城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

バラの元肥、クリスマスローズの今 25.1.31

2025-01-31 14:20:51 | バラ、クレマチス等
 今週から来週にかけて寒波の到来が予想されている

 寒い中での作業はいやなので、バラの元肥、堆肥の投与を少し前倒して行った

 まずは、株の周り中心から30cm以上離して、10cm程度の穴を掘る
 

 そこに元肥(有機の肥料「ローズサポーター」、窒素・リン・カリの配合割合6:6:6でマグネシウム(リンの運び屋だそうだ)1が含まれている、清水園芸店、20k7000円(送料込み)を投入

 各株に300g
 ※元肥のほかに、6月と9月に追肥でそれぞれ150g)、年間600g使用 一株年間210円という計算になる
  我が家のバラは現在地地植えばかりで33株 33株×600g=19,800gすなわち約20kgとなるので一年間の肥料代は7000円となる
  コメリで売られているハイポネックス バラの天然有機1.8kg(成分4:4.5:1.5)で1,580円 成分が少ないので年間600gでは少ないが、これで20kgだとすると17,555円となる
  半分程度の費用で済むということだが、問題は効き目ということになる。使い始めて数年になるが、花数、シュートなどそこそこの結果を得ている
 ※かつては、日本バラ園の肥料、堆肥、ピートモスを使用
  肥料の施肥の時期と施肥量がやや複雑

 元肥の次に、堆肥(馬の堆肥、40L3個で5600円(送料込み))を投入

 量は一握り×3(適当)
 ※園芸店の説明には一株年間5から10Lが適量と書いてあるので、我が家では5Lで165L。現状は120Lなので少し足りないかな
  廉価の牛堆肥(40Lで400円で圧倒的に安い)を使用すると塩害(牛に少量食べさせている)が発生する怖れがあるそうだ

 掘った穴は投入後埋める。以上で一連の作業は終了となる。


 次にクリスマスローズの現在の状況を報告する
 まずは地植えから

 つぼみが見えてきている

 同上

 次に鉢植え

 昨年高温続きであり、遮光した場所に移動したが、前年同様かなりダメッジを受けている

 昨年はこの株、咲かなかったが、今年は何とか花を見れそうだ

 この時期濃い目の液肥(500倍以上)、置き肥を行う必要がある

 昨年一月に咲き始めたリュウキンカのつぼみがやっと上がってきた


 
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バラ冬剪定 25.1.22

2025-01-22 18:58:23 | バラ、クレマチス等
 今年も暖冬?

 庭のバラを見ると、いまだに花が咲いていたり、つぼみや新芽が出ているものが結構ある。もちろん、すべての株が葉をつけている。

 アンブリッジローズ

 セシルブルンナー

 かつてはこの時期、バラは葉を落とし、生長を止めているのが普通であった。今や沖縄のように年中バラが咲ける気候に近づきあるということだろう。

 では、そんな状況でなぜ冬剪定をするのか(しなくてもバラは咲く)?

 その理由は、剪定により無理やり休眠状態にし、栄養を蓄えさせで、咲く時期を5月にそろえ、花を大きくすることではないか(剪定しないと咲く時期はバラバラで花も小さい)

 剪定の理由はともかく、冬剪定の時期は1月下旬から2月上旬に行う。

 この時期、春、夏の花後の弱い剪定と夏から秋にかけての中剪定したにもかかわらず、バラの枝は我が物顔に天に向かって伸びている。

 2mを超えるのもある

 2.5mのものもある

 これらのバラを剪定する
  基本は、前年度に伸びた枝を剪定する
  前年度に伸びてきたシュートが今年の主の枝になる
  細い枝、木化した枝はシュートがあれば切る
  芽が伸びてきた状態を想像し、重なるところがあれば切る(混みあった状態をなくし、空気の通りを良くする)
  剪定する箇所は赤い芽の上1.5cmくらいのところを斜めにカットする

  まだ赤芽がでてきていない場合は一旦適当に切っておいて、赤芽が出てきてから再度カットする

  ただし、この方法だとバラの背が毎年少しずつ高くなる。そして花が高いところに咲いて鑑賞できなくなる。バラの高さを調整するためには、時には思いきって低いところでカットする必要が出てくる。これがアマチュアにはなかなか難しい。

 例えばこのバラ、背が2mくらいになっている 

 剪定したが、いまだ1mくらいはある もう少し剪定しないと花が見えない
 そうすると前年度に伸びたところの下の前々年度の部分で剪定する必要がある
 この場合、赤芽や節の部分が見つけにくいが、思い切って切るしかない(これがアマチュアには難しい)


 剪定後

 剪定後2

 剪定後、病害虫予防のため硫黄石灰剤を散布した。かつて、この時期に硫黄石灰剤をまくのが推奨されていたが、今や一般的でなくなりつつある。18L入りでは売られているが、かつてあった500ml入りが売っていない。たかだか一回に100mlしか使えないのに、18Lは大きすぎる。

 3Lの電池式噴霧器

 この後、元肥及び堆肥を2月上旬に施肥する。

 
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新春初仕事・つるバラの剪定と誘引 25.1.7

2025-01-06 14:10:32 | バラ、クレマチス等
 1月2日頃から少しずつつるバラの剪定と誘引を始めた。

 現在4種のつるバラと2種の半つるバラがある。

 つるバラだけではなくバラ全体に言えるのだが、前年に出てきたシュート(比較的株元に近いところから出るのがベーサルシュート、枝の中間から出てくるのがサイドシュート)がどれだけ出てきているかが、今年の花がどれだけ咲くかにつながる。⒉年前以上に出たシュートでも花はつくが、だんだんとつかなくなる。

 個別に見てみよう
 ◯アンクルウォルター 2003年から育てている我家で最も古いつるバラとなる

 左寄りの赤い花 花は多くない
 
 昨年力強いシュートは出ていない

 最近シュートの出が悪く、木化した枝が多く残り、剪定も弱め

 ※つるバラの剪定と誘引
  ・短い枝は切り落とす
  ・長い枝は葉がついていれば、取り、先端を30cm程度カットする
  ・シュートが出ていれば、古い枝はカットする。
  ・新しいシュートを中心にして、アーチ等に誘引する。枝ができるだけ水平になるようにする。


 アンクルウォルター剪定後

 ◯無名の白のつるバラ
  もともとこの位置には後で紹介する裕(20003年~16年)があった。枯れてしまったので、コメリでこの白を購入
  とても成長が良く、シュートをいっぱい出すので、風通しを良くするため整理(カット)しなければならない
  したがって古い枝はこの時ほとんどカットする

 剪定後
 
 ◯ペッシュボンボン(2011年~、フレンチ、半つる)
  最初株立ちでで育てていたが、垂直だと先端に花が一個つくだけとなる
  あるときから長くなった枝を寝かせてみたら、花がいっぱい咲くようになった
  このバラとにかく上に伸び、普通のつるよりも伸びるくらい

 花はやや遅く、この写真は6月1日のもの 遅くまで何回も咲いた

 剪定前のペッシュボンボン

 剪定後

 ◯ピエール・ドゥ・ロンサール(2012年~)
  つるバラの代表的な品種
  花をいっぱいつけるし、シュートも多い

 5月19日

 1月2日のロンサール

 べーサルシュートが2本出ているが、あまり太くない

 剪定後

 ◯裕 2022年2月に購入

 5月19日 細かい花がいっぱい咲く 

 剪定後
 株もまだ高さ1m弱これから急速に大きくなるであろう   

 ◯レイニーブルー(半つる、2021年~)があるが、株立ちで育てていた。

 5.6

 剪定前 まだつぼみがいっぱい出ている

 今回 つるバラ仕立てにした たくさん花が咲くであろうか

 次のバラの作業は、つる以外のバラの剪定、消毒(硫黄石灰剤)、元肥を下旬から2月上旬にかけて行う
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24年振り返り・花壇の花 24.12.30

2024-12-30 18:59:16 | バラ、クレマチス等
 振り返りの最後に花壇の花をとりあげる。どんなブログを書いてきたか。

①「つるバラの剪定と誘引1.11」
  つるバラの剪定・誘引は12月か1月に行う。年明けに4株の剪定・誘引を行う予定
②「バラとクリスマスローズのミニ花壇・バラ剪定開始 1.19」
③「バラの元肥 2.5」
  1月下旬から2月上旬にかけて剪定し、元肥(有機肥料)、堆肥(馬の堆肥)を土に加える
④「クリスマスローズ24 2.17」
  昨年は鉢植えは夏越しに失敗し、多くの株を失った。地植えは元気に花を咲かしてくれた
⑤「花壇の今 3.1」
⑥「ノリさんのガーデンノート①4.27」
 鉢のボンヌイ、チャールストン、エスカペドが咲き出した。このうちボンヌイは夏が越せずに枯れた。
 クレマチス、シラー、ジャーマンアイリス、シランなども咲き出した
⑦「ノリさんのガーデンノート②・バラが咲き出した 5.3」
 イングリッシュローズ、つるバラ、クレマチスなどが咲き誇る 庭が最も華やぐ時期が到来
⑧「ノリさんのガーデンノート③・雨が降ってきた 5.6」
 マクロレンズ大活躍、雨対策として支柱の設置
⑨「ノリさんのガーデンノート④・バラと脇役たち 5.9」
 バラの株元にカンパニュラ、ナデシコ、ブラキカム(夏越しできず)などがひっそりと咲く
⑩「ノリさんのガーデンノート⑤・バラ最盛期 5.12」
 複色のフレンチローズ
⑪「ノリさんのガーデンノート⑥・つるバラの話 5.19」
 つるバラの魅力
⑫「ノリさんのガーデンノート⑦・バラの追肥 6.1」
 最初の花が終わったころ、一回目の追肥を行う
⑬「ノリさんのガーデンノート⑧バラ二番花とツツジ剪定 6.16」
 バラ(二番花)の他に小クチナシ、夏椿、キキョウ、ハナトラノオが咲き出す
 夏椿は木だが、このあと酷暑のためかなり枯れる。復活するだろうか
⑭「ノリさんのガーデンノート⑨・ホウジャク 7.8」
 「ホウジャク」見たことはあるが、名前は知らなかった
⑮「ノリさんのガーデンノート⑩・真夏のバラと水やり 7.30」
 水やりの難しさ、バラの夏バテ対策
⑯「ノリさんのガーデンノート⑪・バラ夏剪定の準備 9.4」
 夏剪定の難しさ 剪定後二回目の追肥
⑰「ノリさんのガーデンノート⑫・鉢植えクリスマスローズ植替え 9.29」
 遮光ネットの下に避難したため、夏越しは良好だった
⑱「ノリさんのガーデンノート⑬・バラゾウムシの被害拡大 10.18」
 4月からほぼ2週間毎に薬剤の散布をしているが、思わぬ伏兵にやられ、被害にあったバラでは花は咲かず
 この時期普通は害虫の被害は少なくなるのだが、暑さが続くせいか?
⑲「ノリさんのガーデンノート⑭・秋のバラ 11.1」
 花数少なし
⑳「ノリさんガーデンノート⑮・バラ秋から冬へ 11.29」
 晩秋のバラ

 今年も鉢植えのバラ3株、地植え1株枯らかした。今年の様に暑いと鉢の中の温度は高くなり、これで根がダメージを受ける。少し日影に避難させる必要があるかもしれない。鉢植えのクレマチスも同様である。夏越し対策について知恵を絞らないといけない。

最後に12月のバラ

 セシルブルンナー 12月17日撮影以下同じ

 ギーサヴォア

 ザワイフ・オブ・バース

 パーマネントウェーブ
 いずれもスマホの「ポートレート」で撮影



 
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ノリさんのガーデンノート⑮・バラ秋から冬へ 24.11.29

2024-11-29 19:36:04 | バラ、クレマチス等
 今朝は久し振りの寒さであった。一心寺のモミジも半分程度赤くなってきた。昼頃から冬のはじめを告げるような時雨が降ってきた。

 中央には城ヶ峰(下の部分をカットした)

 しかし、今まで晩秋としては暖かい日が続いていたので、一部のバラはまだつぼみが立ち上がってきている。伸びてきてもつぼみがないもの(ブラインドという)や伸びるのをやめている品種もある。

 ジーンレックス 新芽が出てきている このバラ少なくとも5回は咲いた

 アンブリッジローズ つぼみをたくさんつけている 果たして咲くか(寒くなるとつぼみのままで越冬) 


 本来咲かないはずのつるバラ 11月29日

 ザ・ワイフ・オブ・バース  11月29日

 他の晩秋のバラ この時期のバラは花持ちが大変良い
 
 ジーンレックス 11月23日

 カルトナージュ 11月23日

 ペッシュボンボン 11月23日

 レイニーブルー 11月23日

 セシルブルンナー 11月23日

 同上 アップ

 この時期のバラは茎がかなり伸びている(夏剪定を強くしなかったせいもあるが)

 大きく伸びているのは右つるバラ、左半つる
 
 いずれも11月23日

 かつては12月ともなれば、ほとんどの葉は落ちていた。ところがこのところ暖冬の影響で葉は落ちないどころか、成長し、花をつけることさえある(冬が寒くないところでは、年中バラは咲く。そのうちに日本もそうなるかもしれない。)
 では、この伸びたままで正月を越すのか。それとも切った方が良いのか。
 切らないのが正解である。
 冬の剪定は、1月中下旬から2月上旬に行うので、それまでは切らずにおき、少しでも成長させる(根に栄養を蓄えさせる)。
 ただし、つるバラについては12月~1月に剪定と誘導を行う。

 伸び放題のバラ、見てくれは悪いけれど、しばらく我慢しよう
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