2024年12月9日(月)
守屋山 東峰より八ヶ岳連峰を望む
もう少し紅葉を眺めに山を訪ねようかと思っていた頃、高い山々は既に冠雪と聞き、天気も良くあまり寒くならないうちにその姿を拝みたくなってしまった。 場所は長野県諏訪市と伊那市の境にある守屋山(もりやさん)。
2022年、甲斐駒ヶ岳に登ったあと、仙流荘のバスターミナル(現:戸台パーク)から中央高速道路に乗るために杖突峠を通る国道152号線を通り、その道路沿いに守屋山の立派な駐車場を確認した。 さらに杖突峠を下ってゆくと北から南へ連なるみごとな八ヶ岳が目に飛び込んできた。 守屋山は南、中央、北アルプスが望める展望台と聞いていたが、八ヶ岳の姿も美しいだろうと思い、いつか登ってみたいと思っていた。
7:12 甲斐駒ヶ岳
中央高速を走っていると素晴らしい天気、素晴らしい夜明けに冠雪した富士山、南アルプス、八ヶ岳などの山々に目を奪われた。 八ヶ岳PAで休憩し、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳を間近に望むことにした。
八ケ岳 左端が編笠山、中央に権現岳、右のピークが三ツ頭かな。
ここに来ると赤岳は隠れてしまう。
その後、守屋山Pへは諏訪ICの方が近いのだが、ナビが諏訪南ICを示したのでその通りに行ってみる。
国道152号線を杖突峠に向かい登って行くとすぐに路面に雪が見られた。
ゆっくり運転し、路肩が広くなっている場所に駐車して開けた所から景色を眺める。
朝の八ケ岳連峰を一枚。
南八ヶ岳の方が逆光で暗いのだが、美しく雪がついているようだ!
初めてこの景色を見た時に、八ヶ岳を南から北まですべて眺められるような姿にほれぼれした。
おそらく甲斐駒ヶ岳や入笠山などからも見ているのだろうが、近さや角度が絶妙なのだと思う。
8:30前に駐車場に到着。
トイレはないので麓のコンビニでお借りしたが、152号線すぐ下の峠の茶屋に公衆トイレあり。
登り始めからトレイルには雪。
雪の山々を見に来たつもりだが、守屋山までこれほど雪が積もっているとは思っていなかった。
誰の足跡?
トレイルを少し登ると林道に当たり、林道を少し行くとまたトレイルに入るよう門のようなものが作られていた。
トレイルが少し下り気味になり足元が危ういのでチェインスパイクを装着。
しばらく歩いて沢にかかる橋を越えると。。。
9:15
登山口(水呑場山荘)に到着。
ベンチやバイオトイレ(この日は使用可)もある。
これはネズミとか? すごく小さな足跡。
水呑場山荘の広場には守屋山諏訪社が祀られている。
ご挨拶をして山頂に向かう。
「ソヨゴ」という名板があった。
水呑場山荘近くのトレイルには植林された木?にこのようなかわいい名板がついている。
段々上りが急になる。
「山に雲がかかっていないといいなぁ。」と心配になりながら登っていると
「がんばれ ここは胸突坂」の案内板が。
少し平らになり、木々が開けると北アルプスが見えた!
左の高いピークが常念岳。
おぉ~! あそこが守屋山東峰か?
東峰少し手前から諏訪湖とその向こうに美ヶ原方面の山々
そして八ヶ岳北側の山々。 蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山
蓼科山の手前が八子ヶ峰当たりの様だ。
期待通りの白い美しい山だ! つづく。
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