珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

娘との会話19

2020-04-15 | 娘と夫の話
自粛中の娘の宿題の一つが、何かニュースを一つ選んでそれについてレポートを書くことだそうである。
ただし、コロナ関連と芸能とスポーツはダメ。
コロナ以外のニュース?とPCを開いたら、ヤフーニュースの見出しにはコロナ、コロナ、コロナ、コロナ……これ以外なんて一つもないぞ( ̄▽ ̄;)

「結局何にしたの?」と聞いたら、山口県下関市ので殺人事件だと言った。
「殺人事件ってそんな物騒な。どっかの動物園で可愛らしいサルの赤ちゃんが生まれたとかないの?」
「ううん、ナガノさんていう66歳の女性が自宅で遺体で発見されて、そこの40歳の息子の話にした。
警察が最初に息子に事情を聞いて、私は息子が犯人じゃなかったら疑われて可哀そうと書いたんだけど、今日見たら犯人だったみたいで速攻でそこは消した。
家族を殺すなんてサイテーと書き直した」
「いや、殺人とか傷害事件って身内が圧倒的に多いんだよ。愛憎はコインの裏表。これ覚えておいて損はないわ」

それから家庭科の宿題が、料理を作って写真を撮ることなので味噌汁を作ってもらう。

運動不足にならないようにストレッチをするとか、リコーダーを吹くという課題もあるらしくて、時々ドッタンバッタン、ピーヒャラピーヒャラという音も聞こえてくる。

それからなぜか「全身が写るミラー付きの洋服ダンス」が欲しいとねだられた。
増えてきたカバンや洋服をもっと整理したい。これとこれを処分させてすっきりさせたいからと、私のくすぐり所を押さえて猛アピールしてきた。
節約したい時期だけど、ずっと家にいるとこんなことで気分も明るくなるんだろうなと私の財布から買ってあげることにした。

案の定俄然明るくなって、明るいついでに「修学旅行もこのままいくとなくなるんじゃない?」(6月上旬予定)と、あっけらかんと言っている。
「修学旅行なくなったら悲しいでしょ?」
「別にいいよ、めんどくさいし。中止ならお金も戻ってくるからいいんじゃない?」
とドライなもんである。

一方で、タンスを置くスペースのために処分するぬいぐるみや人形は、可哀そうだとドライには捨てられず、一つ一つに手を合わせながら話しかけている。

引きこもり生活百景。

私は仕事は変わらずだけど、せめてしょうもない妄想でもしている。
メンタリストDaiGoさんとワインを飲んで、宮迫さんとハイボールを飲んで、はぐれ哲学者さんとコロナビールを飲む妄想とかね( ̄∇ ̄)
いやいやこれで免疫力も上がるかもしれん( ̄∇ ̄)
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なぜ?3

2020-04-15 | コロナ騒動
これまでも、ウイルス性の病気が流行ったことは日常にあった。
でもそれはかかった人は休んで、かかってない人は通常通りということだった。
子どもの頃から「風邪をひいた人は休む。そうでない人は学校に来る」ということを当たり前に見てきたもんね。
ところが今回、当たり前と思っていた概念が覆って、
「かかった人もかからない人も等しく休むべし」
という体験を知った。
いやホント初体験ですよね。

かかってない人も自覚がないだけで感染していて人にうつすから(そんな人本当にいるの?)、出歩いたら感染する可能性があるから。
だから元気でピンピンしていても、病人と同列に休むべし。

今回の騒動には人によってそれぞれ感じるものがあると思うけど、私が一番感じたのは怖いとかそういう感情より、この経験したことのない体験の驚きだった。

ここまで言うのなら、このウイルスにはこれまでにない「何か」があるのだろうか?
それって何?
わからないのか、それとも何か隠していることがあるの?

確かに諸外国を見ると死亡率が高い。
あんなタフそうな欧米人が桁違いに亡くなっている。
そんな強力なウイルスなのに、でもこんなに人口の密集した日本が、患者数も死亡者も今日の時点でもやはり2桁も違う。
2桁……
なぜ?

そんな中、日本も自粛を始めたけど、自粛しても感染者数は減らない。逆に増えた。
日本は爆発的感染があって自粛したのではなくて、「これ以上増やさないため」に自粛した。
自粛しても増えるのはなぜ?
「自粛しなかったらもっと増えた」の?
どこかの「このお陰で、もっと増えてたところが軽く済んだのよ」みたいに聞こえなくも( ̄∇ ̄)
じゃあ自粛してなかったらどのくらい増えたの?

曖昧な返事じゃ困るのである。
中にはもしかしたら、ただキャーキャーと怖がって自粛していればいい人もいるかもしれないけど、生活も将来も賭けて歯を食いしばって自粛してる人もいるのである。

そして自粛したって補償がまるでない。
これはゼロ円と補償金額で何桁違うの?
6桁?7桁?…
なぜ?

「怖い」より、今回私はなぜ?が多すぎる。
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