南雲医師の本の中でアメリカの教授が調査した寿命を短縮する要因について興味のある年数で示されていた。本来の研究は放射線が人体に与える影響を調べたのだが、それ以上に害をもたらす要因であったと驚いた。一位は貧困で、二位は独身の男性で八年、三位は一日一箱のタバコの喫煙者が六年、四位が肥満【メタボ】も六年、五位は女性の独身、六位は癌と意外に癌が少ない。放射能は騒がれている割にはかるい。ともかく生活習慣の方を改めなければ・・・。
贔屓のTさんは今、人気中の南雲医師のゴボウ茶の実践者だ。その奥さんから。五十歳を超えても三十代に見える生き方、という南雲医師の書をお借りした。・・・お金や時間をかけずに・・・と、伊豆ボケ老人の好きな、甘言葉に乗って、しかし、この飽食の時代に、たった三日の断食すら、行うは難しい環境だ。特にTVは料理番組花盛りだ。伊豆ボケ老人には、お釈迦様の遺言、自灯明の灯明は頼りがいがないのも証明された・・・が、強力なおっ家内の応援でなんとか・・・最長七日間の断食も・・・、お蔭で、胎毒の除去は思いのほか効果が・・・、しかし、心毒の除去は難しい。
南雲医師の言葉に賛同する。美しさとは、お化粧や服飾で飾り立てた外観のことではなく、化粧を落とした素顔、矯正下着を取り外した素裸のうつくしさで、真の美しさは、健康でなければ、無論、心の清潔さがなければ・・・だが・・・為政、法界、医療、教育・・・と、ごまかしが多すぎる。