李家族と帰国の朝、朝食をホテルで共にした。この時も、李医師は分厚い本を持ち込み、テーブルに広げていた。人生は短い機会は少ない。言行一致の李医師は、努力・努力・努力の塊の人だ。伊豆ボケ老人に、この爪のアカのヒトカケラでもあったなら・・・
李医師の一日目の晩餐会の場所は、台湾のトップ・サックス演奏者のバックミュージック付きのフランス料理店で、林医師御夫妻、白夫妻、会社社長の郭さんと李御夫妻、と我等夫婦。残念なのは言葉の壁・・・学生時代の不勉強が未だに・・・北京語はともかく日常英会話ぐらいはと、その時は反省するのだが、喉もと過ぎれば、たちまち伊豆ボケ老人に変身、これがボケ老人の常。