雨上がり
黙りこんでいた
蝉が
一斉に、 鳴きだした
蝉は
彫りつけるように
やみくもに、 鳴いている
残された
夏の
わずかな、
生を 駆け抜けていく
R3.8.8
雨上がり
黙りこんでいた
蝉が
一斉に、 鳴きだした
蝉は
彫りつけるように
やみくもに、 鳴いている
残された
夏の
わずかな、
生を 駆け抜けていく
R3.8.8
今朝のポタリングでの1枚です。練馬区立美術館の庭の白象。
今は「まるごと馬場のぼる展」を開催中です。朝早いので,
当然まだ開場していません。展覧会の看板だけ見て帰りました。
やっと、雨が降る
涼しさに 救われる
ひとつ
ひとつ 片づいていく
どれだけの人に 助けられたろう
まだ
途中の一端だが、
さまざまな 色の想いで
満ちている
心が 静まってくる、
ひとひらの
涼しさのなかを
泳ぎだす
R3.8.8
怪しげの空模様の下でのポタリングでした。
西東京市北町4丁目で撮影した鶏頭です。
背景にゴーヤの緑があるので,その鶏頭の鮮やかさが
引き立ってました。
これは鶏頭ではないかも……(^o^;)。
〈追記〉LM さんから教えていただきました。これは葉鶏頭でした。
分かってすっきり。LM さん,ありがとうございます。
もう、
考えたくないの
で
終わった
終わった
と
決着をつけて、
ひとりに
舞い戻る
誰も入り込めないように、
わたしを
覆う)
ぱっくり、
寂しさが
口を、 あけ
待っている
R3.8.4
電車から降り
病院まで、
うつ
うつ
と 歩く
抜けかける 魂を
戻し、
歩いた二十五年、
(いつまで、歩けるのか
とろ
とろ
干上がる路を
日陰日陰 と歩いていく
R3.8.4
星が おちてくる
一匹の 痩せた野犬が
蒼い
飢えた目で
沈黙って、
佇ちつくしている
叩かれたように
影は 長くながく伸び、
その影を 照らすものもない
R3.8.4
今朝は雨でポタリングは中止。ので,昨日の撮影の画像です。
昨日の午後に3時間ほど,二人の孫の子守と留守番役のため,
数種間ぶりにアパートへ。
「それダメ!」と言えば言うほど,喜んでいたずらをする二人……。
じいさんが甘いのを見破られてます。
昼寝をしそうでしない。それをアイパッドで撮影。
生まれてからずっと前髪以外は伸ばし続けている,
2歳の女の子です。クールな表情に見えるが,
実は毛布の下で指しゃぶりをしています。
縋ることもなく、
がら
がらん、
なにもかもを
放して
たまには
泣けばいい、
もってこいの
まっくらな 夜だ
R3.8.3