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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

姉と奈良桜巡り 4/3 吉野山~青根ヶ峰 #2

2025-04-13 23:46:43 | 山登り in 他エリア
2025年4月3日(木)
金峯山寺 南朝妙法殿
 
青根ヶ峰下山 奥は金剛山、葛城山?(10:32)
青根ヶ峰に登頂し、下山し始めると姉から連絡が入っていた。
中千本の金峯山寺や吉水神社を時間をかけて参拝、撮影などしていたそうで、
シャトルバスに乗るにはもう少し時間がかかるとのこと。
 
なので、上りで寄らなかった西行庵にも行くことにした。
西行庵へは思っていたより谷底に下るため、帰路の上り返しが大丈夫か?、と心配になるほど。
 
西行庵 (11:00)
『新古今和歌集』の代表的歌人の一人である西行が、武士を捨て、法師となり3年間侘住まいをしたと伝わる小さな庵。
奥駈修行を志して吉野に来て、二度満行したと伝えられている。
修行の際吉野の桜に魅せられた西行が、全国行脚で各地に吉野の桜をほめ伝えたことで吉野は桜の名所になったのだそう。
 
西行庵は桜の谷で囲まれている。
 
この後金峰神社に戻る途中、姉がシャトルバスで奥千本バス停に着いたことを確認。
姉がバス停から水分神社方面に下る途中に追いついて合流。
 
水分神社 (11:52)
桃山様式建築の「三殿一棟」の外観が美しい。
こちらも神社中央のシダレザクラが咲いていればさぞ美しかったことだろうという所だが、
この独特な外観とお庭を拝見するだけでもとても価値あるものと思った。
 
どんどん下山し、花矢倉展望台からの眺め。(12:12)
雲が流れ青空や陽が出る時間も増えてきた。
 
更に下り、「吉野山桜展示園」(13:01)
色々な桜が咲いていてきれい。
 
こういう場所は芝生になっていたりベンチがあったりするので、
柿の葉寿司などを買ってきてお昼ご飯休憩をしている人たちもたくさんいた。
そうそう、平日だが朝に比べ随分たくさんの人が訪れていた。
 
如意輪寺方面
 
竹林院付近
 
 
 
 
 
13:30ごろ
途中おやつなども食べたので遅いお昼ご飯。
随分たくさんの人がいたが、お店もたくさんあるのですぐに座れた。
待望のお蕎麦と柿の葉寿司のセット。
こちらのお店は葛のお菓子もついていて、とても美味しく大満足!
 
こちらが「一目千本」の景色。
残念だが仕方ない。 また来よう!
 
吉水神社本社
参拝作法が独特で、「二礼 十七拍手 一拝」
書院には源義経、後醍醐天皇、豊臣秀吉、それぞれの時代の遺品や宝物が展示されているそう。
そういうものもゆっくり見てみたいな。
 
さて、吉野に来たら葛のお菓子は食べないと。
葛餅 とてもモッチリ、ネットリした食感で美味しかった!
 
葛切り ツルツルさっぱり、黒糖の汁もサラッとした感じで、こちらも美味しい!
 
最期に金峯山寺 蔵王堂
こちらが山の上からも良く見えていた蔵王堂。 金峯山寺の本堂となる。
本尊金剛蔵王大権現三体のほか、多くの尊像を安置している。
木造古建築としては、東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇っている。
 
まだ梅が咲いていた。
 
この後はお土産屋さんなどを見ながら、下山。
姉がロープウェイに乗る、というので私もそうしようと思ったが、
人は多いし、まだ余裕もあったので私は歩いて駅まで下山した。
 
吉野駅まで下山。
 
 平日、桜はまだそれ程咲いていない、とは言えさすがは吉野山。午後には随分とたくさんの人が歩いていた。 駅前も電車を待つ人でたくさんのベンチもいっぱいだったが、桜最盛期の終末はこんなものではないのだろうな、と思った。 
 電車の復路は駅員さんが近鉄線の方が本数が多く早く帰れる、と教えてくれたので、「吉野→榛原神宮前→田原本→(徒歩)西田原本→新王子」で戻った。
 
 長年温めてきた吉野山の桜。 今回は時期が早く吉野山らしい風景が見られなかったことは残念だった。 けれどまずは青根ヶ峰まで登頂することができた。 咲いていないとはいえ、場所によっては美しいサクラが咲く姿を見ることができた。 国宝の神社やお寺も拝見することができた。 もっと内部までゆっくり見れたらという気もするが、きっとこれは桜の時期は無理だろう。 けれど奈良の歴史の深さをここでも感じることができた。 宿泊の駅から吉野駅まで無事往復することもできた。 今回の遠征の成果は大きかった!
 
 残る一日。 最終日は晴れそうな予報と姉が楽しみにしていた一本桜を見に行く。 私も楽しみだ!
 
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姉と奈良桜巡り 4/3 吉野山~青根ヶ峰 #1

2025-04-12 15:53:39 | 山登り in 他エリア
2025年4月3日(木)
上千本付近から金峯山寺方面を眺める
 
 2日目。 宿泊の王寺駅から一番早く吉野駅に到着する電車に乗り吉野山に向かう。(王寺駅 5:51 - 吉野口駅:近鉄吉野線 - 7:05吉野駅)天気予報は曇り、昼頃から晴れマークあり。 
 桜はあまり期待できないが、電車の乗り継ぎ、観光客の混雑具合、社寺、お店の様子、シャトルバス運行・混雑状況、など知っておけばまた来るときには役に立つはず。 さらにこの日私は姉と別れて吉野山を奥千本、金峰神社、青根ヶ峰まで登る。 青根ヶ峰は大峯奥崖道(吉野、熊野の二大霊地を結ぶ約98kmに及ぶ修験の道)の一端、吉野から登った時の最初の峯となる。 姉は駅から中千本まで歩いて上り、そこからシャトルバスで奥千本に上がりどこかで私と合流する予定。
* 吉野山は麓の吉野駅周辺から下千本、標高を上げるにつれ中千本、上千本、奥千本、と地域を分けて呼んでいる。

 
7:05 無事吉野駅に到着! これだけでも快挙!
朝7:00、桜もほぼ咲いていないということで人はまばら。
 
駅前のポストはピンク色にサクラの花模様!
二人で撮っていると外国人の好青年が撮ってくれた。
私たちはここで別れ、私は急いで青根ヶ峰を目指す。
 
下千本までを結ぶロープウェイ。「日本最古のロープウェイ」だそう。(7:35)
この脇を通り、七曲の坂を上ってまずは下千本へ。
 
下千本商店街入口にある赤い橋。(7:54)
この4/2にようやく開花宣言が出た下千本だったが「割と咲いているじゃない」という印象。
 
早朝なのでまだ開店前のお店が多い中、名物柿の葉寿司のお店が一件開いており、
さらに「ひとつからでもどうぞ」という看板に誘われ一つ購入。 お~いしぃ~!!
 
柿の葉寿司、葛を使ったお菓子などが名物で、道沿いには沢山のお店が並んでいる。
またこの道路は生活路でもあるので、車も行き交う。
さすがに桜の時期、人の多い時間帯は通行止め、一方通行になるのだが、
中千本より上は普通に車が通行するので注意が必要。
 
金峯山寺を通り過ぎ、吉水神社も通過 (8:24)
こちらに入ってゆくと吉野の桜の画像でよく見る「一目千本」の桜の景色が見られる。
曇天だし桜もそれ程咲いていないので下山時に寄るとする。
 
美味しそうなお店がたくさんあり、誘惑がいっぱい。
 
もう中千本辺りなので桜は見られないと思っていたら、なんと!
結構咲いているではないか! 種類によってはもう咲いている木もたくさんあるのだ。
 
いやいや、全く桜が見られないと思って登ってきたのでとてもうれしい!
が、ほんのり桜色の部分は全てこれから咲く桜なのだ。
一目千本、山中が桜色に染まる圧倒的な景色を求めて吉野に来たので残念ではあるのだが、
けれど「また来る!」という気持ちがどんどん強くなっていった。
 
中千本より先はお店が少なくなり、景色が開けた所からはのどかな風景も見られる。
 
花矢倉展望台を通り過ぎ、吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)も通過。(9:13)
 
高城山展望台には寄ってみた。(9:28)
晴れていれば大阪~奈良・京都方面を望むことができる。
中央左雲のかかっている辺りが金剛山、右に葛城山、右の方に低いのが二上山かな?
 
奥千本のバス停付近。(9:39)
これより随分前に姉から中千本辺りにいるという連絡を得ていたので少し焦っていた。
中千本からバスに乗ればここまで15分で来てしまう。
 
金峰神社 (9:49)
参拝してすぐに神社脇から青根ヶ峰へ。
ここまでずっと舗装路だったが、この先は土の登山道になる。
 
少し樹林帯を登った後開けた所に出た。(10:08)
石碑には「報恩大師修行之霊跡」と書いてある。
 
「奥崖道の山並みかなぁ」と思ってみている。(定かではない)
この谷の下に西行庵がある。
この谷に向かって植えられている木が全て桜のようで、この辺りを奥千本と呼ぶのだろう。
電車でお話した方が言っていたが、奥千本の桜は古くなったため
伐採、植林が進んでいるのでまだ木が小さい、という話はこのことかな。
 
奥崖道に続くとは思えないほど歩きやすく平坦なトレイルを進む。
 
ここに「女人結界」の碑。  ここを左に上がる。
 
青根ヶ峰山頂と~ちゃく! (10:25)
展望はなく小さな山頂。 奥の木の根にお札があったのでそこで手を合わせすぐに下山する。
つづく
 
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姉と奈良 桜巡り 4/2 阿部文殊院~大神神社

2025-04-11 15:12:36 | travel
2025年4月2日(水)
安倍文殊院
見晴台より「花の広場」「金閣浮御堂」を望む
 
 春休み、旧年度が終わり一段落。 新年度前に遠くに行きたくなる。 昨年は京都にお花見登山に出掛けた。 今年はどうしても奈良県、吉野山の桜を見に行きたくなった。
 吉野山は電車で行くとなるとなんだかとても複雑そう。 現地で車を借りても駐車場に入れられるのか?、というほどの日本屈指のお花見大観光地。 京都同様、泊る所も見つけられるのだろうか? と、今までどうも勇気が出ずにいたのだが、姉を誘うと是非行ってみたいとのことで、二人なら何とかなるだろう、何とかならなければまた次へのステップにすれば良い、と行く気満々になった。
 
4/2(水) 東京 6:33 - 9:00 新大阪
 
 約2か月前から旅行行程を調べ始める。 まずはどこに泊るか調べると、やはり吉野山近辺の宿はお高くて手が出ない。 土地勘もないので旅行サイトでビジネスホテルなど調べるが、あまり出てこない。 吉野山の入り口吉野駅までの路線がなるべく複雑にならない駅前で泊れないかと調べた結果、JR大和路線・和歌山線が乗り入れている王寺駅と近鉄新王寺駅が隣接する駅前に比較的お手頃な宿をとる事ができた。 ここから吉野駅までは1時間半もかかるのだが、背に腹は代えられない。 車は駐車場渋滞などを考える余裕はなかったので、基本公共交通機関を使うことにした。
 
10:00過ぎ、王寺駅到着。
北葛城郡王寺町は聖徳太子と達磨大使が出合った街だそう。
聖徳太子ゆかりのこの街のマスコットキャラクターは聖徳太子の愛犬「雪丸」
詳しいお話はこちらをどうぞ → 「いかす・なら」
 
 ホテルに寄り荷物を預け、早速お花見観光に向かう。 今回のメインはもちろん吉野山の桜で、お天気よく、サクラがたくさん咲いていれば「2日続けて吉野に行っても良い」と思っていたぐらいなのだが。。。ホテル、交通、その他いろいろ頭が痛くなるほど考えたのだが、自然ばかりはこちらの思うようにはいかない。(ToT) この日の天気はどん曇り、午後から雨の予報。 吉野山の桜は下千本がこの日(4/2)開花宣言。 すなわち、麓辺りの桜が一本の木に 5~6輪咲いている状態だろう。(ToT)
 では他にどこに行くか、まではそれ程考えている余裕が無かった。 とりあえず姉と新幹線で桜の開花状態が良さそうな場所を調べ、2か所を訪ねることにした。
 
一か所目は「安倍文殊院」
 
 お寺は大化元年(645←大化の改新だー!)に創建された日本最古に属する寺院。御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名な文殊菩薩で、日本最大(約7m)・快慶作の国宝である。 また、陰陽師安倍晴明が出生した寺院とも伝えられている、とのこと。
 最近戦国時代をさまよっていたので、奈良に来ると歴史がグッと古くなり改めて日本の歴史の深さを感じる。 そのようなお寺を訪ね、桜を愛でられるのはこの曇天でも幸せ。w
 
境内には古墳もある!
奈良に来れば古墳も訪ねたい所だがその時間は取れそうもなかったので、ここで見られるとは有り難い。
古墳は『大化元年に初の左大臣となり当山を創建した安倍倉梯麻呂の墓と伝えられています。』だそう。
 
本堂
 
金閣浮御堂
 
表山門から本堂に向かう参道
 
東屋で休憩。 名物の亀パンを頂く。
東屋内に電子レンジが備えられており、温めていただくことができる。
 
境内を拝観し、休憩していると雨が降り始め本降りになってしまった。
次の場所へはこちらに来た通り(JR・近鉄)桜井駅まで歩き(徒歩20分)、電車で向かう予定だったが、
電車の乗り継ぎが悪く、さらに雨が降ってしまったのでタクシー利用。
 
 
 「大神神社」と書いて「おおみわじんじゃ」と読む。 タクシーで街の大鳥居を拝見し、参道に入ると荘厳な森の中に鳥居が立つ入り口から、何やらすごい神社に来た威圧感を感じて驚いていた。 なにしろ下調べを十分にせず、桜の咲き具合だけでこちらを訪ねてしまったため、こんなに立派な神社だとは思ってもおらず、ただただ驚きうやうやしく鳥居をくぐって行った。
 
大神神社拝殿
 
 大神神社にはこの拝殿の背後に本殿はなく、「拝殿の奥にある三ッ鳥居を通して三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝えるわが国最古の神社』だそう。 「古事記」や「日本書紀」にもこの三輪山に神様が祀られる伝承があり、こちらの神社の歴史の深さ、重要性を物語っている、とのこと。
 偶然訪ねたとは言えとても貴重で尊い経験ができたと感動していたが、そう言えば桜はない。 それでもここに来れたことに満足していた。
 
「さて帰ろうか」と歩いていると参集殿?の地下にトイレ・休憩室があり、姉はそこで少し休憩するという。
私は建物横の階段を見てどうも登りたくなり、ちょっとのつもりで上がって行った。
 
階段を上った先にはまだまだ他にも神社などがあり、その一番奥に狭井神社が鎮座していた。
こちらも趣のある神社、「病気平癒・身体健康の神様として信仰が篤い」のだそう。
 
そしてその境内にはご神体三輪山への登拝口があった。
そうだったのか! 時間があれば登りたかった!
 
ただ、三輪山への登拝はとても厳格だ。食事も撮影も禁止だそう。 
それでも機会があれば登らせていただきたいものだ。
 
その後大神神社へ下りながら途中にあった池のほとりを見ると桜が満開に咲いていた。
どうも池の脇には桜の山があるようだ! 上って行ってみると。。。
 
すごい桜山だ! 「大美和の杜展望台」という場所だったらしい。
グルッと見回しとてもきれいだったので、下で休憩している姉を奮い立たせ、
再度ここまで上ってきた。
 
やはりこちらも桜の名所だったのだ!
天気が良ければ「大和三山や二上山を眺望する絶景の場所」なのだそう。
 
こちら三輪山かな?
 
それでもタクシーの中から見た大鳥居を桜越しに眺め、大変満足していた。
この後電車にて三輪駅から王寺駅に帰着。
 
 天気には恵まれなかったが、とりあえず無事奈良県に到着し、急ごしらえながらも素晴らしい桜巡り観光をすることができた。JRと近鉄線の乗り方や位置関係がなかなか把握できず苦労もしたが、スマホを駆使して何とかなった。 良い世の中だなぁ~。 
 
 翌日はいよいよ本命の吉野山。 まぁ、あまり桜は咲いていないだろうし、天気も曇り予報だ。 それでも長年行きたかった吉野山。 下見だとしても充分楽しめるだろう。 つづく。
 
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蓑毛から弘法山へお花見登山 #2

2025-04-08 23:13:52 | 山登り in 神奈川県
2025年3月31日(月)
権現山山頂
 
弘法山で休憩し、サクラいっぱいの中を権現山に向かう。
 
途中、木の向こうに大山、歩いてきた浅間山など、そして三ノ塔、塔ノ岳なども見えた。
 
色々な種類の桜が植えられているようだ。
 
古そうな、趣のある枝ぶり。
 
権現山山頂到着。(14:17)
 
桜の向こう、相模湾方面。
 
展望台に上がってみた。
左奥が大山、手前に下りてくる尾根途中に歩いてきた浅間山、中央少し右に大きいのが高取山、手前に念仏山。
 
箱根方面。 天気が良ければこの写真右の方に富士山が見える。
 
権現山を下る。
 
浅間山を上る途中、振り返って権現山。
 
浅間山山頂 (14:42)
権現山の下りとここからの下りは割と急坂で、長く歩いてきた脚に堪えた。
 
車道まで下りてきた。(14:58)
信号の所が「弘法山公園入口登山口」
この後15分程街歩きをして秦野駅近くの駐車場に戻り終了。
 
 お天気は想像以上に悪かったが、見たかった蓑毛の淡墨桜は美しく、弘法山への縦走もでき、更には満開の桜に出迎えられてビックリ。 単調な林道歩きも多いのだがこれでお天気よく、丹沢の山々、富士山が時々でも見られれば最高に素晴らしかっただろう。 来年以降お天気に恵まれればまた歩いてみたい、そして桜満開の向こうに富士山の図を撮影したいものだ、と思った。
 
この後はこの日見た小さな花々。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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蓑毛から弘法山へお花見登山 #1

2025-04-08 22:33:21 | 山登り in 神奈川県
2025年3月31日(月)
蓑毛の淡墨桜
 
 東京都の桜開花宣言が3月24日(月)に発表された。半そでを着て歩くほど暑くなる日もあったが、その後の寒の戻りもありこの 3/31直近、我が家の近所(東京都多摩北部)辺りでのソメイヨシノはまだそれ程咲いていなかった。 なので「まだまだだなぁ~。」とのんびりしていたら、以前より行って見たいと思っていた「蓑毛の淡墨桜が見頃間近」と読み焦った。 今年こそこの桜を見に行きたかったのだ。 だが、できればこの淡墨桜と共に秦野駅近くの弘法山のソメイヨシノでお花見もしたい。 人様のレポを拝見すると両方セットで見ている方もいるのだが、今年はソメイヨシノ咲いてる? 弘法山の桜、調べると。。。咲いてる! 天気も良くなりそうなので 3/31、蓑毛から弘法山までお花見登山に行ってきた。
 
この日の行程は以下の通り。
家を車で出発 → 秦野駅近くのコインPに駐車 → 「秦野駅」より「蓑毛中」バス停までバス利用 (7:10 - 7:24) → 蓑毛の淡墨桜鑑賞 → 登山開始 → 蓑毛 → 蓑毛越 → 浅間山 → 不動越 → 高取山 → 念仏山 → 善波山 → 善波峠 → 弘法山 → 権現山 → 浅間山 → 秦野駅P
 
バス(神奈川中央交通) → 蓑毛行バス時刻表
 
「蓑毛中」バス停を下りると向かいに普通のお宅。
のぼりが立っているのできっとこちらだろう、とお邪魔するとお庭に淡墨桜の色々な資料や写真が展示してある。
夜間ライトアップなどもされているそうで、協力金を納めさせていただく。
 
お庭を通り過ぎた先にはこの景色!
曇り空なのが残念だが、時折陽が射す。
 
妖艶な美しい色、姿。
 
 
 
散る間際に淡い墨色になるという。
陽を待ったりして小1時間ほど撮影を楽しみ、この日の登山に出発。(8:12)
 
まずは、「蓑毛中」から「蓑毛」バス停へ。 ここにはトイレがある。(8:26)
この先バス路線はヤビツ峠へ進んでいるので「ヤビツ峠」行きでも来られる。
というかここ、ヤビツ峠や菩提峠に行くときに車で通っているはずなのに、全然覚えがない。(^^;)
 
蓑毛バス停からは車道を離れ林道、登山道へ。
よく整備された道だがだんだん急登になる。
 
せっせと上って蓑毛越分岐の手前。(9:19)
ここから左の階段を上れば大山方面。 私は右に。
 
「蓑毛越」到着。(9:27)
ここは十字路になっており、大山山頂へ向かうトレイル、阿夫利神社下社へ向かうトレイル、
そして浅間山(弘法山方面)へ向かうトレイルに分かれる。
 
ほどなくして浅間山。(9:32)
お昼ごろに向け天気が回復する予報だったのに、妙に冷たい風が吹き始める。
 
浅間山から下ってくると伐採地。
大きな重機が丸太を整理していた。 浅間山から後はほぼ林道を歩いてゆく。
回復と思っていた天気はますます悪くなってきて、なんと空から白いものが吹き付けてきた。
寒くてハットを耳まで隠れるニット帽(コットン)に変え、レインウェアジャケットをフードも被って
チャックを口元までしっかりと閉めた。
 
高取山到着。(11:01)
下り基調の林道歩きとは言え少々のアップダウンはあり、
高取山へは登ってきた。
ベンチもあるので少し休憩したが、寒いのでおやつ程度の物を食べ、
コーヒーも入れずポットのお湯だけを飲んで出発。
 
歩いているとそれ程でもないが、止まると寒い。
標高が下がってきているのだが。
山は数日前の暖かさで随分芽吹きも広がっている。
 
こんなくだりもあるので注意。
 
谷戸ノ頭は通常巻くこともできるようだが、工事中でピークへ迂回になっていた。
高取山方面から来て谷戸ノ頭へ登る所には表示が無かったのだが、たぶん風などで飛んでしまったのだろう。
その上りがロープをつけてあるが急で、土が柔らかく非常に登りにくかった。
 
念仏山到着。(12:09)
「弘法山まだかなぁ~。。。」と思っていた。
 
街は見えてきたがまだもう少し。 やっぱり蓑毛越から長いなぁ。
 
善波峠少し手前、お地蔵様が立ち、「矢倉沢往還」の説明板があった。
矢倉沢往還は東海道の脇往還として発達していた事、江戸から沼津を結んでいた事、
大山への参詣路として利用されていたことなどが書かれてあった。
昔の人もここを歩いたのかなぁ~。
 
ようやく弘法山への入り口。
左へ登って行く。 やっぱり登るんだなぁ。
 
10分ほど上り弘法山山頂と~ちゃくっ!(13:13)
本当に桜がほぼ満開だった。
 
こんなに曇ってはいるが、相模湾に江の島も見える。
 
相模湾に少し寄って。 左奥に江の島、三浦半島。
お天気が良ければもっと素晴らしい眺めだったろう。
 
弘法大師を祀る釈迦堂にご挨拶をして、
ようやくベンチに座って落ち着いてコーヒーをいれパンを食べた。
けれどここでも時折さらさらと雪が舞ってきた。
手早く食事を終え、ダウンを着たまま権現山に進む。
 
サクラが本当にきれいに咲いていた。
奥には丹沢の山が見えている。
 
公園内どこもサクラ。
 
弘法山を振り返って。
この先権現山、浅間山を経て秦野駅Pまではまたこの後へつづく。
 
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