タケホープの酔いどれ走遊記

酒好きなおっさんランナーの日記です。

広重の五十三次でたどる箱根駅伝コース 14年12月

2014年12月29日 | ひとり箱根駅伝

大手町から30km 神奈川宿

神奈川湊があり、開運・陸運の要所として栄えました。

箱根駅伝では平地の最長区間である「花の2区」。

各校のエース級が出場し、名物のごぼう抜きも見られます。

駒澤大学の神谷伸行選手が好きでした。

 

 

大手町から35km 保土ヶ谷宿

 

江戸を出て最初の難所が旧東海道の権太坂。旅人は、保土ヶ谷宿で休息後に越えました。

箱根駅伝で走るのは国道1号の権太坂。勾配は多少緩くても選手を苦しめます。

 

戸塚宿

日本橋から約10里(40キロ)。早朝に江戸を立った旅人の多くは、初日の宿を戸塚で取りました。

箱根駅伝の2区では残り3キロの急勾配が続き、序盤のハイライトが見られます。

 

どこかで見た構図だなと思ったら、戸塚のマンホールのふたと同じですね。

 

藤沢宿

時宗総本山、遊行寺の参拝や江の島詣などで栄えました。箱根駅伝は遊行寺の坂を掛け下り、湘南海岸沿いを走るコースに。

時には強い海風が選手の行く手を阻みます。

 

 

 

 

平塚宿

相模川を渡ると平塚宿。広重は左に高麗山、右に大山、中央に白雪の富士を描きました。

海沿いの箱根駅伝コースでも、こんもりとした高麗山が右手に見えてきます。

 

 

大磯宿

広重が描いたのは美しい松並木。今も随所にその姿を残しています。

往路4区の前半は平坦ですが、後半は細かなアップダウンが続き、ペースを乱しやすい区間です。

 

小田原宿

小田原城の城下町で、東海道有数の宿場。手前の酒匂川は渡しの船も禁じられ、旅人は人力で渡りました。

現在架かる酒匂橋を渡ると、いよいよ箱根の山が待っています。

 

 

箱根の山に模したのは箱根山の溶岩でできた根府川石(小田原産です)

 

箱根宿

険しい坂道が続いた最大の難所。広重は山間の細い坂道を一列になって進む大名行列を描いています。

箱根駅伝では標高差約864メートルを一気に駆け上がり、往路のクライマックスを迎えます。

 

大手町のスタート地点です。


タケホープの第91回 箱根駅伝区間エントリー 2015

2014年12月29日 | ラン・大学駅伝

写真は大手町の読売新聞本社前の、ゴール地点のモニュメントです。

今日29日、区間エントリーが発表されました。

東洋大学

 1区 田口雅也選手

 2区 服部勇馬選手

服部弾馬選手は補欠に回った。弾馬選手にはぜひ5区山登りを走ってもらいたいと思います。

 

駒澤大学

 1区 中村匠吾選手

 2区 村山謙太選手

ダブルエースで先手必勝。5・6区には実績のある選手を配置。完璧ですね。

1区から1度もトップを譲らずに優勝するのではないでしょうか。

 

 

写真は24日に日本橋駅で降りて、クリスマスプレゼントでも買おうと思って、三越に行きました。

箱根駅伝では、アンカーがもう少しでゴールです。

 

ゴールまであと1kmですね。

10区は1998年第74回大会まで1区と同じコースでしたが、日本橋のデパートが箱根駅伝の応援者をお客さんにしようとコース変更をしたそうです。

 

三越でお目当ての商品はありませんでした。

ゴール地点に向かっていると、ビルの解体現場です。

こんなによく見えるのは珍しいですよね。

 

読売新聞本社前のゴール地点です。

 

箱根駅伝の歴史

箱根駅伝は1920年(大正9年)に誕生しました。

 

大手町と箱根駅伝

 

駒澤大学はもう6年も優勝から遠ざかっているんですね。

 

ゴールラインがありました。

 

公道には青い線だけありました。

 

 

セネッティ 別に意味はありません。