阪神 200 020 100 5
広島 003 001 11X 6
勝利投手:島内2勝3敗2S
敗戦投手:加治屋1勝4敗1S
セーブ:栗林3勝7敗15S
先発の床田は、初回に2安打で2死1,3塁のピンチを背負うと、佐藤輝と小野寺に連続適時打を浴びて2点を失いましたが、2回は四球と犠打で1死2塁とされながら、近本を中飛、中野を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
打線は、初回と2回はともに無死1塁で併殺に倒れてしまいましたが、3回に四球と安打に犠打で1死2,3塁として、野間の2点適時2塁打で同点に追いつき、さらに盗塁で1死3塁として、2死後に小園の適時打で勝ち越しに成功しました。
4回にも2死後に連打で1,2塁の追加点機を作るも、床田が左飛に倒れて無得点に終わると、直後の5回に床田が1死後に連打で1,2塁のピンチを招き、大山と佐藤輝の連続適時打で2点を失った逆転を許してしまいました。
6回も四球と犠打で1死2塁とされるも、近本を左飛、中野を中飛に打ち取って無失点で凌ぎ、6回を投げて9安打2四球4失点で降板しました。
直後の6回裏に打線が1死2塁からマクブルームの適時打で同点に追いつきましたが、7回に登板した矢崎が1死後四球で走者を出してしまい、2死後に小野寺に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
それでも直後の7回裏に安打と犠打で1死2塁として、小園の適時打で再び同点に追いつきました。
8回は島内が登板して、デビッドソンの失策と犠打で1死3塁のピンチを迎えるも、代打ミエセスと中野を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、8回裏に安打と犠打に暴投で1死3塁の好機を作り、代打松山の適時打で勝ち越しに成功しました。
9回は栗林が登板して、四球と安打で無死1,3塁の大ピンチを迎えるも、佐藤輝を三振、一走大山の盗塁を刺すと、小野寺も三振に斬ってリードを守り切って、阪神に競り勝ち、チームの今季勝ち越しが決まりました。
打線が粘りを見せて、3度も阪神に勝ち越されながらも追いつき、最後は勝ち越して競り勝ちましたが、先発の床田はピリッとせず、3回を除いて毎回走者を背負い、6回を投げて9安打を浴びて降板となりました。
球の切れ、制球とも本来の投球とは程遠く、明らかに疲れが溜まっています。これまで1年間を投げぬいた経験がなく、さらに今季は昨季にケガをした足首の影響もあって、走り込みができていないことも影響しているかもしれません。
1年間ローテを守ることで苦しいことも経験して、成長につながっていくと思いますが、ここ4試合は白星を挙げられず、打ち込まれる試合あったことから、勝利数と防御率のタイトルは厳しい状況となっているので、理に投げさせる必要もないと思うので、CSでの登板を考えると、ローテから外して休養させても良いと思います。
CSを勝ち抜いて、再び阪神と甲子園で戦うためには床田の力が必要なので、野手だけではなく、投手も先を見据えた起用を考えてほしいですね。