広島 000 100 000 1
ヤクルト 300 000 20X 5
勝利投手:吉村3勝2敗
敗戦投手:大瀬良6勝10敗
本塁打:[広島]堂林10号
[ヤクルト]オスナ21号、村上28号
先発の大瀬良は、初回に先頭の塩見に四球を与えると、続くオスナに2点本塁打を浴びて先制を許し、さらに1死後、村上にも本塁打を浴びて、いきなり3点を失いました。
2回と3回は走者を背負いながらも後続を断つと、4回は初めて三者凡退に抑えました。5回には1死後に連打で1死1,3塁のピンチを招いたものの、村上を捕邪飛、四球を挟んで内山を三振に斬って無失点で切り抜けました。
6回も続投して、1死後に安打と堂林の失策で1死1,3塁のピンチを迎えたところで、マウンドをアンダーソンに譲りました。
変わったアンダーソンは、塩見に四球を与えて1死満塁とピンチを拡大させてしまうも、オスナの左飛を田村が本塁へ好返球して、三走古賀を本塁で刺して得点を与えず、大瀬良は5回1/3を投げて、6安打2四球3失点でした。
打線は、初回2死後に2塁打で好機を作るも、堂林が三振に倒れて無得点に終わりましたが、4回に堂林が本塁打を放って1点を返しました。
6回には四球と安打で2死1,2塁の好機を作り、デビッドソンに代打松山を起用するも、松山は捕邪飛に倒れて得点を奪えませんでした。
7回はアドゥワが登板して、2死後に連続四死球で1,2塁のピンチを招き、長岡に2点適時2塁打を浴びて試合が決してしまいました。8回も続投して、2死後に田中の失策と四球で1,2塁のピンチを迎えるも、村上を左飛に打ち取って無失点で切り抜けました。
打線は8回に死四球で1死1,2塁の好機を作りながら、堂林が遊飛に打ち取られ、続く坂倉は右前安打を放つも、二走野間が本塁で刺されて得点を奪えず、9回には2塁打で無死2塁としながら、田村の遊ゴロで三塁を狙った曽根がアウトになった後に、田中が2塁打を放って1死2,3塁とするも、代打マクブルームは一飛、秋山は遊直に倒れて、またも追加点を奪えず、チームは6試合連続1得点で6連敗となりました。
大瀬良が、初回に四球を与えた後、オスナに本塁打を浴びて、あっさりと先制を許し、さらに村上にも本塁打を浴びてしまい、試合の主導権を失ってしまいました。
昨日まで5試合連続1得点と貧打に苦しむチームにとって、初回の3失点はかなり重い負荷となり、打線へのプレッシャーが大きくなってしまい、中盤以降の好機であと1本が出ない状況を招いたと思います。
攻撃での負担が守備にも伝播して、失点にはつながりませんでしたが、4失策と精彩を欠きました。
得点が奪えないことが焦りやプレッシャーになっているように感じるので、選手たちは気負いすぎず、今できることを確実にするという気持ちを思い出してほしいですね。