中日 001 000 020 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:柳4勝9敗
敗戦投手:九里7勝6敗
セーブ:マルティネス (3勝1敗30S)
今季初の中4日で先発した九里は、初回に2死後に2四球と安打で2死満塁のピンチを招くも、宇佐見を三振に切って無失点で凌ぎましたが、3回に安打と犠打で1死2塁とされて、カリステの三ゴロを処理したデビッドソンが一塁に悪送球して、先取点を奪われました。
4回には1死後に2塁打を打たれ、2死後には柳に左前打を浴びるも、堂林が好返球で2塁走者石川昂を本塁打で刺して失点を防ぐと、5回も内野安打2本で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、ビシエドを左飛、細川を右飛に打ち取って追加点をは与えず。5回を7安打3四死球で1失点に抑えて降板しました。
西川はベンチ入りメンバーからも外れ、4番には松山が入った打線は、初回に安打などで2死2塁とするも、松山が二飛に抑えられると、4回には1死後に2塁打で1死2塁としながら、松山が一ゴロ、デビッドソンは三振に倒れてしまいました。
6回は大道が登板して、連続短長打で無死2,3塁のピンチを招きましたが、石垣を捕ゴロ、柳を二ゴロ、四球を挟んで岡林を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、打線は6回2死後に四球と安打で1,2塁の同点機を作るも、松山が三ゴロに抑えらえて得点を奪えませんでした。
7回は矢崎が三者凡退に抑えると、7回裏に2塁打と犠打で1死3塁の絶好機を作りながら、代打坂倉と末包が連続三振に倒れてしまいました。
8回に登板した島内が連打と犠打で1死2,3塁とされて、代打後藤に2点適時2塁打を浴びて、痛恨の2点を失いました。9回は中崎が1四球無失点に抑えるも、打線は中日リリーフ陣から得点を奪えず、零封負けを喫して、痛恨のカード負け越しとなってしまいました。
九里は2回を除いて毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、味方の失策による1失点と踏ん張りましたが、打線が苦手の柳を攻略できず、九里の粘投に応えられませんでした。
西川の代わりに4番に入った松山が3度の得点機で凡退してしまい、西川の欠場が大きく響きました。投手陣は7回まで1失点で踏ん張っていただけに、どこかで1点を挙げていれば、試合の流れも変わっていた可能性があったと思います。
さらに大道が6回の無死2,3塁を無失点で凌ぎ、7回を矢崎が三者凡退に抑えたことで、試合の流れが変わりかけましたが、7回裏の1死3塁を生かせなかったことで、逆に流れが中日に傾いてしまい、島内の2失点に繋がり、試合が決してしまいました。
最近は打線の繋がりを各試合が散見されます。秋山、西川、上本の主力がいない今だからこそ、チーム一丸で戦う必要があるので、ここで踏ん張って、打線の意地を見せてほしいですね。