釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月27日 時化後は苦戦

2015年10月27日 | 日記
海が時化ている間、ずっとベイトの動きが気になっていた。

「纏まっているだろうか」「散らばっていないだろうか」等々、気になっていた。

船で裸バエまで行ってみると、ウネリと波は有るが、西風に押されて何とか沖合に出られそうだ。



10ノット前後で、正面からウネリと波を受けない様に、船を進める。

ゆっくりとだが、水深50メートル海域まで来た。

思ったほど沖合では、波は高く感じない。

すぐに魚探で、ベイトを確認する。

主なポイントを見て回る。

やはり、ベイトの影は纏まっていない。

瀬の付近になると、多少のベイトの影は映るが、「おおーっ」と声が出る様なベイトではない。

兎に角、ベイトの影があるところから、鯛ラバを引いてみる。

反応が出ない。

2流し、3流し目になって漸くアタリが来た。

竿先を叩く感じから、真鯛だと思い慎重に巻き上げる。

時折、ラインが引き出される。

しかし、途中で針外れ。

それでも、連続して当たるが、全て途中で針外れ。

場所を変えよう。

大島の北側に移動し、今度は瀬周りをジギングで攻めてみる。

2流し目から、ジグに何かが絡んでくる感じが、伝わってくる。

ワンピッチでしゃくっていると、グッと竿に重みが伝わってきた。

上がってきたのは、小型のネリゴ。



何かが当たってくる感覚があるのは、このネリゴだろうか。

そう思って、ジグを落としていくと、ホールの途中でアタリ。

でも、直ぐに軽くなった。

サゴシにリーダーを切られたみたいだ。

この頃になると、海は非常に穏やかになった。





魚のアタリも穏やかになり、静かになってきた。

再度、場所を移動し、魚探を確認するが、昼近くになるとベイトの影も、益々薄くなってくる。

おまけに、南風が段々と強くなってきた。

「南風か…厄介だな」

思い切って港内に場所を移動し、イカを狙ってみた。





猪崎鼻前の波止の周囲を流してみたが、アタリが無い。

諦めて帰港すると、船の仲間達が来てくれた。

「潮はどうやった」

「上りは上りやけど、余り良い動きではない」

「昨日もそうだったみたいよ」

ここ数日、余り良い潮は動いていないみたいだ。

4時過ぎまで、色々な話に花が咲いた。

でも、時化後の苦戦はあっても、明日からは良い釣果が有るかも知れない。