城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

低山歩きー大立に登る 23.3.28

2023-03-28 17:56:35 | 山登り
 大立(577.5m)を知っている人は山好きであってもほとんどないと思われる。おじさんは前から知っていたが、なかなか登るチャンスがなかった。「岐阜の山旅100コース・美濃上」には掲載されているが、登り口は久瀬トンネルの北出口付近からとあり、やたらと間違いやすい道(踏み跡のはっきりしない?)とある。今回のメンバー4人のうち、このルートで登っているのが2人で、1人は乙原(おとはら)側から尾根伝いに大立に登り、塔ノ倉まで登ったというMさん。今回はこのMさんに参加してもらって、同じコースを大立まで登ろうとする計画だった。

 尾根は横蔵から流れてくる飛鳥川沿いのかつての県道が突端だが、今その旧県道は入口に柵が設置されている。その柵の先、登り易いところから取り付く。急な斜面を登ると林道に出る。その林道を横切りると小さな祠があり、さらにその先にはお墓が一基建っており、かつては人が登ってきたことがわかる。その上はこのコース最大の石灰岩が不規則に露出する岩場を登る。そこを登り切ると少し緩やかとなってくる。そして再び傾斜は前ほどではないが石灰岩の露出する場所を通過する。帰りに分かったことだが、エビネの新芽が結構な数出ていることに気づいた。ここを過ぎると比較的木の葉の落ちた緩やかな斜面となり、右手の方に塔ノ倉(715.6m)と思われるピークが樹間から見えてくる。さらに登ると、背の高い鉄塔が見えてくる。鉄塔からは揖斐や池田の町が望まれる。そして岐阜の山旅にもあったシロモジの木があちこちに見られる。一登りで大立の広い山頂に出たが、どこに三角点(四等)があるのかわからない。GPSで確認すると少し手前にあることがわかった。

 林道終点(乙原公民館付近)から見る大立て 登山終了後12:07

 山頂でMさん差し入れのイチゴをいただき、登った道を下る。尾根を忠実に登るコースであるが、下りは右に行きすぎたり、左に行き過ぎたりしてしまう。登るときは尾根の中心を外すことは滅多にないが、下りはどうかすると中心からずれてしまう。GPSで進路を修正し、林道まで戻ってきた。下りはこの林道を横切らずに右に進み、獣害柵を越え、乙原地区(公民館付近)に下りてきた。石灰岩の多い山であったが、残念ながら花を見ることはほとんどできなかった。


 車を駐車する場所がなく、新北山トンネルの出口付近に停める 8:33

 林道を横切ると小さな祠があった 8:48

 新緑前でまだ歩きやすい 9:26

 小さな水たまりに蛙の卵? アオモリ蛙のか思ったが、調べると違うようだ 9:40

 樹間から塔ノ倉 9:51

 高い鉄塔(比較的新しい) 10:07

 シロモジ 鉄塔付近から山頂にかけて多い 10:09

 鉄塔から揖斐の町方面 10:10

 大立山頂 10:19

 エビネの新芽 11:06

 林道終点でヤマブキ 12:04

 同上 シャガ 

 同上 ハクサンハタザオ(グーグルで多かった回答)?
 

 コースタイム 駐車地8:32→大立10:19~10:35→駐車地12:15

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庭の花・ミツバツツジ 23.3.25

2023-03-25 10:53:14 | バラ、クレマチス等
 我家には、本格的な春を告げる花としてミツバツツジがある。その華やかな色が特に印象的で通行する人の目を時に引く。しかし、生憎の雨となり、心なしかピンクの色は少しあせて見える。

 山で5月に見るミツバツツジには園芸種のような豪華さはない

 マクロでアップ

 一足先に咲き出していたコブシの花は雨により無残に地面に落ちてしまった。

 3月21日コブシの花

 3月23日二階から撮る

 クリスマスローズは最後の輝きを見せている。

 キンモクセイの下に咲く 種で蒔いた 夏は日陰になり好適地

 

 小さめのリップがかわいい   

 増えすぎるムスカリ こぼれた球根から立派な花が咲く

 日陰に咲くプルモナリア

 マクロでアップすると意外ときれい

 スミレは強い 放っておくとどんどん増える

 植えたわけでもないのに咲くハナニラ

 開花を待つ花たち

 ボタン

 釣り鐘形のクレマチス
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孫と城ヶ峰散策 23.3.24 

2023-03-24 18:23:25 | 山登り
 今我家には娘とその二人の子どもが滞在中である。娘は普段私が本などを読んでいる部屋でテレワーク(パソコンさえあればできる。長期の育児休業後短時間勤務で復帰)をしている。従って、8時頃から昼休みを除き16時半まではその部屋に立ち入れない。特に会議中では一時的に入ることさえ出来ない(前に来たときはネット飲み会なるものを目撃)。その時間子どもの面倒をじじとばばが見なければならない。私はもっぱら朝は城台山に連れていき、昼から畑とか町の図書館に連れて行く。

 今日は8時過ぎに上の男の孫と城台山に出かけた。前日からの雨で空気は少し湿っぽく淀んでいるように感じた。城跡に到着し、この先どこまで行きたいかと聞いたところ、前に一度だけ行ったことのある反射板に行くということになった。反射板の前の急坂は少し滑りやすくなっていたが、無事に通過。反射板に着き、再び聞いたら、城ヶ峰まで行くことになった。そして、9時半頃城ヶ峰に到着。意外と早い。登りに比べると下りはまだまだ馴れていないようで、2回ほど尻餅をつきながら大光寺の方へ下った。初めての山歩きで疲れたようだったけれどおやつを食べて元気回復。子どもの成長は本当に速い。次の目標は池田山に登ることである。


 ただいまブロッコリー収穫中 もちろん脇芽 一杯出てくる

 松林寺(三輪神社隣)の桜

 一心寺入口のレンギョウ

 城ヶ峰に初登頂

 大光寺のしだれ桜

 小寺さん宅のスノードロップ

 自宅近くのユキヤナギ
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福寿草と鈴ヶ岳他 23.3.20

2023-03-20 19:09:13 | 山登り
 先日、揖斐川図書館で伊吹山にあるあるいはかつてあった花について書かれた本を読んでいたら、非常に多種類の花があったことが分かった。今も多くの花が残っているが、かつては今やほとんど見かけることができなくなった花が沢山あったことも同時に理解した。クマガイソウのほか、藤原岳で今も見られるセツブンソウ、福寿草(これは探せば伊吹でもあるようだ)もあったようだ。伊吹山と同じ石灰岩の多い霊仙山、そして今日登った鈴ヶ岳、26日登る予定の藤原岳には今も福寿草が多くある。福寿草とセツブンソウの共通点は毒草であることであり、このことで鹿の食害にあわなくて済んでおり、私たちが今も見ることが出来るのだと思う。もちろん、付け加えないといけないことは、私たち登山者自体が花の絶滅に拍車をかけていることも。

 前置きが少々長くなった。今日は御池岳に登ることは前から決まっていたのだが、どのコースで登るかは未定だった。そして気になったのは雪がどれくらいあるのかということだった。おそらくあっても山頂近くにあるだけだから、ワカンは必要ない。アイゼンはどうか。10本歯か軽アイゼンか。ヤマップで記録を調べたら、19日日曜日の記録があり、雪は少なく、軽アイゼンで十分だと判断した。そして、咲いている花はあるのか。記録によると福寿草が鈴ヶ岳にあることがわかった。車で移動中にコグルミ谷から御池岳に登り、その後鈴北岳から鈴ヶ岳を往復し、鞍掛峠に下りるコースとすることを決めた。

 以下写真で紹介する。

 7:38 トンネル前駐車場 平日とはいえ数台は停まっていた

 7:50 駐車地からコグルミ谷登山口への途中 十字の飛行機曇発見

 7:59 コグルミ谷登山口

 8:11 谷を登る 白い石が雪と見間違うくらい多い ここも石灰岩多し

 8:14 タテ谷分岐

 8:44 五合目

 8:54 谷の急登やっと終わる

 9:04 緩やかな道を登る

 9:25 御池岳分岐 まっすぐ進むと鈴北岳方面

 9:26 夏道は雪に覆われているので雪のないところを歩く

 9:41 雪が少しずつ多くなる

 9:50 山頂直下 雪の上を歩く

 9:58 御池岳(1247m)山頂 

 10:00 山頂から能郷白山

 10:08 小さな池

 10:33 日本庭園

 10:42 鈴北岳を望む

 10:43 苔類のアップ

 10:46 鈴北岳(1182m)山頂 展望が最高 雪がほとんど見えない伊吹山、磯倉を従えた能郷白山、加賀白山、御岳

 鈴北岳から一端下る。滑りやすい泥の道を標高1040mまで下る。そして1130mの鈴ヶ岳に向かう。その途中から山頂まで福寿草の群落が続いている。3人とも夢中で写真を撮る。平日なのに人が多いのに驚く。
 福寿草の写真 花が大きく映り込んでいるのはオリンパスタフ5の顕微鏡モードで撮っている

 11:19

 12:04(昼食後撮影、以下の写真同じ)

 12:04

 12:06


 山頂でお昼。その後鈴北岳まで戻り、鞍掛峠に下りる。

 11:26 鈴ヶ岳山頂

 12:08 鈴ヶ岳下り 鈴北岳への登り返し「きつかった!!」

 12:45 鞍掛峠への下山ルート

 13:26 鞍掛峠

 13:40 駐車地に戻る

 コースタイム 駐車地7:38→コグルミ谷登山口7:59→御池岳9:58→鈴北岳10:46→鈴ヶ岳11:26~12:00→鈴北岳12:40→駐車地13:40



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クリスマスローズ(最終)ほか 23.3.12

2023-03-12 19:46:03 | バラ、クレマチス等
 クリスマスローズの大部分が咲きそろった。今年も株は一見充実しているのだが、なぜか花芽が見えてこない株(ほとんど鉢植え)がある。また、株が小さく来年か再来年にならないと咲かないものもある。今まで紹介してこなかったものを中心に紹介する。
◯鉢植え

 咲き始めは乳白色

 黄色

 ダブル
◯地植え
 紫の濃いものから薄いものまで沢山ある。鉢なら高い所にあげて写真を撮ることができるが、地植えとなると下から覗くのは難しい

 最も濃い紫 手で持ち上げた





 紫株

 色々な色のものが自然に混じり合っている

 庭ではクリスマスローズ以外の花も咲き始めている

 スイセン 少しクサイ

 ジンチョウゲ花のアップ(2色)

 ジンチョウゲ(単色)

 バラの株基にはリュウキンカ

 暖かくなるにつれバラは芽を出し、大きく膨らみ、葉を出してくる。枝にはたくさんの芽が出てくるので、これを整理する必要がある。太めの枝で3芽、細い枝なら2芽か1芽にする。こうすることで、風を通りやすくすることで病気を防ぐことができる。また、30cmより下の芽は原則として整理する。雨が地面の泥中の菌を葉に跳ね上げる。これが黒点病の原因となる。

 整理前

 整理後
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