でもありました。

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 以上、引用終わり。

私も、この記事を全面的に支持し、御訪問のみなさんにご紹介しました。
今日も、コピペの手抜きですみませんです。

なお、タワーレコードの御紹介 では以下の通りです。
(ここは、商品広告になるのでポラリスさんにはありませんでした)
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いかにも練習量が多い鍛錬した演奏という感じであり、内声部がくっきりと聴こえ、単調無味なフレーズは皆無、ドライヴ感バツグンの颯爽としたベートーヴェンです。火を吹かんばかりの豪速(6分9秒)で聴く第7の終楽章は圧巻!

大注目!若きドゥダメル、ドイツ・グラモフォンからデビュー!
南米ベネズエラ出身のグスタヴォ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)は、2005年9月にドイツ・グラモフォンと専属録音契約を結んでいます。ドゥダメルは1981年生まれで、4歳からヴァイオリンを始め、その後シモン・ボリバル国立ユース管弦楽団で活躍。1999年には同管の音楽監督に就任。ここで、クラウディオ・アバドやサイモン・ラトルらから指導を受けています。
“Dudamel and his young orchestra's devotion to music have impressed me from the first moment.”---Claudio Abbado
“…the most astonishingly gifted conductor I've come across.”---Sir Simon Rattle 


2004年に開かれた第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝。既に、スウェーデンのエーテボリ交響楽団の次期首席指揮者に決定しており、2つのポジションを兼任する形になっています。彼は、2005年のBBCプロムスにおいて、N.ヤルヴィの代役としてを初めてエーテボリSOを指揮。その演奏が大好評だったそうで、正に大抜擢といった所。
「初めてエーテボリ響をプロムスで指揮した時に、団員の高いスキルと何ごとにもオープンに対応する姿勢に強く心を打たれました。瞬く間に、オーケストラとまるで恋に落ちたようなものです。」ドゥダメルのコメント[プレス・リリース]

2006年の段階で、まだ25歳になったばかりの俊英指揮者の第1弾は、正にクラシックの王道と言えるベートーヴェンの交響曲2曲!手兵シモン・ボリバル国立ユース管を指揮した演奏に、天下のグラモフォンも大いなる自信を持ってプロモーションを行っています。ベートーヴェンの第5、7番でのデビューということで、ティーレマン並みのプッシュを受けているようです。
※2007年には、ロサンゼルスとシカゴへのコンサート・ツアーも決定![2006年7月情報]
【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第5、7番
【演奏】
Simon Bolivar Youth Orchestra of Venezuela / Gustavo Dudamel
グスタボ・ドゥダメル(指揮)、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
【録音】
2006年2月、ベネズエラ中央大学アウラ・マグナ講堂
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以上、タワーレコード情報引用終わり

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