海が時化ている間、ずっとベイトの動きが気になっていた。
「纏まっているだろうか」「散らばっていないだろうか」等々、気になっていた。
船で裸バエまで行ってみると、ウネリと波は有るが、西風に押されて何とか沖合に出られそうだ。

10ノット前後で、正面からウネリと波を受けない様に、船を進める。
ゆっくりとだが、水深50メートル海域まで来た。
思ったほど沖合では、波は高く感じない。
すぐに魚探で、ベイトを確認する。
主なポイントを見て回る。
やはり、ベイトの影は纏まっていない。
瀬の付近になると、多少のベイトの影は映るが、「おおーっ」と声が出る様なベイトではない。
兎に角、ベイトの影があるところから、鯛ラバを引いてみる。
反応が出ない。
2流し、3流し目になって漸くアタリが来た。
竿先を叩く感じから、真鯛だと思い慎重に巻き上げる。
時折、ラインが引き出される。
しかし、途中で針外れ。
それでも、連続して当たるが、全て途中で針外れ。
場所を変えよう。
大島の北側に移動し、今度は瀬周りをジギングで攻めてみる。
2流し目から、ジグに何かが絡んでくる感じが、伝わってくる。
ワンピッチでしゃくっていると、グッと竿に重みが伝わってきた。
上がってきたのは、小型のネリゴ。

何かが当たってくる感覚があるのは、このネリゴだろうか。
そう思って、ジグを落としていくと、ホールの途中でアタリ。
でも、直ぐに軽くなった。
サゴシにリーダーを切られたみたいだ。
この頃になると、海は非常に穏やかになった。


魚のアタリも穏やかになり、静かになってきた。
再度、場所を移動し、魚探を確認するが、昼近くになるとベイトの影も、益々薄くなってくる。
おまけに、南風が段々と強くなってきた。
「南風か…厄介だな」
思い切って港内に場所を移動し、イカを狙ってみた。


猪崎鼻前の波止の周囲を流してみたが、アタリが無い。
諦めて帰港すると、船の仲間達が来てくれた。
「潮はどうやった」
「上りは上りやけど、余り良い動きではない」
「昨日もそうだったみたいよ」
ここ数日、余り良い潮は動いていないみたいだ。
4時過ぎまで、色々な話に花が咲いた。
でも、時化後の苦戦はあっても、明日からは良い釣果が有るかも知れない。
「纏まっているだろうか」「散らばっていないだろうか」等々、気になっていた。
船で裸バエまで行ってみると、ウネリと波は有るが、西風に押されて何とか沖合に出られそうだ。

10ノット前後で、正面からウネリと波を受けない様に、船を進める。
ゆっくりとだが、水深50メートル海域まで来た。
思ったほど沖合では、波は高く感じない。
すぐに魚探で、ベイトを確認する。
主なポイントを見て回る。
やはり、ベイトの影は纏まっていない。
瀬の付近になると、多少のベイトの影は映るが、「おおーっ」と声が出る様なベイトではない。
兎に角、ベイトの影があるところから、鯛ラバを引いてみる。
反応が出ない。
2流し、3流し目になって漸くアタリが来た。
竿先を叩く感じから、真鯛だと思い慎重に巻き上げる。
時折、ラインが引き出される。
しかし、途中で針外れ。
それでも、連続して当たるが、全て途中で針外れ。
場所を変えよう。
大島の北側に移動し、今度は瀬周りをジギングで攻めてみる。
2流し目から、ジグに何かが絡んでくる感じが、伝わってくる。
ワンピッチでしゃくっていると、グッと竿に重みが伝わってきた。
上がってきたのは、小型のネリゴ。

何かが当たってくる感覚があるのは、このネリゴだろうか。
そう思って、ジグを落としていくと、ホールの途中でアタリ。
でも、直ぐに軽くなった。
サゴシにリーダーを切られたみたいだ。
この頃になると、海は非常に穏やかになった。


魚のアタリも穏やかになり、静かになってきた。
再度、場所を移動し、魚探を確認するが、昼近くになるとベイトの影も、益々薄くなってくる。
おまけに、南風が段々と強くなってきた。
「南風か…厄介だな」
思い切って港内に場所を移動し、イカを狙ってみた。


猪崎鼻前の波止の周囲を流してみたが、アタリが無い。
諦めて帰港すると、船の仲間達が来てくれた。
「潮はどうやった」
「上りは上りやけど、余り良い動きではない」
「昨日もそうだったみたいよ」
ここ数日、余り良い潮は動いていないみたいだ。
4時過ぎまで、色々な話に花が咲いた。
でも、時化後の苦戦はあっても、明日からは良い釣果が有るかも知れない。