一昨日は高山の夜、そして翌日は日影平山(1595.3m)にまず登り、そして丸黒山(1956.3m)を目指すも、途中で時間かかりすぎて、残り距離2.3km、標高差300m以上を残し引き返してきた。
山とものIさんは、朝日村(現高山市)出身で高山市に家があり、月に何回かは世話を見てきた。時に山仲間に宿泊所として提供し、ここから長野方面等の山を一緒に登ってきた。今回我々3人もそれに加わり、一日目は高山の夜を楽しみ、翌日は日影平山と丸黒山に登る計画を立てた。まずスパーで夜の二次会の食材そして翌日の朝食を調達した。その後徒歩(3kmくらいあったが、このくらいは高山市民にとっては何でもないとのことであった。)で飲み屋を探しに出かけた。この時間、まだ観光客がたくさんではないがいた。火曜日は意外と営業していない店も多く、Iさんの知っている店も予約で一杯と断られ、最終的にプラザホテルの近くの「味平」に落ち着いた。
さて、高山の食のお薦めとして、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。飛騨牛、赤カブ等々。おじさんなら、山国にふさわしくない海の幸が旨いということを言うだろう。地図を見ていただくと分かるように、ここは富山湾に近く、鮮度の良い魚を食べることができる。昔、職場の山仲間の実家に正月に泊めてもらったことがあったが、雑煮にブリが入っていたことに驚いた。おじさんの家の雑煮にはもち菜くらいしか入っていない。今回その話しをEさんにしたら福岡もブリを使い、こちらに来て何も入っていない雑煮に驚いたそうである。味平で注文したのは、刺身、豆腐のステーキ、こも豆腐など。刺身のおいしさは期待以上のものであった。そこを引き上げ、タクシーで帰るつもりもタクシーが全くなく、結局歩いて帰ることになる。今日降った雪が少し凍り、注意して歩かないと転んでしまう。途中にあった味のある店、上品なおぼあちゃんが営むそば、うどん屋に寄った。3人は天ぷら蕎麦、おじさんはにしんそば。Iさん宅では2次会が始まった。お互いに聞いたこともないような話題に時間が経つのは速い。
翌日は5時半起床。6時半前にはそこを出て、日影平山の登山口となる国立乗鞍青少年交流の家に向かう。道路はかなりの箇所で凍結している。Iさんは、こうした道路での運転になれているので安心だ。7時前に現地に到着、気温はマイナス9度。Iさんから青少年交流の家に駐車とトイレの提供をお願いしてあった。
準備をして出発。つるつる滑る硬い雪の上に20cm程度の新雪があったが、壺足で登ることにした。軽い雪、奥美濃では経験できない雪だ。
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青年交流の家正面
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7:12出発
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7:53 先頭はほとんどEさんが務めた 速いのでしばらく行っては待ってもらう
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7:53 IさんとOさん
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8:13 日影平山到着
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8:15 山頂から穂高連峰
日影平山と丸黒山の間には1500m~1690m程度の丘陵のような山が続いている。しかし、歩いて見ると意外と登り下りが多い。雪は20cm前後だが、歩く速度は遅い。
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8:40 平なところを歩く
雪のためと時々進むべき方向がわからなくなる。GPSを出して何度も確認する。このコース、無雪期なら問題はなさそうだが、雪道となると全く変わってしまう。もちろん、時々赤布や標示板はある。
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8:46 見にくいが槍ヶ岳が中央やや左に見えている
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9:16旧道と新道分岐の標示板 実際の分岐はもう少し先
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9:22 岩井谷乗越
旧道に入ったところでスノーシューを履いた(壺足でも登れたが、背負っているので、使いたい)。旧道はほとんどがなだらかな道が続いている。
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9:51 唐松
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9:55
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10:12 避難小屋 ここで昼食をとる
我々はここで戻ることを検討した。残り2.3km、標高300m以上を残す。登り下りで3時間以上はかかる。そうすると登山口まで戻ると16時くらいになる。それから揖斐まで戻ると8時から9時頃になってしまう。できれば明るいうちに帰りたい。以上から戻ることにし、帰りは新道を通ることにする(この道は旧道に比べ無雪期は笹等のヤブ、おまけに1690mの登りがある)。 新道を戻ると乗鞍岳が眼前に迫ってくる(写真なし)。ヤブの道はときどき道がわからなくなる。
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11:14 丸黒山とおぼしき山
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標示板には乗鞍岳までの距離も書いてある 乗鞍まで往復する猛者がいるらしい
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11:54 休憩風景
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13:12 青年交流の家のすぐそばに丸黒山という標識があった
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地形図 青線は下りにとったルートを示す 大展望のある丸黒山まではまだ遠い!!
コースタイム 登山口7:12→日影平山8:13→避難小屋10:12~11:10→登山口13:20
丸黒山には登れなかったが、今年一番の雪の中を楽しく歩いてくることができた。良き山ともたちに感謝である。
山とものIさんは、朝日村(現高山市)出身で高山市に家があり、月に何回かは世話を見てきた。時に山仲間に宿泊所として提供し、ここから長野方面等の山を一緒に登ってきた。今回我々3人もそれに加わり、一日目は高山の夜を楽しみ、翌日は日影平山と丸黒山に登る計画を立てた。まずスパーで夜の二次会の食材そして翌日の朝食を調達した。その後徒歩(3kmくらいあったが、このくらいは高山市民にとっては何でもないとのことであった。)で飲み屋を探しに出かけた。この時間、まだ観光客がたくさんではないがいた。火曜日は意外と営業していない店も多く、Iさんの知っている店も予約で一杯と断られ、最終的にプラザホテルの近くの「味平」に落ち着いた。
さて、高山の食のお薦めとして、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。飛騨牛、赤カブ等々。おじさんなら、山国にふさわしくない海の幸が旨いということを言うだろう。地図を見ていただくと分かるように、ここは富山湾に近く、鮮度の良い魚を食べることができる。昔、職場の山仲間の実家に正月に泊めてもらったことがあったが、雑煮にブリが入っていたことに驚いた。おじさんの家の雑煮にはもち菜くらいしか入っていない。今回その話しをEさんにしたら福岡もブリを使い、こちらに来て何も入っていない雑煮に驚いたそうである。味平で注文したのは、刺身、豆腐のステーキ、こも豆腐など。刺身のおいしさは期待以上のものであった。そこを引き上げ、タクシーで帰るつもりもタクシーが全くなく、結局歩いて帰ることになる。今日降った雪が少し凍り、注意して歩かないと転んでしまう。途中にあった味のある店、上品なおぼあちゃんが営むそば、うどん屋に寄った。3人は天ぷら蕎麦、おじさんはにしんそば。Iさん宅では2次会が始まった。お互いに聞いたこともないような話題に時間が経つのは速い。
翌日は5時半起床。6時半前にはそこを出て、日影平山の登山口となる国立乗鞍青少年交流の家に向かう。道路はかなりの箇所で凍結している。Iさんは、こうした道路での運転になれているので安心だ。7時前に現地に到着、気温はマイナス9度。Iさんから青少年交流の家に駐車とトイレの提供をお願いしてあった。
準備をして出発。つるつる滑る硬い雪の上に20cm程度の新雪があったが、壺足で登ることにした。軽い雪、奥美濃では経験できない雪だ。
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青年交流の家正面
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7:12出発
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7:53 先頭はほとんどEさんが務めた 速いのでしばらく行っては待ってもらう
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7:53 IさんとOさん
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8:13 日影平山到着
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8:15 山頂から穂高連峰
日影平山と丸黒山の間には1500m~1690m程度の丘陵のような山が続いている。しかし、歩いて見ると意外と登り下りが多い。雪は20cm前後だが、歩く速度は遅い。
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8:40 平なところを歩く
雪のためと時々進むべき方向がわからなくなる。GPSを出して何度も確認する。このコース、無雪期なら問題はなさそうだが、雪道となると全く変わってしまう。もちろん、時々赤布や標示板はある。
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9:16旧道と新道分岐の標示板 実際の分岐はもう少し先
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9:22 岩井谷乗越
旧道に入ったところでスノーシューを履いた(壺足でも登れたが、背負っているので、使いたい)。旧道はほとんどがなだらかな道が続いている。
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10:12 避難小屋 ここで昼食をとる
我々はここで戻ることを検討した。残り2.3km、標高300m以上を残す。登り下りで3時間以上はかかる。そうすると登山口まで戻ると16時くらいになる。それから揖斐まで戻ると8時から9時頃になってしまう。できれば明るいうちに帰りたい。以上から戻ることにし、帰りは新道を通ることにする(この道は旧道に比べ無雪期は笹等のヤブ、おまけに1690mの登りがある)。 新道を戻ると乗鞍岳が眼前に迫ってくる(写真なし)。ヤブの道はときどき道がわからなくなる。
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11:14 丸黒山とおぼしき山
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標示板には乗鞍岳までの距離も書いてある 乗鞍まで往復する猛者がいるらしい
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13:12 青年交流の家のすぐそばに丸黒山という標識があった
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地形図 青線は下りにとったルートを示す 大展望のある丸黒山まではまだ遠い!!
コースタイム 登山口7:12→日影平山8:13→避難小屋10:12~11:10→登山口13:20
丸黒山には登れなかったが、今年一番の雪の中を楽しく歩いてくることができた。良き山ともたちに感謝である。