out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

久しぶりに黒斑山・蛇骨岳 ~干支登山~

2025-01-30 11:52:41 | 山登り in 長野県
2025年1月25日(土)
トーミの頭より浅間山を望む
 
 前週は姉と旅行で長野県を廻ってきた。 1日目はこの麓、小諸市、東御市辺りをウロウロしていた。 午前中は厚い雲で浅間山から高峰高原の方まで何も見えなかったが、昼過ぎからあっという間に晴天に変わり、真っ白な山々に青空が美しく、「登りたいなぁ~。」などと思っていた。 そんなこともあり、また黒斑山に登り隣の蛇骨岳まで行けば干支のお山じゃないか、と言う事もあって、2週続けてやって来た。 近年は冬と言えばこの辺、湯ノ丸山~烏帽子岳へ行くことが多かったのだが、実に冬は8年ぶりの黒斑山~蛇骨岳。 大変楽しみ。
 
 
 関越道からは真っ白な浅間山が見えていたものの上信越道を下りるころにはほぼ曇り。 車の温度計を見ると朝の佐久平PAで -6度ほどで寒さはあったが、時折見える山肌はそれ程白くない。 ただ浅間山周辺、雲のある辺りは白くなっていたので霧氷を期待して山に上がって行ったが、雲を抜けると青空、見晴らしはいいものの霧氷は全くなし。 やはり気温が低いだけではダメなんだなぁ。 幸い遠くの山のピークは良く見えていた。 上は八ヶ岳。 奥にちらりと見えるのは北岳だろう。
 
奥秩父の山々から富士山も良く見えていた。
 
車坂峠まで上がると 8:00頃でビジターセンター駐車場は満車。 すぐ下の駐車スペースに駐車できた。
8:00なのでビジターセンター裏のトイレは開いているかと思ったが、予め済ませてきたので未確認。
 
久しぶりの雪山で忘れ物を取りに行ったりして出発は 8:40頃。
今年は日本海がわの雪は非常に多いようだが、前週の旅行のためにちょくちょく見ていた天気予報では、
高峰高原辺りから南、山梨の方まで、あまり降っていない?
この辺りも雪は積もっているが少な目かな~、という印象。
 
車坂山を越えて登り始めると八ヶ岳の右方に御嶽山、乗鞍岳。
登っている人の足元を見ても 同じグループの中に12本爪アイゼン、チェインスパイクの人が混在。
私は中を取って?6本爪。 まぁ、何か起きた時の安全を考えるとやっぱり12本が良かったかなぁ、と思わないでもなかった。
 
樹林帯に入る手前の開けた所からは高峰山の向こうに北アルプスの山々も望めた。
 
まだ標高が低いのでギリギリだが、ピークはスッキリ出ている。
 
御嶽山、乗鞍岳
 
樹林帯を登ると木々の霧氷や着雪はなく少しがっかりだが、
足元の雪はフワフワと鳥の羽毛のようで美しい。
 
槍ヶ鞘到着。(9:55)
爽快! いつ見ても良い景色!
あまり白くはないが、適度に白く完璧なガトーショコラ。w
ただ、トーミの頭辺りが白っぽいので期待をもって上がってゆく!
 
トーミの頭到着。(10:15)
大混雑かと思ったが、それほどでもなく良かった。
 
北アルプスはもうすぐ雲に隠れてしまいそう。
北の方の白馬方面は既に厚い雲の中だった。
 
黒斑山に向かう途中、双子の雪だるま。
松ぼっくりのようになっている!
 
黒斑山到着。(10:40)
ここはやはり少し混雑。
木々への着雪がだんだん増えてきた。
 
蛇骨岳への樹林帯はこんな感じ。
溶けかかってはいるが、たくさん雪がついていていい感じ!
 
蛇骨岳へのスノートレイルはまたまた爽快!!
 
青空で良かった~!
 
蛇骨岳山頂と~ちゃくっ! (11:18)
巳年、蛇のお山に到着。
あちこちで紹介があったようなので土曜日は大混雑かと心配したが、それほどでもなかった。
 
北アルプスの山は雲に隠れてしまったが、四阿山から志賀方面の山々は見えている。
嬬恋のキャベツ、暖かくなったらたくさんできるといいなぁ~。
 
右が歩いてきた外輪山。 奥は結構雲が多い。
それでもこちらは予報通り良いお天気で良かった。
 
千人岳方面。
もう少し先まで行きたかったが、この日はここまで。
 
 良い岩を見つけてお昼ご飯。 さすがに外輪山の上は時折強めの冷たい風が吹くが、日差しもあり、ダウンも着たのでそれ程寒さは感じなかった。 しかし実際手袋を外すと手がすぐに異常に冷たくなり、昼食後は身体も動かしにくい感じがあった。やはり-6度以上の寒さはあったのだろう。
 
帰りの景色も美しいが、黒斑山への登り返しがハァハァしてしまった。
身体が暖まりにくかったのかもしれない。
 
下山は中コースから。
途中見晴らしの良い所から、高峰山~篭ノ登山~水ノ塔山を眺める。
雪のあるうちにあちらも行きたいなぁ。
 
久しぶりの冬の黒斑山~蛇骨岳。
切れ落ちた岩の外輪山、湯ノ平からせり上がる浅間山の景色はいつ見ても大迫力。
さらに周囲360度の山々の眺め、特に雪で白いこの時期は素晴らしく、この日も大変楽しい山行だった。
 
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姉と冬旅 2日目 奈良井宿 松本城

2025-01-27 13:52:22 | travel
2025年1月19日(日)
中山道 奈良井宿(長野県塩尻市)
 
 姉との旅2日目。 予報ではあまり天気は良くないとのことだったが、6:30過ぎに起き、外を見ると青空。 朝食は 8:00からだったのでひとっ風呂。 こじんまり経営されている旅館はのんびりしていて清算も 8:30以降にお願いしますということだが、清潔で女将さんは温和、料理は美味しく、今回のような旅には最適だった。
 
10:00チェックアウトでOKとのことだったので、
部屋に荷物を置いて温泉街の散歩に出かけた。
もともとは湯治場、現在も国民温泉保養地という名にふさわしく、
きらびやかな物はなく、落ち着いてのんびりできる健康に良さそうな雰囲気。
 
三十三夜塔 温泉祖神
それでも「お土産屋さん」などは数件開いており、塩川さんの温泉饅頭と、
さいとう菓子工房さんのアップルパイをお土産に購入。
大変美味しかった~!
 
鹿教湯温泉を離れ向かうは塩尻の奈良井宿なのだが、山道を走っているととても天気が良く、
松本に近づくにつれ北アルプスの白い山々が見えてきた。 それならば。。。
 
やっぱり寄り道してしまった。 「松本市アルプス公園」
長野自動車道から山の上にこのタワーをよく見ており、どんなところかと思っていた。
タワーは「山と自然博物館」の一部で無料展望室となっている。 今回は申し訳ないが展望室のみの利用で。
 
展望室からは素晴らしい景色! ただし、ガラス張りの展望室からの展望のみ。
蝶ヶ岳~常念岳~横通岳~大天井岳
 
日本海に向け北アルプスがズラリ!
街は、松本~安曇野~大町の方まで見えているってこと!?
 
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白馬三山~栂池の方まで
いやいや、良い景色を眺められてラッキーだった!
 
ということで、奈良井宿に到着したのは 13:00ごろ。
車中でおやつを頂いたのでお腹はまだ大丈夫。 JR中央西線奈良井宿駅でまずは撮り鉄。
 
松本行きには午前中散策した人々が沢山乗って行かれた。
 
私たちはこれから散策開始。
とても立派な宿場町がまるで江戸時代そのままに残されている。
そもそも江戸時代、中山道木曽路十一宿のなかでこちらは「奈良井千件」と呼ばれる賑わいぶりだったそう。
この趣ある街並みが約1km も続き、今なお多くの観光客でにぎわっているのはすごい!
 
街道のあちこちにこのような水場もある。
(飲料のためには煮沸してという注意書きあり)
 
 
 松本から塩尻に向かうにつれ空は曇り空になったのだが、気温も低いようだし、道には雪が残っている。 そんなに標高の高い所に来た意識が無かったのだが、松本の標高が約600mに対し、こちらは約 940m。 木曽路の中で一番標高の高い宿場町、そしてすぐ南には難所の鳥居峠(1,197m)もある。 山の格好をして歩いている人もいたが、鳥居峠まで登られたのか、隣の藪原駅あたりから中山道を歩き峠越えをしてくる人もいるようだ。 うん、面白そう。
 
昨日の海野宿に比べこちらは開いているお店が多い。
ステキなお店が多いのだが。。。
 
お腹が空いてきたし、ご当地名物を頂きたかったので、
こちらの「越後屋」さんに入店。
入るとすぐに愛想の良い女将さんが出迎えてくれた。
 
外のメニューで目に留まったのが「すんき蕎麦」と「投汁そば(とうじそば)(2人前~)」
どちらも冬にしか頂けないようで、以前から食べてみたかった「投汁そば(とうじそば)」を頂く。
 
 
 「投汁そば」を頂くので話だけ、と思い「すんき蕎麦」の事を女将さんに伺っていたら、お漬物と一緒にすんき(左)を持ってきてくれた。こういう心遣いが本当にうれしい。 すんき(すぐき)とは「木曽のかぶ菜を乳酸菌で発酵させた、酸味のある無塩の漬物」 無塩というのには驚いた! とても身体に良さそう。 お店に売っているかと思ったのだが、開田高原の方から取り寄せているらしい。 そうかぁ~、御嶽山だなぁ~。
 
 
 「投汁そば」を頂く前に、まずは女将さんが作った説明書を拝見し、更に女将さんが実演講習してくれる。 他にもいろいろなお話をしてくれて本当に楽しかった。 お蕎麦は、鉄鍋で鴨肉や野菜の入った汁をグラグラ煮立て、その中に写真のような竹ざるのひしゃくでそばをひと玉ずつ温めてお椀へ投入。汁や具も入れて一緒にいただく。 これは楽しくて美味しい! 機会があればまた食べに伺いたい!
 
「越後屋」さん辺りでまだ奈良井宿の 1/3程度しか歩いていないことにビックリ!
お腹もいっぱいになったので、まだまだ歩く。
 
こちらの「マリヤ地蔵」を拝見したかったが、
「落雪の恐れあり」で拝観中止となっていた。 残念。
 
奈良井宿南端の「鎮神社」までやって来た。 この日はここまで。
お参りをしてお礼を述べた。
 
神社から宿場町。
 
帰りも同じ道を滑らないように。
 
駐車場近くの「木曽の大橋」
日曜日だったが、午後でもスムーズに無料駐車場に入れられて良かった。
新緑・紅葉、お祭りの時などは混むのだろうなぁ。。。良い所だったので機会があればまた訪ねてみたい。
奈良井宿の散策を16:30ごろ終了し、更にもうひとつ見るものがある。
 
「歴史的に貴重な建造物にこんなことしてどうなの?」という気持ちが無いわけではなかったが、
見たら感動したっ!!w
 
時間があれば日中に松本城見学もしたかったのだが、まぁ今回は仕方がない。
「どうする家康」で石川数正(松本城初代城主)が豊臣方に着いた時、とてもジ~ンとしてしまった。
その石川数正のお城をいつかはきちんと見てみようと思っている。
 
「どうなの?」と思っていたプロジェクションマッピングは4回くらい見てしまった。w
 
 こうして2日間めいっぱい姉との冬旅を楽しみ帰宅した。 やはり「のんびり」とはいかなかったが、普段の仕事、家事に追われる日常から考えれば贅沢な楽しみの時間だった。 こんな時間がとても必要。w 次は桜が咲く頃かな?
 
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姉と冬旅 1日目 #2 鹿教湯温泉

2025-01-24 11:08:06 | travel
2025年1月18日(土)
鹿教湯温泉 現世と神の世界を結ぶ五台橋
 
海野宿での散策を終え、鹿教湯温泉の宿に到着したのが 16:00ごろ。
宿でゆっくりお茶でも飲んでから氷灯ろうを観に行こうと思っていたが、そうゆっくりはできなかった。
姉とは「ゆっくりしようね。」と言って出かけるのに、いつもゆっくりにはならない。w
 
16:30にこの五台橋隣にある文殊の湯前に集まると灯ろうの点灯体験ができると聞いていたので参加したかったが、
16:50頃に到着したためほぼすべて点灯済みだった。
 
氷灯ろうのある範囲はあまり広くないが、ろうそくの灯りをともす灯ろうは今時珍しく、美しい。
 
文殊堂
長野県県宝 日本三大文殊のひとつ
こちらの文殊菩薩様が鹿に姿を変え猟師に温泉があることを教えたので「鹿教湯温泉」となった。
 
温泉薬師堂
 
 
 
 
 
五台橋
国内では珍しい屋根付きの木橋
 
 雪が積もっていればもう少し風情があったろうが、こちら石の急な階段も多く、安全に廻れたのは良かった。 五台橋や文殊堂などの建物が氷灯ろうの灯りと共に美しく、良いものが見られた。
 この後宿に戻り美味しい夕食を頂き、ゆっくりと温泉に浸かった。 温泉は無色透明、くせのない弱アルカリ性単純温泉。 神経痛・関節痛・リュウマチ等の痛みを和らげ、本来持っている回復力を高め身体の疲れを癒してくれるため「杖要らずの湯」とも呼ばれている。 私にピッタリ~! 実際、環境庁指定の国民保養温泉地であり、古くは江戸時代より湯治場として栄えてきたという歴史がある。 姉が紹介してくれて、ここに来れて良かった!
 
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姉と冬旅 1日目 #1 小諸~海野宿

2025-01-22 23:43:16 | travel
2025年1月18日(土)
小諸高原美術館より浅間山方面を望む
(左奥)水ノ塔山、(手前)高峯山、黒斑山、浅間山
 
 前週は一時帰国した娘と山に登った。 この週は姉と冬の風物詩を廻る1泊2日の旅に出た。 山には登らない。 メインは長野県上田市にある鹿教湯温泉(かけゆおんせん)で、ゆっくりと温泉を楽しみながらこの時期行なわれている「氷灯ろう夢祈願」のイベントを観て撮影すること。 氷灯ろうのイベントはもちろん暗くなる夕方からなので、昼間はあちこち観光。
 
 
 小諸に到着し、朝一で「布引観音」に行こうとしていたのだが、浅間山~高峰高原がそこに山が無い程雲の中だったので、曇天のもと見えている八ヶ岳、北アルプスなどを眺めに「市立小諸高原美術館」に向かった。 写真は美ヶ原高原方面。 左の白い山は三峰山、中央辺りが美ヶ原高原、右の方に白く見えるピークが武石峰だそう。 八ヶ岳や北アルプスも見えてはいたが、空が灰色で重々しいので写真は無し。
 
 
 小諸高原美術館に隣接し、「富士見城跡」がある。 展望も良くこちらから是非山の撮影をしたかったし、歴史的にも興味があった。 予報に反して天気が悪く、期待していた展望は拝めないが、山城散策ができたのは良かった。
 
説明板を見るとこのような立地。
 
 「富士見城」の名の通り、奥秩父方面の山々と共に富士山を眺めることができる。 そして八ヶ岳、美ヶ原高原方面、北アルプス、高峰高原、浅間山方面と360度の大展望を得られる。 富士見城は武田氏滅亡後、真田氏と対陣するために徳川氏の家臣柴田康忠が在陣していたとのこと。
 
 富士見城とそこからの展望を楽しんだが、空はどんより曇ったまま。 浅間山は見えないが、建築が素晴らしいので「布引観音」に行ってみようということになった。
 
 
 布引観音釈尊寺は「牛に引かれて善光寺参り」の伝説の舞台。  観音堂を拝見するのは2回目だが、本当にすごい造りだ。 お寺自体は奈良時代、観音堂に祀られている観音堂宮殿(かんのんどうくうでん)は鎌倉時代のものらしいが、観音堂についてはあまりよくわからない。 また、この観音堂にはあちこちに「武田菱」が見られる。 小諸が武田氏の配下にあった時代はあるようだが、なぜここに武田菱があるのかは、調べてもあまりよくわからない。 「こもろ観光局」のブログにも「観音堂の武田菱との関係は。。。」と言う事になっている。
 
釈尊寺をお参りし、観音堂に向かう参道には岩のトンネルがある。
手掘りの物だと読んだ。
 
誰もいない境内を歩いてゆくとネコさんがいてビックリ!
 
観音堂内部。
 
手すりの向こうは断崖絶壁。 あまり身を乗り出さないでよ~。
 
布引観音釈尊寺を拝観していると 11:30頃になったのでお昼ご飯を食べに「雷電くるみの里」に向かう。
 
 
 雷電くるみの里は湯ノ丸山などに登ると帰りに寄ることもあるのだが、夕方では大抵お蕎麦が品切れで今まで頂いたことが無かった。 この日は名物のくるみだれの手打ちそばを初めていただき満足! さらに名物のくるみおはぎまで頂く。w 山に登らないからせいぜい歩かないと。
 お昼ご飯を終え外に出ると、何と午前中にかかっていた雲がすっかり晴れ、快晴になっている! 浅間山方面も丸見えだ!
 
と言う事でふたたび市営小諸高原美術館に戻った。w
山並みも素晴らしいのだが、手前の棚田がまた良い雰囲気。 良い所だなぁ~!
春には美術館~富士見城跡辺りまでサクラが咲くようだし、棚田のグリーンシーズンも良いだろう。
 
黒斑山も水ノ登山も真っ白で、登っている人は素晴らしい景色の中を歩いているだろうなぁ、
と思わないでもなかったが、まぁ、たまには観光もいい。
 
美しい景色を堪能したら次へ向かう。
 
 
 訪ねたのは東御市の海野宿(うんのじゅく)。 写真は海野宿東端にある白鳥神社。 こちらの近くにある第1駐車場に駐車して散策開始。 まず上写真の白鳥神社、境内の中目を奪われるのは樹齢700年を越えるケヤキの木々。 ケヤキってこんなに大きくなるんだ~。 
 
海野宿の産土神(うぶすなかみ)としてずっとここで歴史を見てきたのだろう。
 
海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されたそう。
中山道と北陸道を結ぶ重要な街道。佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、
江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあった。
 
江戸時代から続く手の込んだ美しい建築、家並みが見られるのは本当にすごい!
「うだつ」「格子」など説明を聞きながら見て回るのも楽しいだろう。
 
冬の間は冬季休業が多く残念だったが、その分人通りが少なく、静かに存分に拝見できた。
 
 鹿教湯温泉の宿でゆっくりしてから氷灯ろうに向かうつもりだったが、時間はギリギリになってしまった。 あちこちウロウロしたので仕方なく、これもいつもの事だ。 つづく。
 
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長女と大山詣り

2025-01-16 22:51:17 | 山登り in 神奈川県
2025年1月13日(祝・月)
大山山頂から富士山を望む
 
 海外赴任中の長女が休暇や手続等のため一時帰国。 今年も1月中に一緒に山に登ることができた。 長女が初めてと言う事で大山にしたが、江戸時代から人気の大山詣りは少し遅いお正月でもおめでたい感じがして良いと思った。 天気予報も良さそうなので、展望も期待できるだろう。
 
いつもは下の方の安い駐車場に停めるのだが、娘も一緒だし、
薄暗い 6:30頃にはついてしまい空いていたので、バス停に近い上の方の駐車場 (¥1,000/d) に駐車。
6:45ごろ出発、こま参道を上がってゆくとロウバイが咲いていた。
 
男坂・女坂分岐にある神社。(7:05)
上りは女坂で行く。
 
大山寺辺り、紅葉が落ちずに残っていた。
 
大山寺 ライトアップで有名な階段
こちらも朝陽に当たって紅葉そのもの
その後女坂とは言えきつい階段などもあるがせっせと上り。。。
 
大山阿夫利神社到着。(7:50)
茅の輪が設置されていた。
 
振り返ると相模湾。 朝陽の中に江の島が浮かんでいる。
 
下社からは岩も多めの急登。
それでも娘と時折話をしながら登ったせいか、あまり疲れを感じない。
 
蓑毛からの合流地点で富士山の見えるポイントへ。(8:37)
雲一つない青空。 風が強い予報だったが、無風。
 
更に登って富士見台。(8:50)
こちらからの富士山も美しい。
 
ヤビツからの合流。(9:07)
 
最後の上りはやっぱりちょっと辛い。
本社手前の鳥居に到着。(9:16)
 
ご神木 雨降木
阿夫利神社は雨乞いや五穀豊穣祈願の対象でもあった
 
久しぶりに 1,000m以上登るのでヘロヘロになるのではと心配していたが、
長女と楽しく登っているうちに、疲れを感じる前に到着できた。 良かった~。
 
裏手に周り富士山などを拝む。
富士山~丹沢の山々
 
富士山
手前に二の塔、三の塔。 富士山右には南アルプス。
 
塔ノ岳~丹沢山
蛭ヶ岳は丹沢山の裏で見えないようだ
 
右奥には奥多摩の山々 飛龍山や雲取山など
 
都心方面(東北~東)
左奥にうっすら筑波山 右奥高層ビルの中にはスカイツリーも見えるのだが
 
スカイツリー こんな感じ
 
北の方には日光連山
 
横浜方面 奥は房総半島
 
南には眼下に秦野の街、奥に小田原、真鶴半島、伊豆半島
海には初島
 
さらに南の海には大きく大島、右の方に利島、新島も見えていた
山頂もそれ程混んでなく、ベンチで簡単にコーヒーブレイク
無風で日が当たり良かったが、上りで汗をかいてしまったのでダウンを着てちょうど良い。
 
10:00過ぎ、下山。
復路は見晴台方面から下社まで周回で。
下り始めると相模湾が大きく見える。 左に三浦半島、右に伊豆半島。
 
丹沢らしい階段
 
タンタンと下って見晴台 (11:23)
奥のピークが大山山頂
 
下社に戻り「茶寮石尊」で休憩。
幸い展望の良いテラス席に座ることができた。
 
御神水で淹れたコーヒーと升ティラミス
 
下りは男坂で。
非常に急で段がそろっていない石の階段を下るのは気を使う。
 
 駐車場には 13:18頃到着。 今までになく早い山行だった。 家への帰り道も渋滞することなく楽々だった。 長女と一日話をし、青空のもと良い景色を眺めながら歩くことができ、大変楽しい一日となった。
 
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