今年もあとわずかとなった。今日城台山に登ると途中で関市からのカップルに会った。どこまで行かれるのですかとの問いに、西ノ山と男性が応えた。おじさんは、つい余計なこととは思いつつ、スマホを取りだしてルートの概要を説明した。幸い、このカップルは余計なお世話を好意的に受け取ってくれたようだ。ついでに昨日霊仙山に登ってきましたとまた余計なおしゃべりに、男性も霊仙山に登ってみたいと思っていますという思いがけない反応に喜び、その山の情報を教えてしまった。余計なお世話と好意的な反応、これが何よりも嬉しいのである。
さて、昨日の話をしよう。霊仙山には醒ヶ井あるいは南西尾根からは何回も登っているが、柏原ルートはその長さからいまだ登っていなかった。E氏の賛同を得て、彼の軽トラで柏原に向かった。途中、暖冬の影響で雪がほとんど消えていた伊吹山が前日の雪で再び雪化粧していた。現地が近くなるにつれて、ナビ担当の私はiPhone上のフィールドアクセスを見ながら、国道21号線から、登山口に至るルートをどんぴしゃりで左折した(入口に霊仙山登山口とあった)。高速道路の下をくぐるとさらに「霊仙山登山口」とあった。しかし、道はまだ先まで延びている。かつての鶏舎か豚舎を過ぎ、さらに軽トラは奥まで進む。林道終点の少し手前で車を停め、歩き出す。
林道はやがて沢の道となり、そして明確な登山道となる。ここを登り切ると二本松と書かれた一合目となる。
「霊仙山登山道」と書かれた木の板が要所要所にある。随分、これらの板も年季が入っている。しばらく進むと、コンテナの残骸のような避難小屋が現れる。
相変わらず緩やかな登山道を登っていくとついに霊仙山の本体が見えてくる。
やがて、上丹生ルートとの合流点に出てくる。このルートも40年以上に登っているが、記憶がほとんどない。唯一、結構大きな滝(漆ヶ滝)があったことのみ記憶している。しかし、このルートには木の枝が横たわっており、行くなという指導のようだ。
合流点
避難小屋が見えてきた。
この辺では大きく右に山腹を巻いている。そこが終わると木が消え、草付きの斜面となる。霜柱と前夜の雪で登山道は随分すべり易くなっている。急登の後、避難小屋に到着。
避難小屋には先着の大阪からの登山者が鍋を囲み盛り上がっていた。
少し羨ましかったが、山頂へ急いだ。経塚山まで来るとちらほら登山客が見えてくる。雪は少ないが、霜柱で緩くなった道は大きな足跡を残す。途中、山バッジをザックに一杯付けたカップルを追い越し、山頂に立つ。
この山はガスがかかることが多い。しかし、びわ湖はすぐ眼下に見える。
避難小屋に戻り、お昼を食べる。小屋は4組の登山客で混雑する。中には冬靴でピッケル持参の単独者もいた。しかし、ザックが22リットルと異常に小さい(ちなみに私は30リットル、E氏は40リットル)。
小屋から山頂を望む
柏原ルートを望む
帰りに柏原駅から歩いてきた来た奈良県からの二人組と単独で登ってきた登山者に会った。前者は醒ヶ井に下りると言っていた。朝登山口付近で歩いていた登山者、私たちも含めて計4組、想像していたよりも登る人が多いと認識を新たにした。
コースタイム 駐車地8:00→二本松8.24→コンテナ避難小屋9:03→避難小屋10:32→山頂11:00→小屋11:15~11:45→駐車地13:45
☆Eさんと一緒に登った山は、同氏が「奥揖斐山荘」で違ったタッチでブログを書いている。こちらもあわせて見ていただくとより面白い。なお、画像に出てくる人物は私の後ろ姿である。
さて、昨日の話をしよう。霊仙山には醒ヶ井あるいは南西尾根からは何回も登っているが、柏原ルートはその長さからいまだ登っていなかった。E氏の賛同を得て、彼の軽トラで柏原に向かった。途中、暖冬の影響で雪がほとんど消えていた伊吹山が前日の雪で再び雪化粧していた。現地が近くなるにつれて、ナビ担当の私はiPhone上のフィールドアクセスを見ながら、国道21号線から、登山口に至るルートをどんぴしゃりで左折した(入口に霊仙山登山口とあった)。高速道路の下をくぐるとさらに「霊仙山登山口」とあった。しかし、道はまだ先まで延びている。かつての鶏舎か豚舎を過ぎ、さらに軽トラは奥まで進む。林道終点の少し手前で車を停め、歩き出す。
林道はやがて沢の道となり、そして明確な登山道となる。ここを登り切ると二本松と書かれた一合目となる。
「霊仙山登山道」と書かれた木の板が要所要所にある。随分、これらの板も年季が入っている。しばらく進むと、コンテナの残骸のような避難小屋が現れる。
相変わらず緩やかな登山道を登っていくとついに霊仙山の本体が見えてくる。
やがて、上丹生ルートとの合流点に出てくる。このルートも40年以上に登っているが、記憶がほとんどない。唯一、結構大きな滝(漆ヶ滝)があったことのみ記憶している。しかし、このルートには木の枝が横たわっており、行くなという指導のようだ。
合流点
避難小屋が見えてきた。
この辺では大きく右に山腹を巻いている。そこが終わると木が消え、草付きの斜面となる。霜柱と前夜の雪で登山道は随分すべり易くなっている。急登の後、避難小屋に到着。
避難小屋には先着の大阪からの登山者が鍋を囲み盛り上がっていた。
少し羨ましかったが、山頂へ急いだ。経塚山まで来るとちらほら登山客が見えてくる。雪は少ないが、霜柱で緩くなった道は大きな足跡を残す。途中、山バッジをザックに一杯付けたカップルを追い越し、山頂に立つ。
この山はガスがかかることが多い。しかし、びわ湖はすぐ眼下に見える。
避難小屋に戻り、お昼を食べる。小屋は4組の登山客で混雑する。中には冬靴でピッケル持参の単独者もいた。しかし、ザックが22リットルと異常に小さい(ちなみに私は30リットル、E氏は40リットル)。
小屋から山頂を望む
柏原ルートを望む
帰りに柏原駅から歩いてきた来た奈良県からの二人組と単独で登ってきた登山者に会った。前者は醒ヶ井に下りると言っていた。朝登山口付近で歩いていた登山者、私たちも含めて計4組、想像していたよりも登る人が多いと認識を新たにした。
コースタイム 駐車地8:00→二本松8.24→コンテナ避難小屋9:03→避難小屋10:32→山頂11:00→小屋11:15~11:45→駐車地13:45
☆Eさんと一緒に登った山は、同氏が「奥揖斐山荘」で違ったタッチでブログを書いている。こちらもあわせて見ていただくとより面白い。なお、画像に出てくる人物は私の後ろ姿である。