釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月19日 潮を釣る

2015年10月19日 | 日記
釣りの世界には「潮を釣る」と言う、言葉がある。

潮が北に動くとき「上り潮」、南に動くとき「下り潮」と呼んでいる。

ポイントによって、最適の潮がある。

磯釣りの場合は、磯の形状でどの潮がよいのか、決まるケースが多い。

船釣りの場合、これまでの実績の中では、やはりポイントによって潮の良し悪しがある。

これに潮目が加われば、また違った釣果になってきたりする。

潮目については、又、別の機会に掲載したい。

船釣りでは沈み瀬や、魚礁と言ったポイントで、釣りをする。

この場合、その瀬や魚礁の形で、潮との関係が出てくる。

南北に長い瀬の場合、横流れの上り潮、または下り潮の場合は長い間、瀬の上を流していける。

しかし、潮が東からの突っ込みだったり、西からの払い出しだったりすると、僅かな時間しか瀬の上にいられない。

潮の流れによって、ベイトの位置も変化してくる事を考えて置かないといけない。

2枚潮の場合は、もっと釣り辛い状況も発生する。

これまでの釣りをしてきた中で、最も釣果があったのは、沖に払い出す上り潮。

ポイントによっては、突っ込みの下り潮が良かったり、横流れの下り潮が良かったり、または横流れの上り潮が良かったりしたことも多々ある。

魚探に映る、瀬や魚礁の形で、その時点の潮をいかに釣るか。

潮の速さも、多いに影響してくる。

磯釣りよりも船釣りの方が、潮を読む確かな目が必要かも知れない。

今の私の、大きな課題でもある。

潮について書き出したら、色々と書きたいことはある。

折に触れ、少しずつ書いていきたい。

今日の海の状況は、台風の影響がかなり来ているみたいだ。







いつもの様に、梅ヶ浜は大きな波が打ち寄せていて、沖の方では大きなウネリに白波が立っている。

必ず見に行く猪崎鼻の岩場にも、大きなウネリが押し寄せている。



船仲間や先輩方も、今は静かにされている様だ。

赤灯台には、イカ釣りやサゴシ釣りの釣り人が、沢山来ている。



空は、雲一つ無い秋の青空。

空だけ見ていると、本当に気持ちいい季節なのだが…。