ヤマモモは雌雄異株、吉野桜と同時期に開花する。この花は、風の力を利用する風媒花と聞く。農園の三本の雌株には例年になく花芽が多い。残念なのは日本蜜蜂の訪花は見られない、風媒花であるからしかたあるまい。完熟のヤマモモの味を今年は楽しめそうだ。
いよいよ待ちに待った、分封の季節の到来だ。一昨日、三個の待受け箱に探査蜂の訪問を確認したので、今日は朝、昼、夕と三度も見回った。昨日確認できなかった、二個の巣箱にも探査蜂の訪問を確認した。欲をかけば卑しくなる、さぞ小生の顔は醜い顔に・・・
ミュラーさんは好奇心旺盛なドイツ人である。日本の雑誌に、ドイツでの田舎くらしの家族の生活を紹介されたこともあり、日本の田舎暮らしに大変に興味を持ち、ジャングル農園を見学したいというで案内をした。果物や野菜、野草にも深い知識を持ち、言葉の不自由がなければと、小生の不勉強に反省を覚えた。