城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

一心寺周辺の花 24.3.30

2024-03-30 16:45:03 | 山登り
 春らしからぬ寒さのあと、急に暖かくなってきて、城台山を汗をふきふき登る時期も近づいてきた。また、遅くなっていた桜がやっと咲きだした(もっとも、かつては入学式頃だったので、それでも早い。昔の季節感覚が全く通用しなくなっている)。

 さて、スマホの話である。使っていたスマホのバッテリーがへたってきて、GPSを使うと途中で電源がなくなってしまう。先日の城ケ峰~雁又山の時(約7時間)も切れかけたので、携帯バッテリーで充電した。スマホでバッテリーの状態を見ると「著しく劣化している」とのご託宣が書いてある。そんな時、家内のスマホの調子が悪く、新しいのに買い替えることになった。そうなると自分のも欲しくなってくる。しかも、現在の機種を下取りしてくれるというキャンペーンが行われている。おじさんがスマホで主に使うのは、カメラとラインとグーグル。山に行くときは、かつてはフィールド・アクセス(最近ヤマップを使いだした)を使っていた。バッテリー交換という方法もあった。これだと純正で1万5千円で済む。

 結局、下取りの魅力に負けて、新しいスマホを買い求めることにした。昨日、それが送られてきたので、新しいスマホにデータを置き換えた。通信会社が同じ場合、古いスマホのシムカードを新しいスマホに入れ替えるよう指示されているが、新しいのではシムの入れ替えは必要なかった(新しいスマホはシムなし)。悲しかったのは、古いスマホではその前に使っていたスマホからフィールドアクセス(かなり前に管理者がいなくなった)が引き継ぐことができたので、これまでずっと使っていた(ここにはここ10年くらいの山登りデータが保存されていた)。新しいスマホの画面にはフィールドアクセスがあったが、タップして中身がなかったので、本当に残念に思った。

 新しいスマホ、レンズが3つある。望遠の倍率が大きくなったのとマクロ機能がついている。もう少し使ってみないと前のとの違いはほとんどわからない。とりあえず今日の城台山散歩に持って行った。ちょうど桜などが咲き始めていたので、これらを撮ってみた。


 咲き始めの桜と池のお地蔵さん 奥に見えるのが城台山 広角レンズ

 一心寺案内の石柱 石柱の周りにハナニラが咲いている

 今回石柱をまじまじと見たら、一心寺まで「三丁」と書かれてあった 「一丁」とは約100mだから300mということになる

 かつて日清・日露の戦没者の墓があった 今は合祀され別の場所に墓は移転 一重のしだれ桜


 一心寺の前の庭?のモクレン

 ここにもあったハナニラ マクロモード(画面に草花のマーク)で撮ったが全く背景がぼけていない おかしい?

 スイセン これもマクロモードで撮ったが上と同じ

 カタクリ ここにあることは知らなかった

 スイセン かつての庵主さんが植えたものであろう

我が家の庭

 ミツバツツジが二輪ほど花をつけていた

 コブシ いつも知らないうちに咲き、散っていた 不遇な扱い




 
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城ヶ峰から雁又山へ 24.3.22

2024-03-22 20:42:47 | 山登り
 三輪神社~城ヶ峰~小野坂峠~牛洞坂~大谷山~滝谷山~雁又山を通して歩くのは、昨年の12月に計画したが、雪のため中止した。そのコースをやっと3月22日の今日歩くことができた。今や城ヶ峰から雁又山まではトレランの大会コース(今年3月3日2回目の大会が行われた)ともなっているので、珍しいコースでもなくなってきているのだが、おじさんとしては是非登っておきたいコース(2分割した大谷山~雁又山と野村峠~牛洞坂~城ヶ峰はもちろん登っている)であった。

 このコース、まず地形図で見てみよう。


 次に写真で見てみよう(パノラマで撮っているので拡大して欲しい)

 左が城台山(223m、山頂はなだらか)、その右に白いものが見えるところが反射板、その右に城ヶ峰(351.5m)、小さなV字の切れ込みがあるあたりが小野坂峠、そして三角点のある小野(255m)に向かう

 三角点小野から牛洞坂、野村山

 野村山、野村峠、大谷山(356m)、滝谷山(398.1m)、御嶽展望、雁又山(430m)


 ヤマップでは距離13.2km、通算のぼり1223m
 実感では距離はもっと歩いた感じ、のぼりはそれほど登っていない(細かいのぼりのせいか)

 あとはいつもの写真で目新しいものはない。3月6日のブログで紹介した案内板の付け替え(一部は見たが、作業中のものは見ていない)くらいが新しいか

 8:23 一心寺

 8:38 城台山

 8:49 ここの新しい案内板は今回初めて見た

 9:25 城ヶ峰の新しい看板あり

 本日のお連れ 右は城ヶ峰までのOさん

 9:56 小野坂峠

 10:16 三角点・小野

 10:51 牛洞坂

 11:33 野村峠

 11:58 大谷山

 12:22 滝谷山

 12:58 雁又山

 13:51 御嶽

 コースタイム 三輪神社8:15→城台山8:38→城ヶ峰9:25→小野10:16→牛洞坂10:51→野村峠11:33→大谷山11:58→雁又山12:58~13:30→(大谷山経由)運動公園15:00

 今日の同伴者Yさんが自宅の庭に柚子を植えて、実がなればジャムにしたいと言った。おじさんの家では八朔をジャムにしているが、まだ一昨年に収穫した八朔のジャムが冷蔵庫で眠っている。かみさん曰く、「悪くなっているかもしれないので、人には差し上げれない」と。Yさんにはそこのところを強調して差し上げた。我家ではおじさんの希望で最近食パンをあまり食べない。そうすると残ったジャムはどうするのだろうか。

  
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春本番・山野草3 24.3.17

2024-03-17 06:33:23 | 山登り
 昨日の続きとなる。その主役はミノコバイモ。手元にあるヤマケイポケットガイド②「山の花」にその仲間である「コシノコバイモ(越の小貝母)」が載っている。このコシノは越後の意味で、コバイモは分布域の異なる数種があり、花や葉の付き方は共通するとある。地下に半球状の鱗茎が2個あり、貝が合わさった様に見えることからの名だそうだ。また、田中澄江の「花の百名山」の目次には84番目に藤原岳が「アワコバイモ」で載っている。グーグルではウィキペディアに「ミノコバイモ」として詳細な説明がある。ミノコバイモは「美濃小貝母」と書く。美濃とあるのは、山県郡北山村(現山県市)で最初に発見されたことによる。

 さて、この花があるのは、セツブンソウが咲いていたのと同じ場所で、今やそのセツブンソウは影も形もない(しっかり調べたわけではないが)。しかし、その場所に全く違う花が咲いているのは驚きである。そんなに広くない場所にミノコバイモを始め、ニリンソウ、アメリカフウロなどの花が咲いている。いかにこの場所が山野草にとって住みやすい場所であるかを示している。


 スマホで

 マクロレンズで

 同上

 上を向いているのがあった


 ニリンソウ 花茎が二本出てきていない これから出てくるのか この花の他はなかったので、一番乗りか?

 マクロで

 アメリカフウロ(グーグルレンズで調べた) フウロとしてはハクサンフウロが有名

 アブラチャン(グーグルレンズで調べた) 下ばかり見ていたら家内が教えてくれた

 近くにはカタクリがあり、まだつぼみの状態。



 マクロで撮るとまるでまむし

 場所を移動 ザゼンソウ、葉が勢いよく出てきており、もう終わりか

 ⒉月に見たときはまだ葉は出ていなかった






 道の駅に移動

 セリバオウレン ほとんど花だけ残っている まるで線香花火のよう

 家の近くで多くの山野草を見ることができた。これも城台山で会うO氏のおかげである。次は何を紹介できるだろうか?
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今やトレラン大流行・池田山の例 24.3.16

2024-03-16 19:18:12 | 山登り
 今日は午前中は池田山(アンテナ地点まで、標高825m)に登り、午後は家内を誘い山野草の観察をしてきた。今日はそのうち午前中の池田山についてだけ書く。このブログでも何回か書いているので、読んでもらえないかもと思いはするものの、その時考えることは違うので読んで欲しい。

 アンテナ地点まで会った登山者はトレランの若者?(見たところ30台が多い)ばかり。途中で降りてくるトレランに出会い、再び登ってくるトレランに再度出会う。二回も会っているので人数がわかりにくいが、おそらく6人程度だと思われる。2回目に登ってくる若者に聞くと、3回目は霞間ヶ渓から登り、最後に池田山の裾野の道路を走るとか。山頂まで3回登るとするならば、高度2400mを登ったことになる。その体力に驚くばかり。

 一方、普通の?登山者はおじさんがアンテナのところで休憩していると若者の登山者がかなりのスピードで登ってきた。トレランかと思ったが、靴は真新しい登山靴、背中には見たこともない少し変わったザックを背負っていた。二人目は下りの林道取付きの下で会った若者。そのあと会ったのは同年齢くらいと思われる単独の3人。最初のおばちゃんは昔登ったことはあるが、こんなに急登が続くとはと嘆きの言葉。おじさん下りの楽さでもう少しで林道に出ますよと励ます。残りの二人は道を譲ろうとすると、登りの方が道を空けて待っている。やっぱり年は正直。

 大津谷コースを紹介する(登ったことのある人はもうここまでで結構である)。このコース、最初は特に急登(ここでとばすと体力のない人は確実にバテる)、下から500m地点で少しの緩いところがあるが、すぐに2番目の中登(このような言葉はないが)があり、そして休憩場所としての適地がある。このあと緩斜面が続き、林道を出る前に3回目の急登となり、林道に出る。アンテナのところまで来ると、あとは距離があるだけでトレーニングにはならないので、一人の時は特に引き返すことが多い。


 8:08 大津谷コース登山口

 8:11 最初の急な登り(写真ではそう見えないが)

 8:27 2番目の中登

 8:37 前半の比較的急な登りが終了し、ここで一服したいところか
 おじさんは一人だとここでは休まず、中間地点(1.4km)まで行き、休む。暑いときなど休みたいと思い続けながら歩くことになる。今日のような快適な日だとその距離がどんどん伸び、アンテナまで休みなしに来てしまう。もちろん、息を整えるなどのために立ち止まる、写真を撮るための休 みは何回かある

 8:44 1km地点

 8:56 中間地点 1.4km このへんは緩斜面

 9:06 落葉樹の明るい斜面

 9:16 2km地点 林道まであと少し

 9:27 林道に出る

 9:35 アンテナと少し残った雪
 雪が残っていると帰り滑るからと用心のため持ってきた軽アイゼン、全く使うとところなし

 9:43 アンテナのあるところから山を見るが霞んでいる

 9:53 休憩中のおじさん

 11:00登山口着
 家に帰り、昼食後、谷汲に山野草の観察に出かける

 おまけ

 城台山で拾った山繭 一心寺で会った若い娘(Oさん同行)に見せても、全く興味示さないどころか見たくないといった感じ(理解不能!!)

 

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城ヶ峰を登る会3月例会・釜ヶ谷山 24.3.9 

2024-03-09 19:33:42 | 山登り
 今朝、外に出て城ヶ峰が冠雪しているのにびっくりした。3月に冠雪するのは珍しい。気になったのは、今日「城ヶ峰を登る会」の3月例会で登る釜ヶ谷山(696m)のことだった。予報では岐阜地方では雪か雨が降るとのことだったので、余計に気になった。

 集合場所本巣市役所に行くと、既に4名ほど来ていた。そこにメンバーでない奥美濃の主とも言えるKさんが現れた。当初征く予定だったドウの天井、雪のため中止し、こちらに来たと言う。拒む理由もない(むしろ頼りになる)ので、参加してもらうことにした。女性の一人は花粉症で急遽参加取りやめ。伊自良湖が近づくにつれ、道路に雪はないものの周辺の山は白くなっている。湖を見ると、ボートが浮かび、ワカサギ釣りをしているらしい。名古屋のOさんもここで待っていて、総勢11名となった。釜ヶ谷山に登ったのはいつだったか、大垣市民登山で登ったのがが最も新しいと思われる。しかし、その時の記憶はほとんどない。

 奥の院コースを登り、下山はやまびこコースを経て帰る予定とした。奥の院コースは、龍神コースとの分岐までは登りの連続となる。雪は最初ほとんどなかったものの、登るにつれ増え、山頂では20cmくらいだった。誰も先行した登山者もなく、新雪を踏みしめながら登っていった。メンバーの中には雪の中を歩いた経験がないか、少ない者が大半だった。幸いしめった新雪なので、行き帰りともスリップをするものが少なかった。山頂に到着後、600m台の歩きが続く(雪が多い)やまびこコースをやめて、短い龍神コースをとることに決めた。


 7:11 城ヶ峰の冠雪に驚いた もちろん池田山、小島山も山全体が白くなっていた

 8:35 伊自良湖駐車場

 9:02 この辺では雪は少ない

 9:03 奥の院まである観音像が我々を元気づける

 9:23 東屋の屋根を見て欲しい 10cm以上ある

 9:48 奥の院の下の小屋

 9:56 奥の院

 10:12 急登 雪も増えてきた

 10.27 龍神コース分岐

 10:42 釜ヶ谷山頂 ここで昼食 帰り道をやまびこから龍神に変更

 龍神コース、石ゴロゴロの箇所に至るまで実に快適な下りだった。階段は多いが、雪がクッションにような役割を果たし、膝にやさしい。

 12:00 石ゴロゴロの箇所は雪も少なくなり、石が露出 慎重に下っていく

 12:28 まるで桜が咲いているよう

コースタイム 駐車場8:40→奥の院9:48→龍神コース分岐10:27→山頂10:42~11:20→駐車場13:00

地形図 略

 思いがけない雪にたじろいだものの、登るうちに雪の山の魅力に少し触れたメンバーがいたようである。これは企画者としてなんとも嬉しいことだ。ただし、30cmを超えるようになると今回のようなわけにはいかないだろう。最高で20cmくらいだったのは、天の配剤であったのかもしれない。 


 
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