今夏も
しみじみ 照らされた
分かった
もう、いいよ と言っても
まだです、
と 押し寄せる
R3.8.2
✕でも よかったのに、
失点はなく
今日も、
胸を張り
空の
表彰台に
陽は 上がっている、
蝉も また
声の限りに、
声援を
送っている
R3.7.31
今朝の5時21分の撮影。大泉学園町2丁目の “善行院” 横の
坂道で,まだ暗い雲空を背景に,朝日のあたる家が輝いて見えました。
その画像の右のビニールハウスでは,中の野菜が元気なさそう。
この後ろは墓地になっています。
八月
白萩が 咲いている
正午
誰もいない
人形が 動きだす
かんまんに、
扉をひらき
萩に 近づき
頬を 寄せる
風が 流れ
萩が 揺れ
ちいさな
ちいさな しろい花を
ぽつ
ぽつ
おとす
こころよい、時間
人形にとって
大きな 時間は
人にとっては
小さな 時間
やがて
人形は 戻る
部屋のなかに
部屋のなかの椅子の上に
ごらん、
人形のしたことを
誰も知らない
R3.7.29
鉄田猿児さんの漫画,ハム男・藻さん原作の新作,
「ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ はじまりの召喚士」
の第11話です。
アレンがゴブリンが300体もいる村に入る。
その大画面がすごい!
セシルの兄の剣士のミハイが,主人公のアレンに
本気の勝負を挑む。さてどんなバトルになるか!?
何も書かれていない、
頁)のなかを 歩いている
わたしを見ている
ときおり 栞を挟む、
頁)のなかの
わたしが消える
頁)をひらくと また
わたしが 歩いている
ふと、
栞を)挟んだ箇所までを
見返すと
歩きつゞけた わたしの
標)のように
一頁
一頁に、
わたしの言葉が 埋まっていた
( どこまでも おり
千の言葉を 摑み
どこまでも のぼり
千の言葉を 捨てる
(その先は、
常に
白紙
で
頁)は、沈黙を破り
先導するように
声を
放った
R3.7.29
一人暮らしで 孤独なおばあさんは
眠れぬ夜に
心が騒ぎ 空に駆け上がり
空の星を摘み
バスケットに入れ 家に持ち帰り
その夜 ひと晩
部屋中 星の光に 包まれてすごした
(ひと晩の、約束です
星はいった
よく見ると 連れ帰った
星のおもかげは
亡くなった祖父母・両親・子供らに、似ていた
(おや
わたしは あなたたちに会いたかったんだねえ
星たちは やさしく笑った
おばあさんの眠るのを 見届けると
星は 空へと帰っていった
おばあさんは 目覚めると
星とすごした ひと晩の
思い出を くりかえし あたため
誰にもこの話を もらさなかった
たぶん、
星は 夢を見ているのだ
星 だったことを
R3.7.28
今朝のポタリングでは,アサガオを撮影しました。
平凡な花なので,つくづく見たことはなかったけど,
面白い形ときれいなことは確かです。
ふりますよ
ふりますよ、
雨がいう
ふってきたよぅ
ふってきたよぅ
人が思う
ざぁっ
ざっ
ざっ
けれど
からり、
と
雨は 通りすぎた
光が
さっと 当たる、
雨のしずくが きらきらしている
R3.7.28