じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

改めて 令和元年夏の甲子園 49代表校予想(ところどころ願望も含む)

2019-06-11 20:12:02 | 高校野球

北北海道:旭川明成

南北海道:札幌大谷

青森:八戸学院大光星

岩手:盛岡大付

秋田:明桜

山形:羽黒

宮城:仙台育英

福島:学法石川

茨城:水戸商業

栃木:作新学院

群馬:前橋育英

埼玉:浦和実

千葉:木更津総合

東東京:関東一

西東京:東海大菅生

神奈川:東海大相模

山梨:東海大甲府

新潟:日本文理

長野:上田西

富山:高岡第一

石川:星稜

福井:福井工大福井

静岡:日大三島

愛知:東邦

岐阜:県岐阜商業

三重:津田学園

滋賀:近江

京都:龍谷大平安

大阪:大阪桐蔭

兵庫:明石商業

奈良:天理

和歌山:智弁和歌山

岡山:関西

広島:広島商業

鳥取:鳥取城北

島根:立正大学淞南

山口:高川学園

香川:高松商

徳島:富岡西

愛媛:今治西

高知:明徳義塾

福岡:福岡第一

佐賀:北陵

長崎:海星

熊本:秀岳舘

大分:明豊

宮崎:日章学園

鹿児島:神村学園

沖縄:沖縄水産


ここに挙げた学校にとっては当たりますように☺


ここに挙げなかった学校にとっては外れますように☺


鳥取中央シニア 大和高田シニア

2019-06-09 19:02:16 |  中学野球

✳鳥取中央シニア

1二右西選手右左10:まだ2年ながら上下共に分厚さを感じる体つき。背は高め。うまくバットを捌き甘い球は逃さない。ベースランニングも割りと鋭い。守備の動きに鋭さが出てくるなど向上してくれば、上級生になれば全国制覇クラスの強豪でもやっていける可能性を秘めた選手へと成長を遂げるのではという期待感を抱かせるものがあった

3右投内田主将右左1:やや細身も割りとガッチリした体型で背は高め。バットコントロール巧みで手首の返しがうまい。肩も強い

5左小谷選手右右7:まだ2年細身で背は高め。ベースランニング鋭い。シュアなバッティング。肩も強い

6一田中選手右右3:割りとガッチリしていて上下共に分厚さを感じる体型、太ももはパンパン。守備動作になかなか切れがありツーランスクイズを阻止するなど相手の仕掛けにも落ち着いて対処できる。打っても大きく振れる。走塁意識が高まれば、全国制覇クラスの強豪でもやっていける可能性を秘める

7遊田村選手右右6:割りと大柄で上下共に厚みある体型。体に似合わずベースランニング鋭く先の塁を狙う意識が高い。打撃と守備次第では、全国制覇クラスの強豪でもやっていける可能性を秘める。

 

✳大和高田シニア

1投三投北峯選手右右6:ドカベン体型でガッチリ感あり。外を引っ張ってセンターオーバー。腕っぷしが強い

投八木選手右右1:華奢で背は高め。試合前の遠投で安定のノーバンがまず印象に。マウンドでもややスリークォーター気味のオーバーハンドから伸びのある強いストレートを投げ込む。制球も良かった

 

 

 


磯城シニア 交野シニア 三木シニア 北播シニア

2019-06-08 16:03:56 |  中学野球

✳磯城シニア

1中久松選手左左7:長身細身のガッチリ体型。肩良い

2遊石田選手右右6:小柄。地肩強い。上体強く難しい体勢からでも送球乱れない

3二河原選手右左1:小柄。振り鋭く力強い。一方でバットコントロールも巧み。ベースランニング鋭い

4左投左大城選手左左8:上下ともに分厚くなかなか大型。思いっきり振り抜いても軸がぶれない。捉えた打球あっという間の放物線。投手としても上手から手元でピュッと伸びてくるストレートを、力を入れずに投げる事が出来る。技巧派だが力強いといったところ。走塁石喜が高まれば、全国制覇クラスの強豪でも核になる選手になれる

5捕山村選手右左2:長身やや細身も太ももしっかり。強肩、打球への反応も速い。打っては振りが力強くフライがたか~く上がり相手に怖さを与える事が出来る

7右投右森川選手右右9:華奢。肩良く送球正確。打っても振り鋭い

打一安田選手右左3:ドカベン。力強くしばける

8投小倉選手右投げ17:長身やや細身もガッチリ体型。本格派、球速そのものも感じさせる力強いストレート。変化球の切れも良いが、それの制球力とそれを投げるときに腕がやや下がってしまうのが是正されれば、ストレートに張られることなくもっとねじ伏せる事が出来るようになるかと思われます。

 

✳交野シニア

6投三投浅野選手右右1:華奢。昨年観たときは印象になかった走塁の鋭さがこの日は印象に

1中宮井選手右右8:細身もガッチリした体型。打席で構えしっかり。守備範囲広い。肩良く送球正確。フライを顔の前でとれる捕球も堅実と昨年観たときはどちからといえば守備の印象の方が残っていたがこの日はスイング、ベースランニングの鋭さが印象に

4右投右南幸選手右右9:やや細身も背は高い。強く振れるから詰まっても血からでヒットに。柔らかいバッティングでも遠くへ飛ばす。投手としてもなかなか力強いストレートと昨年観たときは印象にあったがこの日は肩のよさ、送球の正確さ、距離感のよさからくると思われるフライの追い方の良さが印象に

3捕高山選手右右2:やや細身も背は高め。強肩。モーションも速い。打ってもガツンとしばけるとの昨年観たときと同様の印象をこの日も

8三染本選手右右5:華奢。ベースランニング鋭い

9左嶋田選手右右7:細身。キャッチボールしっかりしていた

 

✳三木シニア

1捕那波選手右左2:やや細身も太ももしっかり。上半身も出来てくれば。捕球から送球の動作鋭い

6右原田選手右右9:まだ2年。小柄も上下ガッチリ分厚さあり。力強いストレートにも振り負けない。上級生になり守備など他が良くなってくれば、全国制覇クラスの強豪でも核になる選手になれる可能性を秘める

7一吉川選手右右3:小柄、華奢だが球際強い。捕球から送球の動作も鋭い。ルーズボールな打球に対する判断に冷静さが。打ってはバスターの構えから振り抜くなど、相手の力強いストレートに振り負けないような工夫が見てとれた。

 

✳北播シニア

2投遊仲井選手右右4:長身やや細身もガッチリ体型。本格派、なかなか力強いストレート。

3捕里田選手右右2:やや細身もガッチリ体型。ベースランニング鋭く迫力あり

4一大西選手右左1:華奢。振り鋭く捉えた打球あっという間。

打投吉田選手右左11:やや細身もガッチリした体型。バットコントロール巧み。力強さも

5右橋爪選手右右8:やや細身。ベースランニング鋭い


2019大阪の男子高校サッカー冬の選手権に向けて

2019-06-02 15:25:35 | 高校サッカー

✳東海大仰星

大逆転でのインターハイ出場こそならなかったが現段階では、今期の大阪の本命であることに変わりはないかと思われます。今期ここまで公式戦全試合1点以内に抑えているディフェンスの安定感の高さは特筆ものかと思われます。この学校に10月20日過ぎ頃までたっぷり時間が与えられたことは、同校以外の大阪の学校を応援する方々にとっては脅威でしかなく、大阪の高校サッカーを愛する方々にとっては、大阪勢初の冬の全国選手権制覇の期待、楽しみもよりいっそう膨らんだかと思われます。

 

✳阪南大学高校

最終節を勝利で飾り逆転優勝で2年連続のインターハイ切符ゲット。全国制覇の期待も出来る強さかと思われます。相手に寄せられるなど難しい体勢からでも精度の高いシュートが打てるなど、それに対する意識の高さは特筆もの。冬の選手権に向けては、戦力的には仰星と双璧も、カウンターへの対応にやや不安が残ることから、惜しくも対抗といったところかと思われます。

 

✳大阪桐蔭

初戦スコアメイクして勝てる内容でゲームを進めていたにも関わらず、不用意なプレー2発で逆にスコアメイクされて落としたことが結局は響いて、4年ぶりのインターハイには届きませんでしたが以降の強敵との連戦で快勝と惜敗は自信を持って良いと思います。大阪を勝ち抜く上でのチームとしての形、方向性がようやく見えてきているように思いました。この大会で成長したチームのひとつかと思われます。今後の課題は個々のレベルを全体的に上げて選手層を厚くし、誰が出てもトップレベルの力を保てるようになることかと思われます。最終節の仰星戦では才木選手の負傷による戦線離脱が試合に致命的な影響を与えて見えました。冬の選手権予選は8月末頃から始まりますが大阪桐蔭の初戦はおそらく10月20日過ぎ。それまでに現在未だ未勝利と低迷するプリンスリーグで首位争いを演じるとこまでいけてる事が、2年ぶりの冬の全国選手権出場の条件かと思われます。そのためのチームとしての形、課題、そして大いなる可能性が見えただけでも、インターハイ予選において大きな収穫となったかと思われます。初戦の不用意なプレーも、出たのがこの時期でまだ良かったと思えるくらい、きっと肥やしになるかと思われます。以降の戦いでは高い集中力を発揮する同校の姿が観れることと思います。

 

✳関大一

初戦をスコアメイクして勝てたことが最後までアドバンテージになり、弱者の戦いに徹しきって見えた同校のスタイルがより一層活きて見えた事が、インターハイ切符ゲットにつながったかと思われます。インターがでも同様の戦いかたが求められると思いますし、それを可能にする前線の強さを、どの試合からも感じました。現在大阪一部リーグで上位争いを演じてますが、今期はプリンスの上位と大阪の一部リーグの上位にやや力の差があるように感じてますので、同校が選手権予選初戦までに、同リーグで独走するくらいになっているかどうかが、9年ぶりの冬の全国選手権出場なるかのポイントかと思われます。

 

✳履正社

インターハイ予選は退場者が出たこともあり、トーナメントで姿を消しましたが強さは感じました。現在大阪一部リーグで首位を走っており、関大一のところで書いたことと同じ条件をクリア出来ていれば、冬の全国選手権の期待も膨らむかと思われます。

 

✳他

現時点で、強敵を撃破する一発の力を秘めている学校は多数あり、その中から冬の選手権予選までに地力をつけて優勝争いに絡んでくる学校が出てきても、不思議なしかと思われます。

 

 


全校崖っぷち

2019-06-01 15:24:18 | 高校サッカー

守備

大阪桐蔭:攻撃のときも常に自陣に人数を残すほどに、終始守備の意識を高く保ったことが、無失点に抑えた要因かと思われます。     

東海大仰星:1点に抑えたのですからよく守ったと言えますが、相手の強く鋭いカウンターに対応出来ておらず、特に相手に左サイド(仰星の右サイド)からえぐられる場面が目立ち、ついには失点につながって見えました。

関大一:強力且つ精度の高い相手の攻撃を最後まで集中してよく凌いでましたが、最後の最後PKを与え、とうとうこらえきれなくなったといった感じでした。とはいえ強敵相手に1失点は上出来と思います。相手のシュートがGK正面をつくことが目立った事から、最終ラインとGKの連携、GKのポジショニングが良かったのかも知れません。

阪南大学高校:不用意なファウルで以降相手にガツガツいけなくなったりと、リズムを失って見えました。

 

✳攻撃

大阪桐蔭:カウンターが主でしたがとても良い攻撃が出来ていたと思います。シュートの意識等これまでの問題点を全て洗ったかのような攻撃が出来て見えました。終始相手に怖さを与える攻撃が出来ており、強敵相手に少ない人数でそれができたというのは、今大会に限らず、今期の今後の戦いを考えても、大きかったかも知れません。

東海大仰星:激しく攻めながら終了間際のPKの1得点に終わった要因は、やはり攻撃が一本調子になってしまって見えたことがあるかと思われます。上記は同校の特徴でもありますが、崩すには時に、やはり緩急も必要かと思われます。後、シュートをどんどん放つことは大事なことですが、GKの正面をつく場面が目立ち、いくらなんでもまともに打ち過ぎて見えました。得点するには、相手をずらす動き、も、時に必要かと思われます。

関大一:とにかく、前線の選手の強さが、この日も光りました。ですが守備の堅い相手を崩すには単発では難しく、今後は攻撃の継続が求められるかも知れません。

阪南大学高校:シュートに対する意識の高さ、相手に詰められた難しい体勢からでもシュートが打て、クロスが上げられる体の強さ分厚さがこの日も印象的でしたが、相手が出てきてくれなかったことは、想定外だったのかも知れません。

 

✳大阪桐蔭:初戦手痛い敗けでのスタートとなったからといってやおら勝ちにいこうとガンガンいくのではなく、あくまで1試合1試合で考え、まずは守備の意識をしっかりもって、負けないこと、を意識した戦いに徹した事が勝因のひとつかと思われます。明日の最後の相手も考え方は同じ。ロースコアの接戦に持ち込むこと、1-0か0-0、のイメージが大切かと思われます。そして、強敵相手に快勝の立役者に、監督はじめとした首脳陣を挙げたいと思います。これまでとスタメン、ポジションを変えた起用に、外れた選手たちには申し訳ないですが寝る間も惜しんで?悩み抜いた跡が見てとれました。4年ぶりのインターハイに出れるかどうかは分かりませんが、どっちに転んだにせよ、強敵相手にこういう勝ち方ができたということは、今期の今後の戦いにおける大きな分岐点になる試合となったかも知れません。

 

✳東海大仰星:初戦手痛い敗戦になってしまったものの星勘定を意識せずに戦うことは出来ていたと思います。負ければインターハイへの道が絶たれるなか、土壇場のPKで辛くも生き残った同校。出来れば参考PKはとりたかったですがディフェンスの安定感は4校の中でも随一のものがあるだけに、大逆転でのインターハイゲットの可能性は十分あるかと思われます。得失点差を意識して変に点を捕りにいかないことが、まずは肝要かと思われます。

 

✳関大一:守備の意識を強くもって戦えて見えたことが、強敵相手に引き分けることができた要因かと思われます。最終節を残して首位。唯一引き分けでもインターハイ出場が叶う立場にありますが、インターハイ出場目前まできながらラストワンプレーで足止めされた事がどうでるかが、勝負というのは理屈抜きにそういうものである面もあるだけに懸念されるところかと思われます。とはいえ、参考PKがとれたこともあり、初戦を得失点差まで稼げて勝てたことがより活きている状況かとも思われます。最終節もこれまで同様、守備の意識を強くもって戦うことが大事かと思われます。星勘定を意識した引き分け狙い、という意味ではなくて。星勘定を意識した戦いというのは相手と利害関係が合致して初めて有効に働くもの。今回の場合そういう状況にはならないことからしても、そういう意識は努々持たないことが大切かと思われます。

 

✳阪南大学高校:気になったのがコイントス。同校が勝って見え、風ほとんど吹いてないのに陣地をとったこと。攻めたときに味方がいる側をとりたかったように見えました。前半から飛ばして味方の大声援を受けるなかでゴール量産で一気にインターハイゲットと目論んでいたように見えました。初戦負けてる相手が前がかりにくることを見越してのものだったのかもしれません。あくまでこの推察が事実ならの話ですが、だとしたら、星勘定を意識せずに戦うことが出来てなかった事になります。ここまで感じられたカウンターへの対応への不安がもろに出たようにも見えました。以上のことから、やや自滅にも近い形で崖っぷちに追い込まれたことで良くも悪くも星勘定を意識せずに戦うことが出来るようになりました。自分達のサッカーができれば、インターハイゲットできるかと思われます。ただ、最後の相手はカウンターに強さを見せているだけに、そこへの対応に不安が残って見える同校が、ド坪にはまってしまう危険性もはらんでいるかと思われます。

 

第1節を終えた段階では仰星と阪南大学高校が順当ならと感じましたが第2節を終えてその2校が僅差とはいえ下位に沈む状況で最終節を迎えることに。残りの2校が二戦目で守りの意識を強くもって戦えた事が要因かと思われます。大阪桐蔭、関大一は最終節もその意識を強くもって、仰星と阪南大学高校は今一度プリンスリーグでの戦いに立ち返る事ができるかどうかが、明暗を分ける鍵かと思われます。