out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

大菩薩嶺 ~丸川峠入口から~

2020-01-11 22:07:10 | 山登り in 山梨県
2020年1月6日(月)
 
 翌日から仕事開始の前にもう一度山に登りたかった。 木々が真っ白になるような山にも登りたかったが、天候を見て大菩薩嶺に決めた。
 
 上日川峠への道は青梅街道側(R411)からのルートは冬季閉鎖以前から台風19号による道路崩落で丸川峠分岐駐車場上のゲートから既に通行止めになっている。 甲州街道(R20)から「ペンションすずらん」前を通る林道はこの日はまだ通行可能だったので、上日川峠から大菩薩嶺に登ることもできたのだが、丸川峠分岐からのロングルートを歩いてみたかった。 全体的にまだそれ程の雪が積もっている様子ではなかったので、この機会に決行した。 上日川峠への道路状況などは先のペンションすずらんさんのHPや上日川峠の「ロッヂ長兵衛」さんHPで知ることができる。 ちなみに現在はペンションすずらんさんより先の林道も冬季閉鎖になっている。
 
6:38a.m.
 朝6時半ごろ。 勝沼ICを降りフルーツラインを走っていると夜明けを待つ南アルプスの姿。 間に合わないかと思っていたのだが、時間を調べると日の出は 6:50分台。 あと少しでモルゲンロートが見られる。 
 
6:54 白峰三山~鳳凰三山
この日のロングルートを考えると一刻も早く登山口を目指すべきだったのだが、そう思うとやっぱり止まってしまった。
 
6:56 白峰三山~甲斐駒ヶ岳
 
6:59
 
7:04 金峰山~北奥千丈岳~国師ヶ岳~黒金山?
手前に勝沼ぶどうの丘
 
7:07
すっかり日が出て7時も過ぎたので、登山口に向かう。
 
丸川峠分岐駐車場上のゲート。 冬季閉鎖と書いてあるが、道路崩落のための通行止めが続いていた。
駐車場はこのすぐ左。 トイレはないし勝沼ICからここまでコンビニもなかったので、
フルーツライン沿い「牛奥見晴らしの丘」や駐車場少し手前にある「雲峰寺駐車場」にあるトイレを利用。
 
駐車場奥から林道を登り始める。(8:02)
台風19号の影響で「ここもこんなに荒れてはいなかった」と言うレポを読んだことがある。
 
先ほどの林道から登山道に入り、急坂を登る。
急登と平らなトレイルを繰り返し進んでゆく感じ。
 
駐車場から丸川峠まではCT2時間。 そこから大菩薩嶺山頂までは1時間半。
駐車場から1時間半ほど登ると樹間から富士山が見えてきた。
 
南アルプスの山々もチラチラと見えている。
 
雪も見え、随分登ったけど。。。と思っていると、
 
スキーゲレンデの様な草原。
 
そこが丸川峠だった。
グリーンシーズンにはお花も咲くそうだが、やはりネットで保護する様だ。
四方は囲まれているがこの草原のせいかとても開放的で美しい。
「丸川荘」さんのコーヒーもおいしそう。
 
小屋の前からは富士山が正面に望める。
さて、ここから大菩薩嶺山頂まで1時間半。 おやつを食べて出発。
 
間近でシカの鳴き声にビックリ。 呼んでるの? 何もあげないよ。
 
少し登ると前聖岳、赤石岳、悪沢岳あたりが開けた。
 
 
 
丸川峠から登るとその先は山頂までほぼ北側斜面のトラバースのようになるので雪も多い。
この辺で軽アイゼン(6本爪)を装着。
 
景色は樹間越しに奥秩父や奥多摩の山々が見える。
 
1時間ほど歩きあれが大菩薩嶺山頂かな。。。と。
 
コメツガがたくさん見られた。
「山梨の森林百選 大菩薩稜線のコメツガ林」だそうだ。
 
山頂直下の九十九折りでふぃ~、と思いながらようやく登ると山頂。(12:15)
12時には到着したかったが。 まずは登れて良かった!
 
雷岩まで下りてきた。
 
霞が出ているのだが、良い景色。
富士山左裾野の前には年末に登った三ツ峠山。
右裾野にかかる高いピークが登り損ねた御坂黒岳。
 
白峰三山~鳳凰三山~仙丈ケ岳~甲斐駒ヶ岳
 
甲府盆地の向こうに赤石山脈がずらりと。
 
風が出てきたので、どこか木の陰にでも入ってお昼ご飯を食べようか、と少し下る。
 
大菩薩峠方向へ。 小金沢連峰~富士山。
 
賽の河原から少し登った辺りで振り返ると八ヶ岳、金峰山が見える。
 
賽の河原を登り切って介山荘が見える場所まで来ると正面に熊沢山~富士山。
 
介山荘から北側を見れば奥多摩の山々。 左奥にはお正月明けに登った大岳山が見える。
 
大岳山周辺をアップにすると左に御前山、右に三頭山と奥多摩三山。
左の方に奥多摩湖も見える。
 
さらに右端三頭山から左端奥多摩の山々。
どうも雲取山まで入っていなかったらしい。
 
大菩薩峠到着。(14:07)
少し雲が出てきたが、爽快だ。
雷岩を下ると風はそれ程なかったが、下りなのでジャケットを着て暖かい程度。
 
大菩薩峠以降は雪がないかと思ったが、日影など凍結している部分もありしばらくは軽アイゼン装着のまま下山。
福ちゃん荘以降ではずしたかな。 ロッヂ長兵衛までなるべく早く下山。(15:08)
 
長兵衛さん前でおやつ後、丸川峠分岐駐車場までももくもくと下る。
車道からはかなり離れる場所もあるが、ここではトレイル崩壊で車道に誘導されていた。
トレイルは深い溝のように浸食されていたり、そこに大量の落ち葉が積もっていたりで、
歩きにくい場所もあったが、迷うようなことはなかった。
 
千石茶屋さん前に出た。 上日川峠から駐車場まで1時間10分ほどかかった。
ここまでは長く感じた。悪路もあり、見晴らしもないので単調なせいもあるが、
紅葉の頃は美しいだろうなと思った。
 
 今回丸川峠入口から大菩薩峠を歩いた。 2018年12月には牛奥ノ雁ガ腹摺山から石丸峠を歩いているので、いずれ石丸峠から大菩薩峠をつないでみたいし、さらに小金沢黒岳方面も歩いてみたいと思う。
 
コメント (2)
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今年も登り始めは大岳山

2020-01-05 11:04:44 | 山登り in 東京都
2020年1月3日(祝・金)
大岳山山頂より富士山、三頭山、御前山を望む
 
 いよいよ2020年がやってきた。 小学校英語の必修化、大学入試改革、そして東京オリンピックの開催など、この年に実現不可になったものもあるが変化の年であることに間違いない、はず。 少なくとも私の周りではここに向け随分とざわついていた。 実際2020年は思っていた以上に普通だったりするのかもしれないが、それでもなんとなく楽しみな年の始まりだ。
 
 とは言え、いつも通りあっという間に新年が来て、あそこもここも掃除したい、お節料理を作って、ゆっくりもしたいし、家族そろってみんなで話もしたい、などと思っているとあっという間に時間が過ぎて。。。2日に娘や甥たちがそれぞれの場所に戻るともう普通の生活だ。 冬休み中に山に行きたいという希望もできる日にやっておかないと、と言うことでまずは初詣と身体ならしに一番近い御岳山~大岳山へ。
 
 
 ケーブルカー始発は通常通り 7:30。 おそらく駐車場もいつも通り 7:10に開くだろう。 昨年それ程混んでいなかったので 7:10過ぎくらいの到着にした。 支度などして臨時便 7:45に乗車した。 昨年は始発に列ができて乗車しきれない人がいたが、今年はそうでもなかったみたい。 2便も空いていた。 けれど3時半ごろ下山してくるとかなり下の方の民間駐車場にまで車が入っていた。 出足が遅かっただけで、やはりたくさんの人がお参りや登山に来たのだな。 上の写真は御岳平から、日の出山上に昇る朝陽。
 
予報通り天気は良く、清々しい。
 
まずは武蔵御嶽神社に参拝。 その後御岳山山頂、奥宮遙拝所を回り大岳山へ。
 
途中、昨年氷の花を見た場所に寄ってみた。
寒いお正月と言っていた割にはそれ程寒くなく、氷の花も溶け気味。
 
氷の花を咲かせているのはシモバシラ(植物)ではなく、
カメバヒキオコシ、らしい。
 
少しだが見られて良かった。
 
風もなく快適に歩いてゆく。 向こうに見えるピークが奥宮。
 
さらに進むと向こうの低い所が芥場(あくば)峠かな。
 
綾広の滝上、ロックガーデンの分岐先の橋は台風19号のあと架け替えられたようだ。
写真左側に折り重なる倒木は以前はなかった。
ロックガーデンも中間の休憩所から綾広の滝上まで通行止めが続いている。
 
氷の花も見られたが、本物のシモバシラもいっぱい。
 
日当たりの良い登山道は雪も解け何も問題なかったが、
日影の登山道は落ち葉の下や濡れた岩場の凍結が見られ、うっかり足を置けない場所も。
 
大岳神社に到着。
 
もちろんここでも参拝をして山頂に向かう。
 
神社直ぐ上の斜面は穏やかに見えて結構危険。
足元は凍土のようになっており、枯れ葉で隠れて普通に見えるのにツルッと滑る場所がそこかしこに。
岩場の凍結は手でつかめる場所、鎖があったりするのでまだ良いが、ここの下りは神経を使った。
結局チェインスパイクは履かなかったのだが、ここだけでもつければ良かったかも。 
 
山頂と~ちゃ~く!(10:45)
空は山の上あたりが白く霞んでいたので富士山はどうかと思っていたが良く見えていた。
良かった~!
 
風もなく穏やか。
南の丹沢方面から富士山。 富士山の右下には先日登った三つ峠山と登り損ねた御坂黒岳が見えている。
 
更に西の方へ眼を向けると右手前から御前山、その奥に三頭山。 大岳山を含めて奥多摩三山だ。
三頭山の奥には雁ガ腹摺山から右端の一番高いピークが大菩薩嶺。
 
御前山右奥には北奥千丈岳、手前に飛龍山、右端木が被っているのが雲取山。
 
再び三頭山の背後をアップ。
左1/4辺りに扇のように高いのが雁ガ腹摺山。 右に小金沢黒岳。
三頭山山頂のすぐ右になだらかなのが牛奥ノ雁ガ腹摺山(山頂は三頭山山頂すぐ右のピーク)。
ずっと右に進んで天狗棚山、熊沢山、妙見の頭、大菩薩嶺と続く。
 
丹沢方面の山々アップ。
左1/3辺りの高いピークが大山。 その手前辺りに陣馬山があるらしい。
中央より少し右の一番高いピークが蛭ヶ岳。 その右の方に檜洞丸。 右端が大室山。
 
山頂でゆっくりとバーナーでおじやご飯を作って食べた。
風はないがさすがに空気は冷たい。
 
下山は奥宮を目指す。
北側の奥多摩の山並みを眺めながら稜線を歩き、まずは鍋割山。
 
そして奥宮に到着すると三人の女性がお供えをして丁寧に参拝されていた。
地元の方かと尋ねるとそうではなく、ここに来るたびにこのように参拝されるのだとか。
新年早々心が洗われるようだ。 左奥には大岳山。
 
その後天狗の腰掛杉方面ではなく、急坂のルートで下山し奥の院口トイレを利用。 故障は治っている。
そして長尾平に向かった。 日の出山に行くには疲れてしまったので、ここのヘリポート端に座り込む。
 
ぼんやりだが筑波山が見えていた。
 
この日のおやつは六花亭マルセイバターサンド。
登山の時でもないとカロリー恐ろしくて食べられない。w
 
右の高いピークが奥宮。 中央少し左の奥に見えるのが大岳山。
さて、まだ時間も早いのでケーブルカーを使わずに下山しよう。
 
隋神門辺りで冬桜。
 
昭和が残る商店街。 おそばを食べる人などでいっぱいだった。
 
通り過ぎるケーブルカーを眺めて。
左の杉に「492」の札が見えるが、滝本駅前の参道から御師集落入口まで全ての杉にナンバリングしてある。
滝本駅最後は800番台なので残り約半分。 この参道が結構急坂で下りの膝にひびく。
 
 地元の山で新年のお参りもでき、氷の花も見ることができた。 山頂からの景色も上々で楽しい初登りを行うことができた。 年末から年明けまで良い天気が続いており毎日でも山に行きたいくらいだが、なかなかそうもいかず空を眺めている。 今年も良い機会に山に出かけられるよう、仕事、健康に配慮してゆこうと思う。
 
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富士山お裾分け

2020-01-03 14:21:00 | 日記


本日の富士山、お裾分けです。(^ ^)
 
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本年もよろしくお願いいたします

2020-01-01 23:52:16 | 日記
あっという間にまた新しい年がやって来ました。
本年もよろしくお願いいたします。
 
昨年は3度も登ってしまった鳳凰山。
鳳凰三山自体もまた何度も登ってみたい山になりましたが、
ここが南アルプスへの入り口となればいいな、
という大きな希望をもって、チャンスをうかがってゆきたいと思っています。
 
昨年で10回の登拝となった男体山。
山頂でのご来光も思い出深いひとつです。
ここから始まった登山、と言っても過言ではない。
初心も向上心も忘れずに精進してゆきたいと思います。
 
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