珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

違和感6

2020-04-17 | コロナ騒動
私はSアンチだけど、その基本は、問題をシンプルにして
「厄介で面倒なことがどうしたら文句が減って人がラクになるか」を考えるタイプのアンチである。

が、中にはこれが逆で、厄介と思うことをあれもこれもと増やして膨らまして、相手をこれでもかと重篤なものにして、それに引き換え自分をできるだけ非力にして(自分を非力にすれば相手の厄介さが際立つため?)
「怖いですよね、恐ろしいですよね」と文句を言いたい、それを煽りたいタイプがいると思った。

例えばアポなし訪問が嫌なら、私ならその解決策に頭も労力も使う。
でもそうではなくて、自分をひたすら無力にして相手を太刀打ちできないモンスターのようにして、文句を並べることに時間もエネルギーも使う感じだろうか。
言い方がわるくて申し訳ないけれど、これはS問題を読み書きしていて、全部ではないけど、時々感じた違和感だった。

今回のコロナ騒動で、私は一部のマスコミに似たようなものを感じた。
どうしたらこの厄介とされるものの本質だけを切り取って、ダメージ少なくかわせるかではなくて、
相手はとてもなく厄介で自分たちは非力であるという一面を、とことん強く前面に押したいんだなあと思った。
ウイルスというシンプルなものに、人のパニックや混乱やあれもこれも加えて膨らませて、事態をできるだけ深刻にしたい人がいる…

それは表向きは「皆さまが心配なんです、油断は禁物です」という見事な善意に見せてるけれど、さて本心は何でしょ?
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