JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
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体調不良

2006-12-05 23:38:29 | 健康づくり
昨日、夜間診療をやっている千鳥橋病院でCT検査を受けたところ、頭蓋骨にも脳にも特に異常はないということでした。
また、アルツハイマーのような萎縮も無いということで、一安心。

しかし、今朝も頭が痛くて重く、立ち上がるとふらふらするので、会社にメールで休暇を届けて休みました。
昼過ぎまでというか、午後3時過ぎまで寝ていましたが、良くなりそうもありません。

血圧が平常より上が50前後、下が30前後高いので、これが頭痛の原因かも知れません。

と言う訳で、今日はここまで。

申し訳ありません。

のだめカンタービレ

2006-12-04 23:17:14 | TVレビュー
なんとも言いようのない「ドタバタ喜劇」であるが、何か味がある。

そういうのが、この番組の特徴だろう。

クラッシック音楽をあまり聴かない人たちや、全く縁が無かった青少年を、クラシック音楽に近づけたことは、高く評価されるだろう。

残念ながら私は原作のマンガは読んでいない。
しかし、その雰囲気をこの番組は伝えているのであろう。

マンガでは、音を伝えるのが困難であり、知っている人は知っているという感じだっただろうが、TVドラマ化することで、音を音として聴かせることができた訳である。

それが、うまく行ったのかどうか?
先ほど述べたように原作を読んでいないので何とも言えない。

それは別として、
ドタバタではあるが、各回に新たな音楽が配されているようで、音楽通にも楽しめるものとなっている。
本日の回では、その中の演奏会で演奏されるメインの曲・ブラームス「交響曲第1番」は、もちろん、モーツァルトの「オーボエ協奏曲」そして、ラヴェルの「ボレロ」、バッハの「マタイ受難曲」、そして私も知らなかったもう一曲(おそらくドヴォルジャークかスメタナの曲?)が演奏され、またBGMとして流れた。

オーボエ協奏曲では、福士誠治が訓練の成果か、指使いも結構まともに動かしているようだった。
この点、NHKは雑だ。どのドラマを見ても指使いはいい加減で、適当に動かさしている。
その面では、全ての楽器に演奏どおりの動きをさせているところは評価できる。

水川あさみのヴァイオリンも結構「様に」なっている。

上野樹里の、新しいキャラクターへの挑戦と熱演(ちょっととぼけた・抜けた感じを良く出している。)も心憎い限りである。

で、この番組への私の評価は上々である。
音楽喜劇と言う新しいジャンルを開拓した!

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話し変わって、先日来頭痛が続いていたので、今日夜間診療に出向いてCTスキャンを撮って貰ったところ、頭骸骨にも脳にも異常を認めませんでした。アルツハイマーのような萎縮も認められません。ということで、安心しました。

ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-22

2006-12-03 20:48:18 | 旅行記
   (写真はきらびやかなMozarteum内観)

「Mozarteum Koncerthaus」モーツァルテウム・コンサートホールでの
Mozart Matinee Koncert のつづき・・・

 (そのすぐ左に会場の入り口があったが、そこも同様の古びたたたずまい。
ホワイエも何と言うことはない、日本の古い公会堂のホワイエという雰囲気。)
ここまで、前回の再録。

 しかし、開場時間となり、中に入ると外側とは全く異なるきらびやかな造り。ついさっき改装したばかりという感じです。

 演奏は、ザルツブルグ・モーツァルテウム・オーケストラというから、座付きオケ(冠オケともいう)というところ。
本場中の本場の演奏と言う訳だ。

指揮者はエストニア(旧ソ連の一部)出身の女性指揮者 Anu Tali。

1曲目はモーツァルトの「セレナーデ」
各2本のホルンと小管弦楽(バンダと言う)が舞台上手(客席からみて右側)・下手、そして客席2階前方の上手・下手の4箇所に分かれて掛け合い(エコー)を行なうと言う珍しいそして美しい室内楽曲。 当時のホルンはキー(バルブ)のないナチュラルホルンであるが、その自然倍音だけで出る音を駆使したホルンの腕の見せ所満杯の曲である。 ホルンが次々とバンダを渡って掛け合いをするので、エコー効果抜群であった。後で公演パンフを読んで、これが愛称「エコー・セレナーデ」というのを知り「なるほど」と思った次第。 もちろん初聴きであったが、解り易い美しい曲でした。

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-22
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フォルカ・レニッケ氏を迎えて「第九」練習

2006-12-03 00:43:36 | 音楽レビュー
   (ズーム画像でピンボケですが指揮者のレニッケさんです)

今日12月2日夕刻から「嘉穂劇場」第九の最終盤の集中練習が行なわれた。

これには、今期初めて指揮者のフォルカ・レニッケ氏が指導に参加。
かつて無く多くの参加があった。

まず、いつもの練習指揮者による男声の練習が午後5時から6時まで。
そして、女性の練習が6時から7時まで。

レニッケ氏は7時15分を少し遅れて到着。
早速、指揮を開始。
冒頭から、指摘事項多発!

特に、詩のリズム感を感じるように、メロディなしで、レニッケ氏の発音に続いてくり返す、いわゆる「口写し」練習を何度もやる。
また、詩の意味を伝えようと苦心されていた。
なお、レニッケ氏の夫人は日本人であり、一応説明は日本語だが、ニュアンスが伝わらない場合は英語やドイツ語が混じった。



9時過ぎまで、2時間近くに亘る熱意のこもった指導であったが、
特徴的であったのは、
「あなたがたには、No9をやりたいという情熱が感じられない」
「一人ひとりが責任を持って、やってください」
「歌えない人(高い声が出ない人も)は、無理して歌わず、口パクでやってください。」
「歌詞の意味を感じてください。」
「歌詞のリズムを感じるようにメロディ無しで読んでください」
「音取りは自分でやってください」
という厳しい話であった。

そして、最後に言われた
「私は音取りに来ているのではありません。音楽をしに来ているのです!」
「ベートーヴェンの音楽と彼がこれにこめた気持ちを表現するのです」
という厳しい言葉が印象的であった。

これまで、ゆっくり音を確かめながら、参加者の音と心をまとめるという作業がおろそかになっていたのではないかと感じる。
歌える人に合わせて流れてきたのではないか? と思った。

嘉穂劇場「第九」・7回目
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武士の一分

2006-12-02 23:02:25 | 映画レビュー
12月1日ファーストデイ・スペシャルで、1000円で、この日公開されたばかりの、山田洋次監督の時代劇三部作の最後をかざる「武士の一分」を見た。
9時15分からのレイトショー。
比較的大きな会場に、半分くらいの入り。

さすが、山田洋次監督。
いわゆるチャンバラシーンは無く、当時の武家の宮使えの日常を描いてゆく。
今回は「お毒見役」。
6人のお毒見役が、殿様が食べる食材を分担して毒見をするという仕事である。
同じものを6人で食べるのではなく、それぞれ別の食材を食べているようだ。

今回の主役は木村拓哉。彼が、そのお毒見役の一員である。
毎日の単調な毒見の仕事に、どちらかというと嫌気が差し、「隠居」を考えていると言う設定。

「隠居」というのは、この場合、完全に仕事からリタイアするのではなく、お城勤めを辞めて、自ら仕事を探すということのようである。
だから、三十代でも「隠居」と言っているようだ。
彼の仕事の夢は、子ども達に、その個性に合わせた剣術を教えたいということで、「着物をその子の身の丈に合わせて作る様に、剣術もその子の能力に合わせた画一的ではない教え方をしたい」ということである。

さすがに、夜間中学や障害者教育を描いてきた山田洋次監督だけのことはある。

さて、彼の夢はかなうのか?

彼を支える妻役に宝塚歌劇団・星組娘役TOPを努めた、檀れい。
彼女は宝塚時代から、素顔や薄化粧の時は美形でキレイだったが、宝塚のあのキツイ舞台化粧をすると化粧負けして、変な顔になるという不幸な来歴があったが、この映画では自然な化粧で、清楚さが浮き出た女性像を演じていて美しかった。

映画のStoryは、淡々とした中にも見ごたえがあった。
が、ここではストーリー・ネタバレはやめる。

是非、見ていただきたい。

今、スマ・ステに木村拓哉が出ている。

2006Dec02 23:03

スマ・ステの解説によると、木村拓哉は、蜷川幸雄演出の「盲導犬」という演劇に17歳で出演していたという。23:15

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「武士の一分」公式サイトは、ここをクリック

武亜朋総領事と語る夕べ その後三日酔い

2006-12-01 23:53:15 | 国際関係
駐福岡中国領事館の「武亜朋総領事と語る夕べ」と、その後の『懇親会』に参加したのは良いが、その懇親会で、通常は慎重に進める飲みピッチを忘れ、泥酔状態となり、二日酔いどころか、今日まで頭痛・肩こり・樋口一葉じゃなくて、首も痛いし、目には青痣状態が続いている。
飲み会では自分のペースを守って!慎重に!

と、言う訳でここ数日(といっても2日間)、夜はぐったりで早く寝ていたのでブログの新規投稿ができなかった。

さて、その「語る夕べ」の一端を『あんくる トム 工房』さんのブログから引用しよう。
以下、引用。
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11月29日(水) 福岡市内で駐福岡中国領事館の武亜朋総領事と語る会が開かれました。
主催は日本中国友好協会 福岡県連合会。

 会には60数名が参加し、武総領事の話に耳を傾けました。
武総領事の話は、1.安倍政権になってなにが変わったか。今後、政治、経済、文化、などの協力を推し進めなければならない。  2.中国と日本の交流は、各分野でますます盛んになってきている。
3.九州と中国は金印の時代から密接な関係にある。今後、ますますこのような関係は深まっていくだろうと述べました。
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以上、引用終わり。
原文はもっと長いので、ここをクリック

さて、ここからは、私がその『夕べ』でメモした内容です。(文責は、私です)

日本と中国の交流の拡大
 両国への旅行者
  日本→中国 330万人
  中国→日本  80万人
 留学生
  中国→日本  7万人(全留学者数10万人の7割に相当)
 貿易は1972年日中国交回復時の170倍
  2千億円
  中国は日本の最大の貿易パートナー
  常時滞在日本人3万人
 
とりわけ九州は古くから中国との窓口
 志賀島の金印(3世紀)
 遣唐使の窓口(8世紀)
 鑑真和上も九州に上陸

現在も九州地域は中国との交流が一層強まり増えている。

友好姉妹都市 45都市
 福岡市と広州市などの交流例
華僑・華人 2万人
留学生8千人・就学生2千8百人で合計1万人超

2百位の九州の企業が中国進出。
1994年から2004年の輸出額4倍。
 4556億円
中国からの輸入 3.3倍。
 2005年 対中>対韓

大学・研究機関の国際交流
 165の国際交流協定が成立。(中・日間)
 対世界全体の23.6%が日中間。

歴史認識の問題では九州の人々は比較的正確な立場。

航空路線は福岡-中国間に8路線。
それ以外に長崎・北九州空港からも。

今、中国経済は大きな帰路に立っている。
「環境を犠牲にしてもGDP拡大を目指すのか?」それとも
「環境保護に重点を移すのか?」
これまでは、
「先に豊かになれる人は、豊かになり、他の人々を引っ張ってゆく」という政策を続けてきたが、ずっとこの理念で中国経済を指導するのは間違い。
その結果、全体のバランスを欠き経済格差が生まれてきた。特に沿海部と奥地。
全体のバランスを保てるような発展を目指す方向に転換しつつある。

エネルギーの消耗をなくす。
国民の貧困を放置しない。
環境保護は極めて重要。
長い目で見て、GDP発展を少し抑えても安定的な経済の発展をめざす。

(以下、略)
また、次の機会に書きます。 


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