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九里が8回に力尽きて4連敗

2023年09月10日 21時25分55秒 | 試合結果

広島 000 010 000 1
阪神 000 001 04X 5
勝利投手:伊藤将10勝5敗
敗戦投手:九里7勝7敗
本塁打:[広島]マクブルーム6号

 コンディションを考慮して西川はベンチ入りメンバーから外し、秋山もベンチスタートで臨みましたが、阪神先発の伊藤将に4回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでしたが、先発の九里も阪神戦を5回まで無安打2四球1死球に抑える素晴らしい投球でした。

 打線は5回2死後にマクブルームが本塁打を放って1点を先制するも、九里は6回1死後に内野安打と小園の悪送球で1死2塁のピンチを迎え、に適時打を浴びて同点に追いつかれました。

 打線は、直後の7回に安打と犠打で1死2塁の勝ち越し機を作りながら、デビッドソンは三振、末包は一ゴロに倒れて無得点に終わると、九里は7回1死後に田中の連続悪送球と敬遠で1死満塁のピンチを背負いながらも、伊藤将を併殺に取って無失点で凌ぎましたが、8回は四球と犠打に敬遠で1死1,2塁のピンチを招き、大山を中飛に抑えるも、佐藤輝に四球を与えて2死満塁とピンチを拡大させて、代打糸原に2点適時打を浴びたところでマウンドを降りました。

 代わった大道が四球を与えて、再び満塁として木浪に2点適時打を浴びて、この回4点を失って試合が決してしまい、九里は7回2/3を投げて3安打7四死球5失点でした。

 打線は8回と9回も無得点に終わり、阪神に3タテをされて、チームは4連敗となり、阪神とは11ゲーム差に広がり、3位DeNAとは3ゲーム差に追い上げられました。また、今季の阪神戦の負け越しも決まりました。

 

 奇跡の逆転優勝に向けて床田、森下、九里を立てて臨んだ阪神との3連戦は、3戦とも完敗を喫してしまい、阪神との力の差を痛感しました。

 九里は伊藤将の息詰まる投手戦を繰り広げるも、1点リードの6回にミスから同点に追いつかれると、7回には田中の連続悪送球をきっかけに1死満塁のピンチを迎えましたが、気力を振り絞って伊藤将を併殺に打ち取り無失点で切り抜けました。

 この時点で球数は100球を超えていたにも関わらず、8回も続投して敬遠を含む3四球でピンチを招いて、代打糸原に適時打を浴びてしまいましたが、明らかに限界を超えており、前打者の佐藤輝に四球を与えた時点で交代だったと思います。

 リリーフした大道も勢いづいた阪神打線を止められず、痛すぎる4失点となってしまいました。

 6回に失策から同点に追いつかれたところから、流れが阪神に傾いていたように感じたので、今の阪神には少しの隙でも見せては勝てないことを思い知らされました。来週も対戦があるので、今回の3連敗の反省をしっかり活かして、やり返してほしいですね。

 奇跡の逆転優勝は、現実的にはかなり厳しい状況となった一方で、3位DeNAとのゲーム差が3にまで近づいてしまったので、優勝どころか2位すら危うくなってきました。この3連敗はメンタル的にも堪えたと思いますが、気持ちを切り替えて最後の力を振り絞って2位を死守してほしいですね。

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