釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月24日 ウネリの中

2015年10月24日 | 日記


平瀬と水島の間は、結構なウネリが残っている。

水島の東側に行こう思ったが、ウネリと波が高く行けそうもない。

魚探を見ると、平瀬周辺の海底付近には、ベイトの影が沢山映し出されている。

「取り敢えず、ここから流してみましょうか」

船は、北の風の影響もあるのだろうが、沈み瀬に沿って流されていく。

潮も、ゆっくりとした下り潮で、2枚潮ではない。

「これは、良い感じかも知れない」と思っている時、塩田さんにアタリ。

「結構な引きですね」



上がってきたのは、良型のヒラメ。

「これで美味しい刺身が食べられる」

と嬉しそうな笑顔。

直ぐに、右田さんにもアタリが来る。



しかし、途中の締め込みで針が外れたみたいだ。

その直後、塩田さんの竿が強烈に曲がった。

「おお、来た。来たよ!」

大物の引きを耐えていると、竿が真っ直ぐになった。

「あっ、切られた…」

沈み瀬の傍を流しているだけに、瀬に当たったのかも知れない。

2号のラインが切られている。

この後、暫くアタリが遠のくが、船を元に戻し少し流すコースを変えると、塩田さんにアタリ。



上がってきたのは、サゴシ。

ここから、塩田さんに、右田さんにとサゴシのアタリが連発する。

サゴシの鋭い歯でラインや、リーダーを切られてジグが無くなる事も多くなってきた。

再度、船を流すコースを変える。

またしても、塩田さんにアタリ。



鯛の様な引きを見せて、上がってきたのは良型のニベ。

「どんな料理が良いのかな」

「私は、3枚に下ろして一晩塩に漬けて、お日様に半日当てて干物にします。良い味が出ますよ」

妻の受け売りなのだが、チョットした料理教室かな。

今度は、右田さんにアタリ。

「どんな引きですか」

「あまり、抵抗しませんね」

上がってきたのは、オオモンハタ。



この頃は、水島の西側を流していたのだが、時折大きなウネリで水島1瀬から3瀬まで大波を被っている。



満潮に向かって潮が高くなるほどに、水島に上がってくる波も大きくなる。

船を水島北側から流していくと、又してもサゴシが連発してくる。

大きなサワラなら、まだ良いのだが…。

船の周りでも、サゴシが小魚を追い掛けてナブラを立てている。

大きなハンマーシャークも姿を見せた。

「今日は、これで引き上げましょうか」

昼過ぎに、アタリが遠のいたのを機に、帰港した。