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2023年8月17日(木)
牧野記念庭園 オオキツネノカミソリ
17日午後、少し時間ができたのでウォーキングに行こうと思った。 で、思いついた。 牧野記念庭園のFBで「キツネノカミソリが咲き始めた」と読んだので「行ってみよう!」と。 実は、FBで「牧野記念庭園」をフォローしているわけではなく、宣伝のように自動的に入っていた。 もともと「牧野記念庭園」という施設があることも、自宅からそれ程遠くない練馬区の大泉学園駅近くにあることも知らなかったのだ。 今回それを知ることができ、是非訪ねてみたいと思った。
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「牧野記念庭園」入口
この施設はもともと牧野富太郎博士の邸宅だった。
大正15年(1926年)から昭和32年(1957年)、牧野博士が94歳の生涯を終えるまで、こちらにお住まいだったそう。
牧野博士はこちらのお庭を「我が植物園」としてこよなく大切にされた。
ただ今毎朝NHK「らんまん」を見ているので、是非訪ねたくなった。
場所をさらに詳しく調べると、私が小学3年生まで暮らした地からも遠くない。
記念庭園を見た後、そちらの方へも少し散歩してみよう、と出かけた。
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管理室・講習室
講習室ではNHK「らんまん」の展示がされており、出演者のサインなどもあった。
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牧野博士、こんな風にお庭で植物を観察されていただろうか。
もともとの邸宅はすでになく、管理室、記念館、などが建てられているが、
書屋展示室の中には博士の書斎と書庫の一部が保存されているそう。
今回私はこちらを拝見しなかった。 また次回。
博士がお住いの頃はどのようなお宅だったのか気になり調べると、
「高知県立牧野植物園」の研究報告冊子「やまとぐさ 第4号」に
があり、文章や写真などで様子がわかった。
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庭園を見て回る。
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キンミズヒキ
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オオキツネノカミソリ
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キツネノカミソリ
オオキツネノカミソリとキツネノカミソリはよく似ているが、
花びらのように見える花被片と雄しべがほぼ同じ長さなのがキツネノカミソリ、
花被片より雄しべが長く突き出ているように見えるのがオオキツネノカミソリ。
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タマノカンアオイ
カンアオイも色々種類があるようで、
高尾山などで見るものは何という種類だろう、といつも同定できない。
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ギボウシ
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リュウキュウヤブラン
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リュウキュウヤブラン
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ヤブラン
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ヤブラン
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バイカオウレンもあった。
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スエコザサに囲まれる牧野博士胸像。
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常設展示室に展示されている胴乱。
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上 1890年1月25日発行の「日本植物志図篇 第1巻 第5集」
下 制作年1981年 「日本植物志図篇 第1巻 第11集 アオホゝヅキ」
速足で観て、まだ閲覧していない部分もあったが、歩くことも目的だったため、この日は次に向かう。
南に15分ほど歩くと私が小学1~3年生まで通った学校がある。
そちらへ向かった。
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「あ~、ここだ~。」とは思ったものの、工事中で昔の面影はない。
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何で校庭がこんなに囲まれている? 左と奥の建物は教室?
と、不思議に思ったが、後で調べると、右の校舎を改装しているようで、
左と奥の建物は新校舎ができるまでの仮校舎らしい。
右の校舎の位置は変わらない。 けれどすっかり新しくなるんだな。
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時間があれば学校の周囲を歩いたり、当時の自宅の方へも行ってみたかったが、
そうしている時間は既になかったので、当時良く遊びに行っていた石神井公園に向かった。
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石神井公園には三宝寺池と石神井池のふたつがあり、
周囲には遊歩道があったり、池でボートに乗ったり、練馬区の施設のプールがあったりと、
子供の頃には家族でよく遊びに行った。
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池や沼にはミツガシワやコウホネが咲くそう。
あら、見てみたい。
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アオサギ?
ジブリ観に行きたい。 「地球儀」めっちゃいい。
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「あ~、お城だったんだ。」と今さら知る。
この辺りに洞窟があって「蛇に巻かれたお姫様の象がある。」とよく姉に脅されていた。
が、洞窟はない。 ここじゃないか。。。?
調べると場所はここではないが、三宝寺池のほとり、厳島神社に穴弁天があり、宇賀神様が祀られている。
その宇賀神様の姿が「老人(もしくは女性)の頭を持った白蛇」だそうで、きっとその事だったのかな。。。?
タイムアップとなったので、この後は速足で最寄りの石神井公園駅へ向かった。 「牧野記念庭園」も「想い出の地」も中途半端な感じで終わったが、暑い中良く歩いてトレーニングにはなっただろう。 場所がわかったので、またそのうちに訪ねてみよう。 それにしても、山ではなく街中を昼過ぎに歩くのは結構厳しいと実感した。w