今日の昼に本郷へ仕事の打ち合わせに行った時に,これまで長い間
気づかなかった抜け道を発見! 通りの向こうにはサクラが少し顔を
覗かせているではないか。これは是非行ってみなくては。
そこを通って向こう側へ出て,振り返るとビルを背景にサクラが
青空に向かって思いっきり咲いていたのだ! なんだ,サクラは
ビル街にもお似合いじゃないか。
ビルの窓ガラスにもこのサクラが映っていて,まるでビルの中に
咲いているよう。
電線がちと邪魔だが,まぁそれもいいか。
虚実ふたつのサクラを一緒に撮ってみた。ソメイヨシノは,元は江戸
時代に染井村で,植木職人によりコマツオトメとオオシマザクラの交配
で作られた1本の木だという。
今ではソメイヨシノは,日本のサクラの80%を占めるまでになった。
元の1本からクローンで広がり,現代に続いているいうことだ。
窓に映ったこのサクラは,虚像ではあるが,そのまたクローンと
言ってもいいだろう。
この同じ場所の今夜の光景も見たい気がするなー。
電線がビルの谷間のきびしさを感じさせます。
方から少しずつ,地下に移動してきています>LM さん
近い将来には,都心では電線が地上から消え,ビル街の
写真を撮る時に,すっきりした画面が得られそうです。