広島 010 000 000 1
ヤクルト 002 000 00X 2
勝利投手:サイスニード7勝7敗
敗戦投手:玉村3勝1敗
セーブ:田口1勝3敗31S
本塁打:[広島]坂倉12号
[ヤクルト]村上27号
菊池と西川が登録抹消となり、4番に堂林、7番に田村を起用した打線は、2回に坂倉の本塁打で先制しました。
しかし、先発の玉村は、初回に2安打を打たれるも併殺もあり、2回にも2安打で2死1,2塁のピンチを迎えながら、サイスニードを三振に斬って無失点で凌ぎましたが、3回に死球と安打で無死1,3塁とされて、山田の併殺の間に同点に追いつかれ、2死後には村上に本塁打を浴びて勝ち越しを許しました。さらに2塁打と四球に内野安打で満塁のピンチを招きましたが、長岡を三振に斬って追加点は許しませんでした。
4回は初めて三者凡退に抑えるも、5回の打席で代打を送られて、4回を投げ8安打2四死球2失点で降板となりました。
5回から益田が登板すると、2イニングを1安打無失点に抑え、7回は中崎、8回は大道がそれぞれ三者凡退に抑えました。
打線は4回に四球と2塁打で1死2,3塁としながら、坂倉が三邪飛、デビッドソンは三振に倒れてしまうと、5回にも安打と犠打に暴投で1死3塁とするも、代打松山は左飛、秋山は中飛に倒れて得点を奪えませんでした。
7回無死1塁でもデビッドソンが併殺、8回2死2塁は代走羽月が盗塁失敗、9回には安打と犠打に安打で1死1,3塁としながら、坂倉が併殺に倒れて、最後までチャンスを活かせず、ヤクルトに逆転負けを喫して、チームは5連敗となりました。
玉村が4回で8安打を浴びながらも2失点で踏ん張り、中継ぎ陣も無失点で凌ぐも、打線が繋がりを欠いて、坂倉の本塁打による1得点に終わり、5試合連続1得点と貧打に苦しんでいます。
4番に入った堂林は2安打を放って、4回1死2,3塁、9回1死1,3塁と2度の好機を作るも、2回に本塁打を放っていた5番坂倉が三邪飛と二ゴロ併殺に倒れてしまいました。
特に4回は逆転された直後だっただけに、ここで1点でも返していれば、試合の流れも変わっていた可能性があるだけに悔やまれます。
菊池と西川が登録抹消され、秋山もまだ本調子ではないことから、苦しい状況であることは間違いありませんが、若手にはCSでの出場をアピールする大きなチャンスなので、今日の田村のように結果を出して、チームがこの苦境を脱する活躍を見せてほしいですね。