珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

よほど稀

2020-04-22 | S教団関係
以前、Sアンチブログを読み書きしていた時はよく
「こんなに説得力のあるものを見て、なんで解らない人がいるんだろう?」と不思議でならなかった。
が、今は逆で、自分が「こうだ」と思っていることを理屈通りにそうだと解る人の方がずっと稀と思っている。
そんな人がいたら逆に「なんでそんなに賢いの?」と聞きたいくらいである。

例えば多くのSの退会者は盛んに、一つの考え方、意見しか認めないのは危険だ。イエスマンばかりは気持ち悪いと言っていた。
それを象徴するような白シャツとパステルの会合風景なんか思い出すとゾッとするよね。
そうだ、そうだ、本当にそうだねと頷き合っていた。

が、同じ口がいざ自分と違う意見が出てきたら、その危険とか気持ち悪いはどこへやら。
秒で説得しよう、叩き潰そう、物笑いにしようと必死になったりする。
必死なあまり、気に入らない意見どころか、気に入らない事実人格までも否定する場合もある。

「同じ意見ばかりでは危険、気持ち悪い」と言っていたのはウソじゃない。
でも自分と違う気に入らない意見を見たら、そんなことは一瞬で忘れるのもウソじゃない。
悔い改めさせようと必死になるのもウソじゃない。
そんな自分は危険で気持ち悪いどころか、まともで気持ちいいと思うのもウソじゃない。

人ってこんなふうに身勝手で矛盾しているんだよね。
そんな矛盾に気づいて一貫している人の方がよほど稀。
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