城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

野菜収穫の楽しみ(3)大玉スイカ&揖斐アルプス 21.7.30

2021-07-30 19:11:42 | 野菜作り
 今日も朝6時頃畑に出かけた。昨夜待望の雨が降り、今朝は水やりから解放された。ナスは水やりしているが、連日の暑さのため裂果している実がある。キュウリは4月末に植えた4株は、徐々に枯れてきたが、2本形の良いのを収穫できた。7月初めに植付けたキュウリ(夏すずみ)が連日沢山実をならしている。トウガラシそしてピーマンと収穫し、最後に大玉のスイカを収穫して帰宅。今日はEさん、Yさん、Sさんと揖斐アルプスに登る。まずはこちらから紹介する。

 三輪神社に集合の前に終点の仁坂峠(標高281m)に車をデポする。その後8時20分過ぎに三輪神社を出発し、階段を登り始める。城台山までは毎日登っているが、この時期でも虫が少ないのが幸いである。大野アルプスでは総合公園から花立峠までが虫が多い。一心寺の上でほとんど毎週の金曜日、城ヶ峰まで登っているOさん、Mさん、Kさんに追いつく。このコースは植林帯と常緑樹が大勢を占めていて、強い夏の太陽も遮られるせいか、低山ながら比較的涼しい山行ができる。それでも汗をしっかりかきながら、城ヶ峰山頂に9時34分到着。

 城ヶ峰山頂 日陰がないので山頂のすぐ下で休憩をとった
先行した三人組は山頂から少し下った標高333mの岩場で西側の展望が良いところで休んでいた。Oさんによると近くにもう一箇所同じような場所があるという。

 Oさんたちが開発した展望台 333mの標示板がかかっていた

 Oさんたちと別れてまずは東ノ山に向かう。ここからはYさんが先頭を行く。間違わずに仁坂峠まで行けるかどうか。道が分かれていたり、自信がないときはまずこまめにヤマップをチェックするようEさんの指示が飛ぶ。まずは東ノ山手前の林道から尾根に取り付くことができるかだったが、ここは赤布があり、問題なし。このコース最高地点407mの手前のピークはこのコース最大の急登。11時10分西ノ山到着。そこで休憩後、Yさんは北の方角の30m先の赤布の方向へ降りて行こうとした。確かに踏み跡もあるが、ヤマップで確認すれば間違いで、横蔵方面に降りてしまう。山頂の手前に左の方に下る道を西ノ山に到着する前にYさんも見つけたはずで、これが正しいルート。仁坂峠に11時40分着。このあと町内の萬福でお弁当ランチ(1100円、予約必要)。お値打ちの弁当に皆さん舌鼓。次回は小島山に登り、その帰りに萬福に寄る企画も浮上した。三輪神社まで戻り解散した。

 西ノ山でEさんとYさん 奥揖斐山荘登山部のロゴの入ったTシャツを着用

 さて、ここからが今日の本題(こちらの方が短いが)。ミニスイカを今までに11個収穫、内訳は2kg台5個、3kg台3個、4kg台3個(最高4.5kg)。ミニといっても中玉くらいのものが多くある。これらを6月に授粉した一番果と考えることが考えることができる。これに続くのが梅雨明け前後に授粉した二番果であり、お盆の8月15日前後に食べれるはずである。ただし、ここからはあくまでおまけであるから、全てが一番果のようにはならないだろう。なにしろ数が多すぎて、全ての実に授粉日を知らすテープはつけれない。

 この写真の中だけでも3個以上ある 全体だと15個を超える ツルが網の目から出てそこに実をならせるのが続出

 一方で、ここ数年大玉のスイカはうまく作れていない。今年は2株の大玉に第一果として7個実がついた。少し多いので、小さめの2個を摘果。それでも実がなかなか大きくなってこない。授粉から40日を過ぎたもの、つるが枯れ始めているもの2個、まず28日と今日収穫した。28日のは4kgだから、ミニよりも小さい。そして今日のは5.4kgだった。かつての記録では10kgを超えるラグビー型の大玉を収穫したこともあるので、小さいというのが実感だ。
まだ、残りが4個あるが、おそらく最高でも5kg台だと思われる。問題はその味だが、ミニ(特に後半に収穫した大きなもの)に比べて甘みがない。このあとのスイカが甘いといいのだが。

 本日収穫した大玉スイカ 5.4kg

 28日のスイカ




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県境の山・人形山に登る 21.7.27

2021-07-27 16:54:30 | 山登り
 岐阜と富山の両県境にある山は、結構魅力的な山がある。白木峰(1596m、300名山)はその代表であり、山頂付近に池塘がありその周辺は花で一杯である。そしてこれから紹介するのが人形山である。しかし、自宅からここへの道のりは遠く、3時間以上となる。幸い山県ICが出来たので、少し時間が短縮された。東海環状道路が大野ICまで伸びてくるとさらに時間が短縮されるが、問題はそれまで登山を続けることができるかである。揖斐を昨日(7月26日)5時に出発、予定どおり山県ICから五箇山ICを経て、国道156号線、田向集落から林道に入る。林道では2台の消防車に遭遇、何かあったのであろうか。噂どおり林道は時に悪路となり、車高の低い車は難儀する。特に4人乗っているとお腹を擦ることであろう。登山口に着いて、運転のEさん本当にご苦労様と声をかける(帰りもあるけれども)。さて今日の人形山は「ひとがたやま」とも呼ぶ。残雪時に「ひとがた」が現れることに由来する。(ちなみに6月30日の夏越し大祓ではひとがたの紙に名前を書いて出すとお祓いをしてもらえる。)

 駐車場は意外と広く、東屋もある。今日のメンバーは3人、8時に登山口を出発。

 「人形堂の祠」とあるがコンクリート製であまり歴史は感じない

 植林帯の中緩やかな道が続いている Mさん提供

標高は800mを超えているが、あまり涼しさは感じない。雨が最近降ったらしく道は濡れている。 

 8時52分第一休憩所到着 既に汗をめいっぱいかいている。

 9時31分第二休憩所到着

 このあと道は少しずつ急となる。

 ときどきブナの大木を見る

 やがて稜線上にある宮屋敷跡が見えてくる

 10時8分宮屋敷跡到着 休憩時にMさんからグレープフルーツの実のシャーベットのプレゼント 感謝感謝!

 写真で分かるように、今日の稜線付近は霧に覆われていて、ほとんど展望は利かない。ここから乗越(人形山と三ッ辻山の分岐)までは手前を除けば、緩やかな登り。時に泥田を超えていく。乗越の手前で多くの花に出会う。

 稜線展望

 トリアシショウマ

 アザミ

 タマガワホトトギス

 不明

 不明

 乗越でカップルらしき登山者に会う。既に三ッ辻山(1764m)を往復してきたようだ。

 11時13分乗越

 乗越から人形山(1726m)まではコースタイムでは20分。まずは少し遅めのササユリが出迎えてくれた。低木がない斜面では、ハクサンシャジンの仲間を発見。

 ササユリ

 シャジン

 不明

 山頂の少し手前 おじさんとMさん Eさん提供

 11時41分人形山の山頂に立つ。左に少し進んだ先に展望が良さそうな草地があったが、今日は展望が利かない。

 山頂(11時41分~12時15分)

 山頂のすぐ下でサンカヨウの実を発見

 途中で少し暗くなり、雨粒が落ちてくる。天候、時間から三ッ辻山は登らないことに決定。乗越から宮屋敷跡までが意外に遠かった。登山口に3時少し前に到着。


 ルート図 
 
米花の名前を知るために有料アプリの「Picture This」を使っているが、残念ながらあまり頼りにならない。「ササユリ」の写真で調べると「タカサゴユリ」となる。ホトトギスの下の写真は「タイワンヒヨドリ」、しかしこの花は調べると沖縄地方に咲くとある。

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今明治維新が面白い 21.7.20

2021-07-20 19:23:32 | 面白い本はないか
 まずは、長めの前置きから。このところ長めの山行をしていないので、随分暑くなっていたが、勇気をふるって池田山の大津谷コースを登ってきた。曇り気味の天候ではあったが、全身汗でびっしょりとなった。林道に入ってからは、少し涼しい風も吹き、山頂まで2時間弱で到達することができた。予定がないときに気軽に登れる山として、自宅近くの3つの山を比較してみた。

◯池田山(大津谷コース) 登山口標高140m、山頂924m 標高差784m 距離往復10.5km 所要時間登り2時間
 コースの特徴 (林道にいたるまで)の前半と終盤が結構な登り、やく4kmの林道が実に単調、山頂の展望もほとんどなし トレーニングには最適
 
  山頂の展望台だけが特徴か

◯貝月山(貝月ゲレンデから) ゲレンデロッジ549m 山頂1234m 標高差685m 距離往復10~11km 登り1時間45分(21.4.26の記録)
 コースの特徴 急登が少なくペースを守って登ることができるので、年寄り、初心者向き 展望は素晴らしいが、花が少ない 避難小屋まで車で登れば所要時間はさらに短くなる    
 
 貝月山の広い山頂

◯小津権現山(小津杉谷林道経由) 登山口432m 山頂1158m 標高差726m 距離往復7.72km 所要時間2時間5分(2019.11.12記録) 
 コースの特徴 高屋山(956m)までの登りがきついが、その先は比較的楽 けれど山頂は意外に遠い 藤波谷コースは私にとって魅力ない
 
 権現だから祠がちゃんとある

貝月山と小津権現山はやはり季節の良いときに登りたい。貝月だとなんと言っても冬が良い 小津権現は11月の初旬頃がお薦め


 ここからが本題となる。大河ドラマ「青天を衝く」を見ていると、今回は幕府側がなんとなく正義の味方で薩摩側が悪者のように描かれているように感じる。もちろん、主役の渋沢栄一が幕臣だからだろう。慶喜が大政奉還を決めて、ひたすら恭順の態度を示しているのに、あの「せごどん」は戦を起すために様々な悪巧みをする。私たちが習った歴史は明治維新とそれ以後の歴史を正当化するために、幕府の悪政、無能振りを強調している。さすがに維新から遠くなるに連れてこのような一方的な描き方はしなくなっていると感じる。そうなると一体全体明治維新とは何だったのかわからなくなってきた。中国に「易姓革命」というのがあり、天の命により王朝を築くのだが、人心が離れると別の王朝が起こる。徳川幕府の場合、人心が離れてしまったというよりも、迫り来る外国の圧力にうまく対応できなかっただけではないだろか。幕府自身も改革を進めようとしていたことは確かであるので、不可能ではあるがその結果を見てみたいと思ったりした。

 ここからは小島毅「儒教が支えた明治維新」からいつものように適当に紹介する。日本はその国作りにあたって、隣国すなわち中国の王朝、唐や宋などから思想を輸入してきた(今はそれがアメリカ、ドイツ、フランス等に変わっただけ)。特に儒教の影響は強く、その思想は中国に留学した禅僧から伝わってきた。13世紀に宋から伝わった禅宗には、教養の一部として朱子学についての知識があった。この朱子学を発展させたのが江戸幕府で、その鬼子というべき存在が水戸藩の尊皇攘夷思想さらには吉田松陰であった。そして西郷隆盛もそうであった。明治維新は表向き日本古来の神道による王政復古となっているが、実質的には西洋列強を模倣した国家の構築であった。そして、神道の中には儒教の教えが染みこんでいる。中国からの亡命儒学者朱舜水に傾倒した徳川光圀の子孫が斉昭でありその子どもである慶喜なのである。ドラマでも斉昭が言っていた「徳川将軍家というのも天皇の臣下にすぎない」と。

 話を少し変える。8月になると「靖国神社」の話題が必ず出てくる。靖国神社は、1869年に明治天皇の思し召しにより「東京招魂社」というのが創立され、10年後「靖国神社」となった。この神社は、天皇のために戦った戦没者を祀るためのもので、吉田松陰は祀られているが、西南戦争を起した西郷隆盛は祀られていない。この神社の祭神は英霊で、散華した(戦いで死んだ)兵士たちの「気」が英霊なのである。英霊は遺族にいちいち断りをすることなく靖国神社の祭神として崇敬対象になるというのが仕組みだそうだ。(この「気」というのが朱子学でいう「理」「気」だからややこしい)。A級戦犯を合祀したことについての説明で、我が国には「過去を水に流す、死者をむち打たず、墓を暴かず」という文化があるからだそうだ。しかし、小島氏は、江戸時代「怨心平等」という考え方が仏教の中にあり、戦死者を敵味方なく供養するのが日本古来の文化だと主張する。その例として蒙古襲来の戦死者を祀った円覚寺があると。靖国神社は日本古来の思想に根ざしているのではなく、儒教、朱子学の教義を源流とする施設であり、中国や韓国の「死者にむち打ち,墓を暴く」という文化にいたるものを有している。

 その朱子学の元祖である中国やその支流である韓国からの政治家の靖国神社への参拝に対する批判は、アジア太平洋戦争の戦犯が合祀されているところだからということであるが、その歴史を知るにつれ歴史とは一筋縄ではいかないものだという認識を深めた。私は沖縄の「平和の礎」こそ戦没者を弔う施設としてふさわしいと考えるのだが。  
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7月の野菜・トマトに難敵 21.7.15

2021-07-15 19:14:53 | 野菜作り
 7月も半ば、夏野菜は今が最盛期である。ところが、トマト(麗夏4株、ミニトマト6株)に異変が現れた(実は気づいていたのだが、対処していなかった)。その異変とは果実に小さな穴があったり、へた付近が大きく食害されていたことである。遅まきながら、スマホで検索し、害虫のタバコガによる食害であることが判明した。


ところが、この害虫は難敵であった。実の表面にでもいれば、薬剤によって駆除できるが、実の中に幼虫が食い込んでいるので、薬剤は効かない。親である蛾が夜間飛んできて、トマトの表面に卵を産んでいくのである(この蛾はさなぎで土の中で越冬する)。実はこの食害については数年前からあることに気づいていたのだが、仕方ないと思っていた。さすがに食害が酷くなった今年、その対策を考えなければならなくなった。今年は既に手遅れで、来年以降となる話なのだが、この蛾が寄りつけないように防虫網を張ることが最大の防御であるようだ。そして、風通しの悪いことも、食害を大きくする原因となるようだ。我が家では雨よけのビニールを設置している。その結果空気の流れが悪くなり、幼虫の餌食となる。

 写っているトマトも食害を受けている 去年は沢山収穫したトマトだが今年はあきらめざるを得ない
 幸いミニトマトは比較的軽い

 本日の収穫 食害の酷いものは水の桶の中に放り込んだ(水責め)食害が酷くなければもったいないので、その部分を切除し、食べる。

 野菜収穫の楽しみ(2)で紹介したスイカだが、10日に2.5kg、13日に3.5kg、14日に3.4kgとそれぞれミニスイカを収穫した。

 最初のは楕円でなかったが、これは楕円形

 7月中はこのミニの収穫が続きそうだ。

 どこにスイカがあるのか外から見ても分からないので、あらかじめ調べてある。
 大玉がうまくいけば8月上旬に収穫できる。


 我が物顔に伸びているカボチャのつるだが、実は1つだけ 雌花が全然ついてくれない

 今日、キュウリの手を作った。

 現在のところ4月末に植えたキュウリが元気だが、おそらく梅雨明けとともに弱ってくるので、それに備える


 サツマイモのつるが伸び始めた 今年は長年作っていた安納芋に代えて「ベニハルカ」30株を植付けた

 7月12日大垣市内の某地で黒豆の植え付けを行った。すでに苗はヒョロヒョロながら大きく背を伸していたのだが、なかなか生えそろわなかったので、遅れてしまった。黒豆の栽培をユーチューブで見ていてびっくりしたことがある。
まず種を土の上に軽く乗せ、その上に袋に入れた土を載せ(光を遮る)、水をやる。2日程で発芽するので、その袋をとり、今度は光を当てる。びっくりするのは、ここからで、双葉が出たら、その上でカット、さらに根もカットし、それをポットに植付ける。こうすると、苗も揃うし、収穫が増える。以上だが、今年はもう出来ないので、来年試みてみようと思っている。こうした秘伝は本来門外不出のものであるのだが、ネットのおかげでノウハウを知ることができてしまう。今年はこうしたネット情報をスイカを始め、いろいろ学んだ。枝豆(黒豆も)の収穫増対策として、摘心を行うというのがある。これについては親戚の農家から聞いて、知ってはいたのだが、どの辺で摘心するのか不明だった。検索すると5節目で行うのだということがすぐに判明した。

 
 八朔の実 これから大きくなってくる
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野菜収穫の楽しみ(2) 21.7.10

2021-07-10 19:36:52 | 野菜作り
 今週は、山の計画が全て中止となった。まず7日水曜日小津権現山(これはお茶会に変わった)、10日土曜日(今日)夜叉ヶ池は中止さらに予約してあった火打山(12日、13日、百名山の花シリーズで紹介した)も延期となった。特に夜叉ヶ池は予報(ウェザーニュース、日本気象協会)は外れ、朝から日差しが照りつけた。しかし、早朝まで雨が残り、おそらく沢は増水し、地盤は緩くなっている。こんな時は我々高齢者を中心とする登山者は登らないのが無難である。例えば行きにわたれた沢も急なにわか雨により通れなくなる(こうしたことを経験した)。やはり、山行を企画するものは当日の天候だけでなくその前の天候にも必要以上に注意を払うべきだと思う。だから、天候のチェックは欠かせないのだが、予報の主体によって、随分内容が違っていることがわかる。特に梅雨時となると、もうどこも当日の天候さえ当てられないのである。

 今朝もにわか雨が予想されていたので、遠出はできない。そこでいつもの城台山から城ヶ峰に登り、そこから小野坂に久しぶりに下った。蒸し暑く、もう汗でグッショリで、帰宅後すぐにシャワー。そうしたら、左の足に歓迎しないお客様、山ヒルが食らいついていた。すぐに浴室の窓を開け、退出していただいた。シャワーを終わり、脱衣所でまたお客様を見つけた。最初尺とり虫かと思ったが、やっぱり山ヒルだった。小野坂付近で竹藪のじめじめした場所を下った。ここで二匹の山ヒルに取り付かれたらしい。吸われた足からは血が流れ出していたが、なかなか止まらない。

 午後、我が畑に向かう。もう、草に覆われた畑と化している。まずは、里芋の植わったところから草取り開始。そして次にカボチャの回り。カボチャが全然できていない。ツルは元気に伸びているが、咲いているのは雄花ばかり。これでは実が出来るはずはない。3時近くとなり、もうバテバテ、最後に隣のスイカ畑に入る(二重の囲い、まず周囲、さらに鳥に備えて網があるから、入ることになる)。6月8日に授粉したミニスイカ、今日で32日目、そろそろ試し採りの時期だということで収穫した。

 このミニスイカは「飛行船ラルク」でここのところずっと作っている 本来は楕円なはずだが、何故か普通の円球
 他のはみな楕円形だが、これは異形ということになる

 家でまず、重さを量る。我が家の秤では2kgを超えると計量できないので、まず体重計に乗り、その後スイカを持って乗る。結果は2.5kg。そして、包丁で切ってみる。十分に赤いが、少し遅かったせいか、赤みが強くなっていた。


 夕食のデザートにこのスイカを食べた。家内の評価は、「甘いけれど水くさい」、おじさんの応え「これだけ雨ばかり降れば水くさくなるよ!」。次に食べたおじさんの評価、「確かに甘いがもったりしていてこの品種独特のしゃきしゃき感がない」。ミニは10個以上、大は5、6個あるようだが、ツルが繁茂していて、正確な数(授粉や実が確認できた時に白テープにその日を書き込んであるのだが、実もそのテープも見えない)がわからない。こうしてミニスイカは何個かは収穫できそうだが、課題は大のスイカ。収穫までの日にちが長く(40~45日)、なかなか大きな実になってくれない。梅雨が明け、お日様ががんがん照るようになれば、少しは期待できるのかなと思っている。

変わったトマト、二つが合体してしまった。


終わりに今日の庭

 カサブランカ
 
 アガパンサス

 明日は畑の草刈りだ!
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