城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

岩籠山・敦賀湾と琵琶湖の展望を楽しむ 22.9.29

2022-09-29 18:55:21 | 山登り
 岐阜・福井県境の山はかなり登っているが、福井県だけの山となると途端に数は少なくなる。行っていない理由の一つは、我が町・揖斐川町から遠いし、その魅力?に触れていないせいか食わず嫌いになっているからである。そんな時にここのところ敦賀三山や青葉山などを登っているEさん(奥揖斐山荘のオーナー)から岩籠山(765.1m)に行かないかとお誘いを受けた。Eさんとは薬師岳以来山ではご無沙汰している。聞いたこともない山であったので、早速グーグルで調べ、さらにヤマップ及びフィールドアクセス2で山をキャッシュした。福井県は遠いというイメージだが、国道303号線を北に走り、旧坂内村から木之本町に抜ければ、敦賀周辺だったら意外と近い。

 岩籠山 グーグルの画像 敦賀側から見たと思われる

 303号線から昔海水浴や北陸に行くときに何回も通った8号線に出て、敦賀の手前で滋賀県高島に抜ける国道161号線を南下し、駄口地区の営業していないドライブインのすぐ隣に登山口はあった。駐車場はそのドライブインの対面で随分広い。この国道をかなりのスピードで走る大型車に注意しながら渡り、登り出す。最初の登りは結構急だが、標高500mに達すると緩やかな尾根歩きとなる。標高が654mに達すると目の前にブナの群生地が現れる。奥揖斐あたりでは少なくとも800mくらいにならないとブナは現れない(本州だと600m~1600m付近に生育、平均気温が13度付近にあるらしい)。ただし、樹高は高いが、いずれも木は細いので、比較的新しい群生地なのかもしれない。群生地は一度大きく下り、再び登り始めるあたりまであった。新緑や紅葉の季節に来るには良い山であろう。

 登山口

 唯一の岩のあるところ

 ママコナ 花期は8月までとあるが盛り

 ブナ群生地

 同上

 登るにつれて海らしきものが見えてきた。後からわかったことだが、これは琵琶湖であった。一面笹原の道となると、右手の方に石が露出しているところが見えてきた。このあたりはインディアン平原と呼ばれているようだ。なぜだろうか。私は屹立する白い石がインディアンのテントに見えるからかなと勝手に思った。ここからの長めは素晴らしかった。琵琶湖のすぐ横に大きな山体を見せている山が何であるのか最初わからなかったが、先行者が言うには伊吹山だと。確かに形からすると伊吹山、何よりすぐ右は琵琶湖、伊吹北尾根、金糞岳、横山岳もわかる。北に目をやると敦賀湾が見える。何と言う好位置にある山であろうか。

 展望台

 リンドウ 展望台の手前 笹原から飛び出して咲いていた

 伊吹山と琵琶湖

 敦賀湾と西方ヶ岳(今日のメンバーEさん、Mさん他二人は今週の火曜日に登った)

 展望台から15分ばかりで岩籠山の山頂に着いた。到着後すぐに夕暮山(720.2m)に向かう。夕暮山の手前に反射板があるが、夕暮山はそこから少しばかり下ったところにあった。山頂には三角点(四等)と標識があるのみだった。ここから西へ進むと駄口の反対側に下ることになる。お昼は展望台まで戻りとることにした。敦賀湾と琵琶湖周辺の展望を楽しみながら、今日の参加者3人が各自持参した果物や食料(サツマイモの軸、おじさんもその蔓をいただいて畑で作ったことがあるが、軸の筋をとり、軽く湯がいて油で炒める。大変手間のかかる料理なのである。我が家の連れ合いは、その手間をいやがったので、ほとんど人に差し上げた。ある山の会に持って行ったら、あっという間になくなった。ちなみに芋はまずいみたいだし、大きくならない)をいただいた。

 アキノキリンソウ

 岩籠山

 夕暮山

 センブリ

 食わず嫌いだった福井の山、Eさんが言うように道がきちんと整備されている、山頂から海の大展望ができる。揖斐から303号線経由で短時間で行ける。これに比べて岐阜の山はヤブ山が多く、道もはっきりしないし、山頂に至っても展望は必ずしも望めない。恵那や飛騨方面の山だと行くのに時間がかかる。こうして比べて見れば福井の山、登りやすさ、展望という点では軍配が上がる。

行程 揖斐6:00→登山口7:30→ブナ群生地8:43→展望台9:17→岩籠山山頂9:34→夕暮山10:10→展望台10:55~11:25→登山口12:42


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池田山 22.9.26

2022-09-26 19:07:33 | 山登り
 皆さんは、日頃薬を飲んでいるのだろうか。高血圧や糖尿病などの薬を飲んでいる人は結構多い。おじさんは、尿酸値を下げる薬を飲んでいるが、これは実は腎臓の負担を減らすために飲んでいる。クレアチンの値が高く、現在の腎臓機能は50%以下しか働いていない。医者にアルコールを減らす(元々夏は缶ビール1本、それ以外の時はお湯割り焼酎1杯という慎ましいものなのだが)よう言われ、三日に一回だけ缶ビールにした。今やノンアルコールの方が普通のビールよりもおいしく感じるようになった。薬はそれだけだが、健康のためサプリは3種類飲んでいる。もちろん効いているのかどうかはわからない(きっと効いていない)。

 薬やサプリを飲んでいても、やはり体力の衰えは進んでいる。加えて、山登りの後に膝や足指付近が炎症(医者は通風だと言うが、尿酸値は既に下がっているので違うと思うが)を起すことが増えてきた。このため登山時には何らかのサポーター等をつける。ここでは、おじさんが登山時身につけるサポーター等について紹介する。まずタイツこれは腰と膝のためかなり前から必ず着用する。問題は夏に履いていると汗でびっしょりになることである。もちろん夏用があるが、やはり夏は暑い。少しでも涼しいのをということで、RuntageアスリートランナーPRO Version2を7月に買って使っている。モンベルのよりは汗はかかないし、履き心地も悪くなくかつ値段も安い(4359円)。そして、問題の膝、元々持っていたサポーター(年数が経ち締め付けが悪くなっている)に加えて、ザムストEKー5を買った。また、足指や膝、腰に良いという靴のインソール(ヤマップお薦めの)を買い、現在使用中である(最近、登山靴を買い求めると必ずインソールも併せて薦めるようになってきている。インソールは意外と高いので、靴も併せると高い買物になる)。その効果だが、正直に言ってよく分らない。

 上に書いたサポーター等を身にまとって、今朝池田山に出かけた。ここのところ池田山は大津谷コースから登っていたが、急な登りが少ない霞間ヶ渓コースから登ることにした。

 霞間ヶ渓コース 登山口 7:24
このコース、最初が意外と登りがきつい。それが終わると少し緩やかになってくるが、単調な登りで風も通らないので、汗びっしょりになる。ベンチが第一から第六まで設けられているが、いつからあったのかわからない。それと、やたらと階段が増えているのに気が付いた。、階段は好きではないが、雨による土の流出を防ぐにはやむを得ないかと思う。

 第四ベンチ 8:06

 階段が続く

 焼石神社の標識 ここから東屋まで意外と時間がかかる 8:29

 東屋に到着 8:42
 
 ハンググライダー基地の方には行かずに、尾根の南側の舗装された林道を歩く。とにかく暑い。閉鎖中の峠茶屋付近で二組の単独登山者に出会う。一人はやけに大きなザックで、トレーニングのためか。林道や登山道のあちこちに栗が落ちているのを見かける。林道のは実は採られていた。山栗なので実は小さいので、食べるのはなかなか大変であろう。おじさんは城台山の途中で今年しっかり収穫し、家内が包丁で皮をむいた。

 途中ガスが出ていたが、すっかり良い天気になった 9:40~9:50


 帰り林道沿いに大きな栗の木があり、少しだけ実がついていた
 栗の木は青森の三内丸山遺跡(世界遺産、縄文時代)で集中的に栽培されていただけでなく、水に強く、腐植にも強いため、栗の巨木を使った構造物(何に使われたのか分っていない)も遺跡にある

 パラボラアンテナの側の栗の木 これは人間が比較的最近植えたもので、実が大きい まだ熟していない 誰が収穫するのだろうか(誰の所有地?)

 東屋からの下りは本当に単調。おまけに左の膝にできるだけ負荷をかけないように歩くので、余計に疲れる。歳をとると、下りが遅くなるというのはこのことだろうか。11時50分駐車場に着いた。


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クリスマスローズの植替え 22.9.17

2022-09-17 20:19:41 | バラ、クレマチス等
 再び台風(14号)が来るらしい。被害がないことを祈るしかない。今日は、クリスマスローズの植替えを行った。この花は4月頃から8月頃までお休み中なので、植替えと施肥は9月から開始する。ちなみにこの花はクリスマスローズの中のニゲルという品種を除くと2月頃からしか花は咲かない。もちろん園芸店で売っているものには、12月以前から咲いているのもあるのだが、普通の育て方をしていれば咲かない。この花は一般的に強いので、滅多に枯れることはないのだが、夏越しは苦手であるので、夏は鉢なら半日陰のところに置くのが良い。水は欲しがるのだが、やり過ぎると根腐れを起しやすい。地植えの場合、移動ができないので、最初から落葉する木の陰に置いておくのが良い。おじさん買う時は翌々年くらいに咲く安い苗(大きいと3000円以上する)を買うことが多く、小さな苗であるため夏越しに失敗し、枯らすことが結構ある。

 20鉢ほどのクリスマスローズがあるので、結構大変である。植替えの作業は、まず鉢から株を抜き取る。この時、逆さまにして、鉢底、鉢周りをたたいても抜き取れないことがある。この時は、根が回り過ぎているので、一号上(3センチ)の鉢に植替える必要がある。

 このくらいであれば植替える必要はない

 これはかなり根が回っているので植替えた方が良い

 鉢の土には堆肥を少し混ぜて、鉢底に肥料を入れる(根が直接触れないように、肥料の上には土を入れる)。土が足らなければ、市販の土を追加する。

 植替え後 水をやりしばらく半日陰で管理し、その後陽に当てる 10月からは油かすを毎月施す

 地植えのクリスマスローズ 堆肥及び肥料を上から施す 液肥も適宜使うと良い

 ここからは今の庭の花

 ヤブラン

 色違い

 ムラサキシキブ まだ紫になっていない

 ギボウシ

 ギボウシ 夏の強い日差しと暑さに耐えてきた(葉が黄変している)

 クレマチス

 ダリア
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9月の畑&有機農業は難しいパート2 22.9.14

2022-09-14 13:53:33 | 野菜作り
 年寄り同士の会話から。6時頃から畑にでかけ、7時頃帰り支度をしていたら、近くに住むSさんが軽自動車を停め、話しかけてきた。Sさん、少し前まで続けていた草刈り請負仕事を辞めて、おまけに老人クラブが解散してしまったので、毎日やることがない。今は娘を揖斐駅まで送るのが、毎日の仕事だそうだ。時にはボランティアで草刈りもするし、頼まれれば草刈りの刃の研磨もするという。Sさんの歳は89歳、普通だったら免許返納しているだろう。しかし、Sさんいわく返納はしない方が良いと。知り合いの二人が返納したらしいが、買物やら用事があるときに家族かタクシーを頼むしかなくて、不便きわまりないそうだ。さて、我が身に置き換えると、いつ免許返納するかどうか悩ましい問題となることは間違いない。事故を起す可能性は高くなる一方で、返納すれば行動範囲が限定され、老いが確実に進む。全自動運転の車は、高齢者にとってこそ必要なのかもしれない。

 今朝の畑での作業はサツマイモの試し掘り。シルバーウィークに娘家族が来る(お盆にある事情から来れなかった)ので、サツマイモ、枝豆、カボチャなどの収穫をしてもらおうという計画である。サツマイモは安納芋と少しのベニハルカ。安納は挿し穂を自ら育成したので、かなり株数か増えた。

 これで3株 やや小振り テレビでよく見る幼稚園児の芋掘りのようには我が家の畑はできない(土が固い)
 まず、スコップで大きく掘ることが必要

 手前は黒豆 収穫は10月 その先の小振りなのが早生の枝豆(4月に1回目、7月に2回目を蒔き、今回は7月に蒔いたもの)

 今週から収穫できそう いつもだと畑で根と上の茎と葉を切り、家で一鞘づつもぎ取る 意外と面倒くさい
 テレビで都市近郊の農園が有料で枝豆を一株毎来園者に抜かせていてこれが大人気だった 我が家も娘家族に抜かせてみよう

 11日に蒔いた大根 少しここで失敗した この種収穫出来るのは130日経過でそれだと年明け 12月まして11月には食べれない!
 去年蒔いたのは80日で11月から食べれた(ただし、大きくなりすぎたので種を代えたのだが収穫日数をチェックしなかった)
 去年の種が少し余っているが、果たして発芽するだろうか

 ニンジン 8月21日に種を蒔いた 今年の夏は雨が多かったので、発芽率は大変良い

 ブロッコリー 8月17日にポット蒔き 9月7日に植付け

 春日豆 7月19日にポット蒔き 8月5日植付け 花が咲いている

 そのほかの野菜の状況

 サトイモ 雨が多く、今年の水やりは随分楽だった

 ナス、シシトウ、ピーマン

 ナスの中でも米なすは極めて好調

 カボチャ 万次郎 まだまだ収穫中である

 スイカ もちろんうらなり 果たして収穫するまで株が持つか?

 次に8月29日に書いた「有機農業は難しい」の続きを書く。私の中で未消化なまま、書いてしまったので随分わかりにくい話しとなってしまった。このため、杉山修一「ここまでわかった自然栽培ー農薬と肥料を使 わなくても育つしくみ」(農文協、22年3月)を参考に大幅にわりやすく書いてみたい(難しい説明はとばす)

 興味のある方はこの本をじっくり読んで欲しい 著者は学者であるが、比較的わかりやすく書いている
 表紙の写真は木村さんのりんご園

 まずは、木村秋則「奇跡のリンゴ」からの孫引き。木村さんは、今や自然栽培の元祖ともいうべき方で弘前市のリンゴ農家。1978年無農薬栽培を開始したが、病気と害虫による被害のため8年間リンゴを収穫することができなかった。その間、有機栽培(堆肥を使用、酢や焼酎やニンニクなどを使って被害を抑える)を試みたが全て失敗。岩木山のブナ林が豊かな自然林(農薬を使わないのに、病気や虫におかされず、土はふかふか、かぐわしい匂いを発する)を維持できているのに気づき、りんご園をこの自然林に近づけるための試みを行った。まず、大豆を園一面に蒔き、頻繁に刈り取っていた下草を刈らずに伸ばし放題にした。3年後にはリンゴの花が咲き、実がつき始め、収穫できるようになった。この園で起こったことは生物多様性が増え、生物同士の相互関係が複雑化した(害虫には天敵が現れ、雑草は競合化し、りんご園の維持に害を与えなくなった)。

 そして有機農業、有機栽培は自然栽培とは違うもの。従来の栽培は化学肥料、化学農薬、機械による耕起、雑草の除去を行うが、有機は化学由来の資材を使わないことが特徴。化学肥料に代えて、有機肥料、化学的に合成された農薬に代えて自然にある資材を農薬として使う。一方、自然栽培は無機、有機にかかわらず、堆肥、肥料、農薬の投入を行わないし、不耕起が大きな特徴。ただし、自然栽培をめぐっては大きな誤解がある。自然栽培を続けると、自然に作物の生産性が向上すると。しかし、条件の悪い土壌で何年も自然栽培を続けても、収量が改善することはない。条件を良くするためには、木村さんがりんご園で行った大豆の使用(根粒菌を使って土壌中の窒素を増やす)、害虫を減らす天敵が住んでくれる環境を整える、雑草の繁茂を抑える方法などの確立が必要となる。

 植物が必要とする栄養(塩)は、窒素(N)、リン(P)、カリ(K)などである(市販の肥料袋には含有率が必ずかかれている。8:8:8とか)。この栄養により、植物は光合成を行い、成長し、花や実をつける。土壌中には、土壌の種類などによって違うものの、窒素を固定する細菌が存在する。この固定細菌により無機窒素となった栄養を植物は吸収する。土壌中の有機物に含まれる有機窒素は微生物が分解し、無機窒素となって植物に吸収される。土壌鉱物中にあるリン、カリウム、カルシウム、マグネシウムは水に溶け、植物の根によって吸収される。これが自然のしくみである。この自然に外から肥料を投入すると植物に吸収されるが、一部は外に流れ出す。しかも、土壌中に窒素が多くあると微生物は働きを止めてしまう。自然栽培で難しいのは、病害虫の防除、雑草との競合である。

 自然栽培と違い慣行栽培は条件の悪い農地でも、化学肥料や土壌改良剤を投入することで生産性を向上できる。しかし、自然栽培では既に述べたように土壌、栽培地の気候に大きく左右されるし、知恵、忍耐などが必要となる。決して楽ちんな農法ではないことは間違いない。とてもおじさんにはできないとますます思う次第だが、その中の知恵を少し拝借することは出来そうである。
 
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秋の気配を感じる 22.9.12

2022-09-12 14:01:47 | 山登り
 昨日は地区の神社の秋の例大祭に出席した。コロナの蔓延により、役員と当番班だけの出席で、式そのものは30分ばかり。隣の席がNさん、「今年の野菜の状況はどうですか」と聞いたら、体がしんどいので野菜作りはしていないとの返事。御年82歳、体力も気力の弱くなるばかりだが、朝は4時台に目が覚めて、来る新聞を40分ほど読む。焼酎を少しだけ飲むと少し元気が出てくるそうだ。式に出席しているメンバーも確実に若返っている。おじさんより年上はわずか2人しかいない。我が地区の神社は山の中にあるので高齢者あるいは日頃運動していない中高年には歩いてくるのは大変で、最後に石段を登らなければならない。おじさんが会計だったときに、その時の区長のアイデアで手すりを作った。これがないと登ってこれない人もいるかもしれない。80歳台の神官さん(三輪神社宮司)、孫にあたる大学生がお手伝いしていた。

 今朝はいつもの城台山から城ヶ峰まで足を伸した。つくつくぼうしの鳴く音が森全体に響いている。吹く風は秋を感じるようなさわやかな風だが、残暑厳しく汗が吹き出る。途中で栗拾い、少し小振りだが、山の贈り物だからいただく。この時期、毎日2、3個のイガが落ちているので、足を使って、実を取り出す。

 本日収穫分

 東屋の少し上の階段にパンのような色をしたキノコがあった。昔、このあたりは松の木が沢山生えていて松茸も採れた。人が入らないようにテープが貼られてもいた。財産区管理委員をしているお仲間が、このあたりに秘密の場所があって、松茸が採れるとか。そんなことは他人には教えないよね。そういえばこのところ松茸のお吸い物さえ食べたことがないなあ。


 城ヶ峰までの道も周りの木がもう少し間伐されて、明るくなれば多少なりとも登る人は増えるだろう。例大祭でもおじさんより10歳くらい若い人が体力の衰えを感じていると言っていた。畑にいると歩いている人が本当に多いのに気づく。我が家のつれあいは、残念ながら歩くことを習慣化できないでいる。


 10月8日(土)には、大野町の運動公園から花立峠~牛洞峠~城ヶ峰~三輪神社を「城ヶ峰に登る会」主催で行う予定。所要時間5時間程度、興味のある方は当日三輪神社に8時に集合して欲しい。そこにおじさんはいる
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