城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

秋晴れの一日・大野アルプスと庭木の剪定他 23.10.6

2023-10-06 19:03:57 | 山登り
 現在忌中であるが、来週の四九日法要で七七忌が終了する。母が亡くなった日から七日毎に法要が行われた。なぜ行われるのか。調べると、7日毎に生前の行いをもとに裁判にかけられているそうで、亡くなってから7週間目を忌明けとして、この日をもって故人が極楽へと旅立つことになるという。しかし、我家の宗派である浄土真宗では、故人は亡くなってすぐ阿弥陀如来の導きにより極楽浄土へ行けるとされているので、極楽浄土へ行けるよう祈る(追善供養)必要はなく、故人に感謝を捧げたり、説法を受けたりする場ということになる。7日毎の法要では、お寺さん(僧侶)は、仏壇の前で最初に阿弥陀経、そして正信偈(参列者はお寺さんと一緒に読む)、御文さんを読む。その後で故人の写真が飾られた白木の祭壇で比較的短い別のお経を読んで終わり(時間にして40分くらい)となる。

 浄土真宗の教えの中で重要な思想として、悪人正機説というのがある。歎異抄に「善人なほもって往生をとぐ。いわんや悪人をや。」というのである。普通とは逆の考えであり、一見理解しがたい。悪人というのは、業を抱えた全ての者達(生きるというそのことだけのために、他の命あるものたちの命を奪い、それを食することなしには生きえないという、根源的な悪をかかえた存在である。)。善人とはおのれの悪にきづかぬ傲慢な者であり、それすら往生できるのだから、まして我が身の悪を自覚し、他力の光にこころから帰依する人々すなわち悪人は往生できるということになる。

 忌中であっても日々の暮らしは進んで行く。昨日は2回目の安納イモ掘りと初めてのサトイモ掘りを行った。

 結構たくさん収穫できた まだ20本程度残っている

 次は庭木の剪定を始めた。まずは我が物顔に伸びたヤマボウシ、ボウガシ、カエデあたりからぼちぼち始めることにした
 
 ヤマボウシ 下の方は切り、上が残っている

 今週前半に予定していた塩見岳(忌中であるので辞退しなければと思われたが、企画者であるし、この機会を逃すと行けないかもという恐れで強行したが)が流れたので、その代わりに今日大野アルプスに出かけた。秋らしい涼しい風が吹き、7月~9月の歩きと比べると実に快適だった。

 8時17分 ここでいきなりかみ◯氏、い◯氏に遭遇 ご両人ともほとんどここに来ているからこの時間帯だと必ず会える 先に歩いたので、この後二人とは会うことはなかった

 8時54分 大谷山

 9時19分 滝谷山

 9時27分 御岳展望から雁又山

 9時28分 御岳展望から能郷白山

 9時49分 雁又山 ベンチの木材が新しくなっていた

 11時11分 帰り高圧線鉄塔から望む大野アルプス

 鉄塔で同職同期のK氏に会った。奥さんの介護のため運動不足となっているので、少しずつ体力をつけようとしているとのことだった。彼の奥さんはアルツハイマーを患っており、現在はデイケアやショートステイを利用しながら生活していると。おじさんも随分ガタが来ているが、幸い今のところ健康であるし、かみさんもあちこちが痛いと言っているが健康であることに日々感謝しなければならないと(にわか)信心で思っている次第である。 

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1 コメント

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Unknown (川上)
2023-10-10 20:06:11
思いがけず会いましたね
いつもは数ヶ月のブランクがあっても3回ほど登るとほぼ回復しますが 今回はほぼ1年のプランクとあって5回歩いても一向に調子が出ません
一旦落ち込んだスタミナは簡単には回復しないようです
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