古総湯に入って次は、魯山人寓居跡 いろは草庵に向かいます。
薬王院(やくおういん)温泉寺
服部(はっとり)神社
魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵(そうあん)
開館時間:9時~17時(入館は16時半まで)
入館料:500円
ここで2枚目のパスポートを利用しました。
展示室に、魯山人作品やゆかりの作品が企画展示されています。
展示室は撮影禁止でしたが、寓居跡は撮影可です。
素晴らしい庭を眺めながら、無料の加賀棒茶をいただきました。
北大路 魯山人 (1883-1959)
篆刻家・画家・陶芸家・料理人・美食家などの様々な顔をもつ
略年譜
1883年 京都上賀茂神社の社家北大路家に次男として誕生。名は「房次郎」直ぐに里子に出され不遇な幼少時代を過ごす。
1903年 書家を志し上京。
1909年 朝鮮、中国で篆刻・書を学ぶ。
1913年 京都の豪商内貴清兵衛の書生を務め、この時京料理の味を覚える。
1915年 刻字看板製作のため山代温泉に逗留
1925年 東京赤阪に高級料亭「星岡茶寮」を共同経営し、顧問兼料理長となる。
1926年 北鎌倉に星岡窯を築く。
1936年 星岡茶寮解雇、以来北鎌倉で作陶に専念。
1955年 重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を辞退。
1959年 76歳の生涯を終える。
茶室
金沢の料亭「山の尾」の主人太田多吉に料理を学び、洗練された加賀の食文化に傾倒していった。
ズワイ蟹、コノワタ、クチコ、鴨、スッポン、沢庵、蕨・・・加賀の食材は魯山人のすぐれた味覚をさらに研ぎすませた。