じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

コラム 黒人留学生ランナーは大阪の男子高校駅伝界にプラスに作用すると思います

2017-05-27 21:49:22 | 陸上

開催中の第70回大阪高等学校陸上競技対校選手権大会兼 全国高等学校陸上競技選手権大会 大阪予選会、昨日の男子1500は興国高校の1年生ンガンガ君が大会新記録で優勝。1年生ながら圧倒的な強さを誇るンガンガ君に周りの上級生がなんとか食らいつこうとするも追いつきそうな所でンガンガ君がちょいと引き離す。ラストはこの繰り返しでンガンガ君が余力をもって優勝。完全に上級生が下級生にもてあそばれた格好ですが、この光景を見て、こうした黒人留学生ランナーの存在は負けん気の強いなにわっこ気質を刺激し、浪速の男子高校生ランナーのレベルの底上げにつながり、それが男子高校駅伝不毛の地と言っても過言でないかもな大阪の高校駅伝のレベルアップにつながり、野球やラグビー同様、大阪が高校駅伝屈指の強豪地区になって都大路を大阪の高校が女子の薫英同様に制する。こんな時代が来るかもな?って先の期待感を膨らませながら昨日のレースを見てました。


男子の大阪の高校サッカーが、地元の強いユースチームと相まみえながらレベルを上げていき、全国屈指の強豪地区になろうとしているのと似ているかもなとも感じます。実際にそれが大阪の高校サッカーのレベルアップにつながってる理由なのか私には分かりませんが😊

以上です。


 

5月27日堺泉北シニア 生野シニア

2017-05-27 16:51:10 |  中学野球

✳堺泉北シニア

4一庄司右右3:やや細身もガッチリ体型。昨年のタイガースカップ観たときには特に印象に残ってなかった走塁判断の良さが光る。

 

6捕芝右右2:細身だがタイガースカップの時よりガッチリ感が。強肩で余裕をもって鋭い送球ができてました。フィールディング動作も良く走塁判断もよく、走塁そのものも鋭かったです。タイガースカップの時は肩くらいしか印象に残ってませんでしたので、冬の間に伸びたのかもですね。

 

8投園田右右1:まだ細さもやや感じるがお尻から下がしっかりしている本格派右腕。タイガースカップの時はひじの使い方がうまさや腕の振り、直球や変化球といったひとつひとつのボールに印象がいきましたが、加えてこの日は、単に大きいだけでなく、体の軸がしっかりしてるからフォームにブレがなく、それが9イニング換算で投げても終始強いストレートに鋭い変化球を余裕を持って投げ続けられることにつながっていたのが印象的でした。牽制もうまく鋭かったです。シュート系の変化球もあるのかもですね。変化球投げる際に腕が下がってしまうことが時折あった点が、課題と言えば課題かと思います。



✳生野シニア

4左神山右右7:華奢。春先に見たときはどっしりした打席での構えが印象に残りましたがこの日は肩の強さが印象に。

 

5捕上田右右2:やや細身もガッチリしていて尻から下の骨格筋肉がしっかりしてました。振りが強く大きく振れますから詰まっても力でヒットにできる。強肩。軽く投げただけで2塁へ鋭い送球という春先と同様の印象をもちました。

 


5月27日大阪桐蔭 大商学園

2017-05-27 08:43:08 | 高校サッカー

※守備

大阪桐蔭:新人戦では無失点で凌いだ相手に後半2失点。無失点で抑えた新人戦の時も、組織でしっかり守ったとまでは言えないと感じましたが、新人戦同様、課題として残ったと思います。1失点目はCKを遠いサイドに蹴られてのもの。全員がボールウオッチャーになってしまい、視野の狭さという課題も出たように思います。新人戦同様、個々の守備には観るべきものがありました。視野の広さを感じる選手もいますので、その選手がもっと前に出て全体を指揮すると良い方向に向かうかもですね。後、失点して負けたチームを見てよく感じることがありますが2列目のサイドというのは独特の難しさがあるなと思います。攻めることが求められる一方、前前いくなということも求められる。ドリブルでの突破力が求められるポジションですがそれをやるとそこが守備の穴になりカウンターを食らいやすくなる。この日の大阪桐蔭にもそれを感じました。ここにどういうタイプの選手をおくかというのは難しいものがあると思います。攻めに強い選手はできるかぎりFWにおいた方がいいのかもですね。

大商学園:オフザボールでの動きがチーム全体として光りました。走る姿勢が光りました。これらは新人戦の時も良かったですが、加えて、新人戦の時は相手にカウンターを食らった際に、やや奥に入られすぎているかな?と感じたのが気になりましたが、この日は相手にほとんど前線への効果的なパスを供給させず、危なげなく無失点で切り抜けて見えました。

 

※攻撃

大阪桐蔭:新人戦の時以上にGKからのつなぎの意識を見せてましたが、つなげても大半中盤まで。新人戦の時同様、オフザボールの際の動きの相手との差からなどからくる瞬時の決断に課題が残ったと思います。チームとしてフィジカルが特別強いわけではありませんので、それらで相手を上回ってつなげないと攻撃は個の力を活かしたカウンターが主になるかと思われますが、それもつなぐ力をつけなければ活きてきませんし、単発で終わりますし、そうなると守備がしんどくなるのも必定かと思われます。つなぎの意識の高さはありますので、先はきっとチームとして質の高い攻撃ができるようになるかと思われます。

大商学園:再三にわたりオフサイドをとられ、やや点をとる気持ちにはやってしまって見えたのは新人戦の時同様でしたが、力任せにオラオラいくしか引き出しがないように見えました新人戦の時とちがって、特に前線で攻撃に緩急をつけることができていたことが、後半の2ゴールにつながったと思います。先制点はCKの際、キッカーなど皆と違うとこを観れてる選手がいたからこそのものでしたし、2点目は決めた選手とアシストした選手のボールさばきが光りました。

 

大阪桐蔭:新人戦の時は勝ったとは言え相手との強さの差を物語っているとも言えた内容。その差は現状埋まっていないように思いました。後、負けてる展開のなか、新人戦の時同様、交代カードを1枚しかきれてませんでしたので、選手層を分厚くするという課題も残ったままに見えました。個々には見るべきものがある選手も多いですし、この日はベンチにいた控え選手の声で失点が防げた場面もあったなど一体感も強く感じますので、それらがチーム力に反映されれば、覚醒する可能性を秘めているのも、新人戦から変わらずかと思われます。

 

大商学園:負けて尚強し、の感さえ漂う負け方だった新人戦、その試合後の凜とした姿をみてると、インターハイ予選の頃には今よりグレードアップした同校の姿が観れそうな気がしましたその通りに、インターハイ予選決勝のこの日、進化した姿を観たように思います。準決勝でスコアメイクできてませんので、そこから何らかのテコ入れが効をそうしたのかもですね。