広島 010 010 040 6
ヤクルト 022 100 000 5
勝利投手:大道3勝
敗戦投手:木澤2勝3敗
セーブ:栗林3勝7敗14S
本塁打:[広島]堂林11号
[ヤクルト]山田11号、村上29号
打線が2回に堂林の本塁打で先制するも、直後の2回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招いて、2死後、長岡に2点適時2塁打を打たれて逆転を許してしまうと、3回には2死無走者から山田と村上に2者連続本塁打を浴びて追加点を奪われました。
さらに、4回も四球と犠打で1死2塁とされて、塩見に適時2二塁打を浴びたところで交代となりました。代わったアンダーソンはオスナを二ゴロ、代打武岡を三振に斬って追加点を与えず、遠藤は3回1/3を投げて5安打4四死球5失点でした。
打線は4回に安打と死球で無死1,2塁の好機を作るも、マクブルームが併殺、會澤は中飛に倒れて得点を奪えませんでしたが、続く5回に2塁打で無死2塁として、野間の適時2塁打で、ようやく2点目を奪い、なおも無死2塁の追加点機でしたが、羽月は二ゴロ、末包と堂場が連続三振に倒れて、追加点を奪えませんでした。
6回も2死後に2塁打で好機を作りながら、會澤は三振に抑えられて得点を奪えませんでした。
5回は河野がマウンドに上がり、三者凡退抑えると、6回は中崎が1死後に安打と死球で1,2塁のピンチを招きながらも、塩見を投ゴロ、オスナを二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、7回は大道が登板して三者凡退に抑えました。
打線は8回に四球と安打で無死1,3塁として、小園の適時打で1点を返し、さらに1死後に四球で1死満塁として、代打松山の押し出し四球と代打磯村の2点適時打で3点を挙げて逆転に成功しました。
8回は島内、9回は栗林がともに三者凡退に抑えて、ヤクルトに逆転勝ちして、チームの連敗を6で止めて、今季のヤクルト戦の勝ち越しを決めましたが、阪神が勝ったため、阪神の優勝が決まりました。
遠藤が序盤から失点を重ね、打線は今日も堂林の本塁打による1得点を挙げた以外は、繋がらず敗色ムードが漂いましたが、阪神の優勝が決まった直後の8回に打線がつながり、3安打3四球で4点を挙げて逆転に成功しました。
阪神の優勝が決まったことで、呪縛から解放されたかのように、打線が粘り強さを発揮しました。
この連敗中は淡白な攻撃が目に付いていましたが、ファールで粘り、ボールを見極めて3四球を選んで、後続につなぐ姿勢が見られました。
この1勝でメンタル的にも楽になったと思いますので、残り11試合はカープらしいつなぐ攻撃で勝利を重ねて2位を死守してほしいですね。